教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
ミュージアム展示論Museum Exhibition Studies
渡邉 尚樹
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6770 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期 |
曜日・時限Day/Period | 木4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
"Museum Exhibition Theory" Students learn through the exhibition theory what kind of method is effective to convey the results of art and learning.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「ミュージアム展示論」先人の様々な営みの中で生まれた芸術や学問の成果を観覧者に伝えるのは、どのような方法が効果的であるか展示論を通して学ぶ。
到達目標Goal
1.「博物館展示とは何か」を理解し、一般的な展示との違いが分かるようになる。
2.博物館展示の様々な表現が出来るようになる。
3.展示室を構成する展示ケースや展示台などの装置の特性を理解し展示空間をつくれるようになる。
4.展示の芸術性や科学性が分かり、その展示方法が出来るようになる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。
・人に伝える技術として広まった展示の歴史を知り、博物館という教育施設の中で、様々な表現メディアを駆使して、対象に応じて分かりやすく伝える展示方法について学ぶ。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:展示とは何か
日本ディスプレイ略史について解説し、今日の博物館展示のあり方を学ぶ
2:展示とは何か
博物館展示の様々な諸類型を理解し、博物館展示はどのようにすべきかについて学ぶ
3:博物館における学び
生涯学習、学校との連携、展示と創造力、地域づくり、社会性についての展示を学ぶ
4:博物館における学び
展示と回想法、展示とコミュニケーション、展示教材、参加型展示について学ぶ
5:展示空間の構成
展示設計と建築設計、博物館をつくる流れ、展示シナリオ、展示空間のつくり方を学ぶ
6:展示空間の構成
展示ケース・展示台・展示具のありかた、動線計画と視線計画について学ぶ
7:展示の芸術性
展示の芸術性について表現方法を学ぶ
8:展示の芸術性
物語性・共感感動について展示の表現を学ぶ
9:展示の科学性
資料の保存と展示方法、展示照明と保存科学、公開承認施設について学ぶ
10:展示の科学性
エアタイトケース、収蔵庫、美術工芸品の保存と展示方法について学ぶ
11:展示の解説と造型
展示解説パネルの方法、映像解説について学ぶ
12:展示の解説と造型
模型・パノラマ・ジオラマ・人物模型について学ぶ
13:展示照明
照明計画の要点と課題、正しく見せる、照明演出のアート性、照明テクニックについて学ぶ
14:展示評価、博物館展示のまとめ
企画段階評価、形成的評価、総括的評価を学ぶ、最後に博物館展示のまとめを行い、講義で学んだ重要な点を再確認する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業時間に則り、配布の教科書の各項目を事前に読み、授業の説明を受けてより深い理解が出来るようにする。
テキスト(教科書)Textbooks
里見親幸 「博物館展示の理論と実践」同成社
参考書References
特に無し。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業参加度30%、レポート30%、試験40%で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
対面講義は再開するが、密にならないワークショップを考慮したい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特に無し。