教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
博物館実習ⅠMuseology (Practice) I
田中 裕二
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6763 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間 |
曜日・時限Day/Period | 土2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course aims to undertake a practicum for practical operations at a museum.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
博物館学芸員として必要な実務に係る諸技能を実習で学ぶ。
到達目標Goal
博物館に係る実務に則しながら、学芸員としての心得や技能を培うことを目的とする。学芸員の職務は多岐にわたるが、その中でも資料の取り扱い方や、資料の記録・整理・展示を中心に、博物館運営に関わる実践的な能力を養う。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
昨年度はオンラインと対面のハイブリッド授業であたっが、今年度は対面を予定している。お知らせや課題、リアクションペーパーは、原則学習支援システムを通じて行う。常にHoppiiを確認しておくこと。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:事前指導
実習全体の事前指導を行うガイダンス。博物館学芸員の仕事・実務について概観する。
第2回:博物館資料の取り扱い
(実務実習のための指導)
博物館資料を取り扱う上での基礎知識、特に実資料(民芸玩具:凧)に関する基礎知識と具体的な取扱手技・調査方法を解説する。
第3回:博物館資料の取り扱いⅠ
資料(凧)の整理・実測(1)
第4回:博物館資料の取り扱いⅡ
資料(凧)の整理・実測(2)
第5回:博物館資料の取り扱いⅢ
資料(民具)の整理・実測(1)
第6回:博物館資料の取り扱いⅣ
資料(民具)の整理・実測(2)
第7回:博物館資料の取り扱いⅤ
取り扱い資料の整理・調査・観察・記録に至る成果を発表し、実務実習・調査研究の成果・考察について発表
第8回:博物館資料の取り扱い
Ⅵ
博物館資料を取り扱う上での基礎知識、特に資料に関する基礎知識と具体的な取扱手技・調査方法を解説する。
第9回:博物館資料の取り扱い
Ⅶ
文書類の調査・観察・記録(1)
第10回:博物館資料の取り扱い
Ⅷ
文書類の調査・観察・記録(2)
第11回:博物館資料の取り扱い
Ⅸ
文書類の調査・観察・記録(3)
第12回:博物館資料の取り扱い
Ⅹ
文書類の調査・観察・記録(4)
第13回:博物館資料の取り扱いⅩⅠ
文書類の調査・観察・記録(5)
第14回:博物館見学会
実地調査。東京及び関東近郊の博物館で学芸員から解説を受け、実態を理解する。
第15回:収集資料の説明とガイダンス
夏季休暇中に収集した資料を説明する
第16回:コレクション調査 Ⅰ (調査報告)
夏季期間中に各自が現地調査で収集したコレクション資料(民芸玩具・凧等)に関して、その成果を報告する。
第17回:コレクション調査 Ⅱ (調査報告)
夏季期間中に各自が現地調査で収集したコレクション資料(民芸玩具・凧等)に関して、その成果を報告する。
第18回:コレクション調査 Ⅲ (調査報告)
夏季期間中に各自が収集したコレクションの資料カード作成。
第19回:コレクション調査 Ⅳ (調査報告)
夏季期間中に各自が収集したコレクションの資料カード作成。
第20回:博物館資料の整理Ⅰ
収集した資料のクリーニング。
第21回:博物館資料の整理Ⅱ
写真撮影(解説:撮影機材・撮影手技)(実習:資料撮影)
第22回:博物館資料の整理Ⅲ
写真撮影(実習:資料撮影・資料カード貼付・デジタル保存等の実際)
第23回:博物館資料の梱包
資料の梱包資材・梱包作業
第24回:博物館資料の展示実技Ⅰ
美術資料(掛軸・巻子・画帳)の取り扱いと展示作業
第25回:博物館資料の展示実技Ⅱ
美術資料(掛軸・巻子・画帖)の取り扱いと展示作業
第26回:パネルの作成 Ⅰ
解説文を書き、パネルを作成する。
第27回:パネルの作成 Ⅱ
作成したパネルを展示する。
第28回:事後指導
実習全体の総括・講評・指導
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
夏休み期間中に資料の収集調査をしてもらいます。実地調査に必要な旅費交通費や入館料など各自の負担となります。収集調査した結果は授業内で発表してもらう予定です。詳細については授業内で周知します。
テキスト(教科書)Textbooks
随時プリントなどを配布する。
参考書References
随時プリントなどを配布する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(50%)と課題の提出(50%)によって評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
不明な点は積極的に質問してください。
その他の重要事項Others
本授業は25名を上限とする。なお、初回の授業で希望者を選考する。また見学会や授業の詳細は授業内で指示するが、資格課程実習準備室の掲示、学習支援システムなどを随時確認すること。