教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
博物館情報・メディア論Museum Information and Media Studies
柏女 弘道
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6761 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期 |
曜日・時限Day/Period | 火1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Think about how to make use of information in museums
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
博物館における情報の活かし方を考える
到達目標Goal
博物館における情報の意義と活用方法や情報発信の課題について理解し、博物館情報の提供と活用に関する基礎的能力を身に付ける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業は博物館における情報の整備・提供・活用に関して、多様なテーマから説明します。大規模館の例にとらわれず、市町村規模の博物館におけるメディア活用の現状と課題についても取り上げます。授業は講義形式で行います。
リアクションペーパー等に記載された質問や感想については、次回以降の講義の中で回答をおこなうとともに、その後の講義に活かしていきます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
博物館におけるメディアと情報
授業ガイダンスとともに、博物館におけるメディアや情報とは何かについて概説し、その意義と重要性を学ぶ。
第2回:メディアとしての博物館
博物館のメディアとしての役割について学ぶ。
第3回:ICT社会における博物館
ICT化による博物館の情報の管理や公開の変化について学ぶ。
第4回:資料のデータベースの整備と公開
資料管理に用いられる資料データベースの概要と、一般公開されているデータベースについて学ぶ。
第5回:博物館の発信する情報の伝わり方
広告と広報、マスメディアとの関わりなどについて学ぶ。
第6回:インターネットを使った情報発信
インターネットを活用した情報発信について、ホームページなどの例を見ながら学ぶ。
第7回:博物館における映像理論・情報機器の活用
博物館における映像の必要性を説明するとともに、映像の活用事例に触れながら、その特徴や課題などを取り上げる。
第8回:スマートフォンの活用
博物館で行われているスマートフォンの活用について学ぶ。
第9回:博物館活動と著作権①
著作権法の概要と博物館活動との関りについて学ぶ。
第10回:博物館活動と著作権②
実際の博物館活動の中で遭遇する著作権に関する事柄を学ぶ。
第11回:近年の博物館情報やメディアを取り巻く動き①
デジタル技術を用いた資料の復元やクラウドファンディングなど、近年の博物館における情報やメディアにかかわる事例を学ぶ。
第12回:近年の博物館情報やメディアを取り巻く動き②
実体を持たないデジタル博物館など、近年の博物館における情報やメディアにかかわる事例を学ぶ。
第13回:ユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザインの考え方を通して、あらゆる人たちが利用しやすい博物館における情報発信について学ぶ。
第14回:まとめ
これまでの授業内容を通して、情報やメディアを扱う学芸員のあり方について学ぶ。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
博物館や美術館を実際に訪れて、博物館における情報の活用状況をイメージできるように心掛ける。また、博物館のホームページや博物館に関する情報サイトなども確認する。授業で取り上げた事例について、文献やインターネット、さらには現地調査で確認するなど、個々に内容を理解するための学習活動を行う。
テキスト(教科書)Textbooks
なし
参考書References
日本教育メディア学会編『博物館情報・メディア論』(ぎょうせい、2013年)
K.マックリーン著、井島真知・芦谷美奈子訳『博物館をみせる-人々のための展示プランニング-』(玉川大学出版部、2003年)
日本展示学会編『展示論―博物館の展示をつくる―』(雄山閣、2010年)
大堀哲、水島英治編『博物館学III― 博物館情報・メディア論・博物館経営論』(学文社、2012年)
金山喜昭著『公立博物館をNPOに任せたら―市民・自治体・地域の連携―』(同成社、2012年)
全国大学博物館学講座協議会西日本部会編『新時代の博物館学』(芙蓉書房出版、2012年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点56%、レポート44%。レポートの課題や文字数については授業内で通知する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
なし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業支援システム
その他の重要事項Others
博物館について日ごろから興味関心をもち、各自授業外の学習活動を積極的に行ってください。また、パソコンや情報端末等機器等、情報を発信・受信するためのツールの操作方法については授業では詳しく解説しませんが、各自出来る範囲で扱い方を覚えるようにしてください。