教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
博物館実習ⅠMuseology (Practice) I
金山 喜昭
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6764 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間 |
曜日・時限Day/Period | 木3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
This course aims to undertake a practicum for practical operations atthe museum.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
博物館の実務に関わる業務を実習する。
到達目標Goal
博物館にかかわる実務を中心に学習しながら、学芸員としての心構えや技能を培うことを目的とする。学芸員の職務は多岐にわたるものであり、博物館の役割や機能に応じた活動が求められる。実務実習として、実際に資料を取り扱い、資料の観察・記録・整理・展示のほか、博物館運営に関わる実践的能力を身につける。将来、博物館などの文化施設のみならず、文化・教育関連、地域やNPO等の分野でも活用できるスキルを養う。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
前期には大学のコレクションを用いた実務実習と教材製作を行う。後期には各種の資料の取り扱いや資料の製作を学ぶ。この授業では、博物館活動の基礎となる実習を行う。
授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:事前指導
ガイダンスとして実習全体の事前指導に加え、「博物館学芸員という仕事・実務」に関して概説する。
第2回:博物館資料の取り扱い
(実務実習のための指導)
博物館資料を取り扱う上での基礎知識、特に実資料(民芸玩具:凧)に関する基礎知識と具体的な取扱手技・調査方法を解説する。
第3回:博物館資料の取り扱いⅠ
資料(凧)の整理・実測(1)
第4回:博物館資料の取り扱いⅡ
資料(凧)の整理・実測(2)
第5回 :博物館資料の取り扱いⅢ
資料(凧)の整理・実測(3)
第6回:博物館資料の取り扱いⅣ
資料(凧)の整理・実測(4)
第7回:博物館資料の取り扱いⅤ
取り扱い資料(凧)の整理・調査・観察・記録に至る成果を発表し、実務実習・調査研究の成果・考察について発表
第8回:博物館資料の取り扱いⅥ
博物館資料を取り扱う上での基礎知識、特に実資料(石器)に関する基礎知識と具体的な取扱手技・調査方法を解説する。
第9回 :博物館資料の取り扱いⅦ
石器の調査・観察・記録(1)
第10回:博物館資料の取り扱いⅧ
石器の調査・観察・記録(2)
第11回:博物館資料の取り扱いⅨ
石器の調査・観察・記録(3)
第12回:博物館資料の取り扱いⅩ
石器の調査・観察・記録(4)
第13回:博物館資料の取り扱いⅩⅠ
石器の調査・観察・記録(5)
第14回:博物館見学会
現地調査。東京及び近郊博物館での学芸員からの業務解説で実態理解。
第15回:収集資料の説明とガイダンス
夏季休暇中に収集した資料を説明する。
第16回:コレクション調査 Ⅰ (調査報告)
夏休み期間中に各自が現地調査で収集したコレクション資料(民芸玩具・凧等)に関して、その成果を報告する。
第17回:コレクション調査 Ⅱ (調査報告)
夏休み期間中に各自が現地調査で収集したコレクション資料(民芸玩具・凧等)に関して、その成果を報告する。
第18回:コレクション調査 Ⅲ
(資料化実習)
夏休み期間中に各自が収集したコレクションの資料カード作成。
第19回:コレクション調査 Ⅳ
(資料化実習)
夏休み期間中に各自が収集したコレクションの資料カード作成。
第20回:博物館資料の整理Ⅰ
拓本(実習)
第21回:博物館資料の整理Ⅱ
写真撮影(解説:撮影機材・撮影手技)(実習:資料撮影)
第22回:博物館資料の整理Ⅲ
写真撮影(実習:資料撮影・資料カード貼付・デジタル保存等の実際)
第23回:博物館資料の整理Ⅳ
博物館関連講座の取材・記録・資料化
第24回:博物館資料の梱包
資料の梱包・運搬
第25回:博物館資料の展示実技
美術資料(掛軸・画帖)の取り扱いと展示体験
第26回:教材製作実習・篆刻 Ⅰ
篆刻・文字・落款の解説、製作
第27回:教材製作実習・篆刻 Ⅱ
篆刻の製作
第28回:事後指導
課題提出、実習全体の総括・講評・指導
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
夏休み中に資料収集をすることや、篆刻はホームワークとする。
テキスト(教科書)Textbooks
随時プリントなどを配布する。
参考書References
随時プリントなどを配布する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
出席と課題の提出によって評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業で不明な点は積極的に質問してください。
その他の重要事項Others
本授業は25名を上限とする。なお、初回の授業にて希望者を選考する。また見学会や授業の詳細は、授業内の指示および資格課程実習準備室の掲示などを留意すること。