教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
博物館経営論Museum Management Studies
金山 喜昭
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6735 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期 |
曜日・時限Day/Period | 土・3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course aims to learn the present conditions of museum management and consider its problems and improvement plans.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
博物館の経営の現状とその課題や改善に学ぶ。
到達目標Goal
博物館の適切な管理・運営について理解するとともに、博物館経営(ミュージアム・マネジメント)に関する基礎的能力と応用力を養うことを目的とする。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
博物館や美術館の運営形態や運営に関する基礎的知識に加えて、組織管理・経営戦略・経営評価について学ぶ。実際の博物館の経営調査・報告発表等のグループワークを通じて、博物館経営に関する理解を深める。
最終授業では、13 回までの講義内容のまとめや復習だけでなく、授業内で行った試験や小レポート等、課題に対する講評や解説も行う。
大学行動方針レベルが2となった場合、この授業は原則としてオンラインで行う。詳細は学習支援システムで伝達する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:博物館経営とは何か?
授業ガイダンスに加え、博物館・美術館を「ミュージアム経営」の視点から考える必要性を概説する。「ミュージアム・マネジメント」の概念の理解。
第2回:博物館の経営基盤
博物館の経営基盤について概説する。特に,組織体や職種のほか,関連する行財政制度や人材育成面について,その特徴を解説する。
第3回:博物館経営の現状Ⅰ(公立博物館)
公立博物館について,財務管理,施設・設備・職員体制などの運営面をはじめ,施設・設備や近年の経営動向について解説する。
第4回:博物館経営の現状Ⅱ(民間博物館)
民間博物館について,財務管理,施設・設備・職員体制などの運営面をはじめ,施設・設備や近年の経営動向について解説する。
第5回:博物館の使命・社会的役割Ⅰ
博物館の社会的使命,行動規範・倫理ならびにリスク・マネジメント(危機管理)やコンプライアンスについて解説する。
第6回:博物館調査に入るためのガイダンス
博物館の経営調査をグループ・ワークで進めるための準備作業。調査から発表に至るまでの方法・プロセスや留意点を説明する。
第7回:博物館の使命・社会的役割Ⅱ
博物館の社会的使命,行動規範・倫理ならびにリスク・マネジメント(危機管理)やコンプライアンスについて解説する。
第8回:独立行政法人博物館、地方独立行政法人博物館の経営と課題
東京国立博物館・国立科学博物館、地方独立行政法人の経営状態と課題や展望について解説する。
第9回:博物館行政と博物館経営
博物館経営に関する制度を解説する。
第10回:インバウンド観光と博物館経営
博物館経営における観光の考え方や展望について解説する。
第11回:博物館における連携・ネットワーク
博物館における連携・ネットワークについて説明する。特に「博物館とまちづくり」「地域と市民生活」「キャリア開発」の視点からボランティア活動など市民参画の事例を扱う。
第12回:博物館経営調査Ⅰ(調査・分析)
実際にグループワークで博物館の経営状況について調査・分析し,その成果をまとめる。
第13回:博物館経営調査の実際(報告/討議)
グループワークで調査・分析した成果を発表・報告し,各事例について相互に討議・解説する
第14回:本授業の総括
本授業の内容を総括する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各回の授業で取り上げた事例について、自主的に文献や現地調査をするなどして裏づけ作業をする。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
金山喜昭 編『転換期の博物館経営』(同成社、2020)
参考書References
金山喜昭『博物館と地方再生』(同成社、2017)
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(40%)、レポート課題(60%)で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業で不明な点は積極的に質問してください。