教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
博物館概論Introduction to Museum Studies
金山 喜昭
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6734 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期 |
曜日・時限Day/Period | 土・5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
This course aims to understand “What is a museum? as a cultural facility and learn its social role and significance.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
教育や学術、文化施設としての博物館について理解し、その社会的な役割や意義を学ぶ。
到達目標Goal
博物館に関する基礎的な知識を修得することをめざす。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
博物館学やその歴史を概観した上で、博物館の定義(種類、目的、機能など)を示す。さらに日本と海外の博物館の歴史や現状を説明するとともに、学芸員論や博物館法、関連法令などを取り上げる。
最終授業で、13 回までの講義内容のまとめや復習だけでなく、授業内で行った試験や小レポート等、課題に対する講評や解説も行う。
大学行動方針レベルが2となった場合、この授業は原則としてオンラインで行う。詳細は学習支援システムで伝達する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:はじめに
博物館とは何か?博物館の定義などについて概説する。
第2回:ミュージアムの誕生
西洋の博物館の歴史について解説する。。
第3回:日本の博物館史
日本の博物館の歴史について解説する。
第4回:博物館学史
博物館学の学史を概観する。
第5回:博物館の制度(博物館法と関連法令)
博物館法ならびに関連する法律・制度について解説する。
第6回:博物館の分類
博物館の種類・設置者・対象にする領域など、多角的に博物館を分類して定義する。
第7回:日本の博物館の現状
博物館に関する統計データから博物館の現状と課題を解説する。
第8回:博物館の資料論
博物館が取り扱う資料について解説する。
第9回:博物館機能論
資料の収集、整理保管、調査研究、教育普及など、博物館の特徴的な機能について説明する。
第10回:博物館と地域社会Ⅰ
地域と市民生活にとって博物館が果たす役割や可能性を解説する。
第11回:博物館と地域社会Ⅱ
各種の地域博物館の事例を取り上げ、その理念と現状について解説する。
博物館学芸員による特別講義
第12回:博物館と災害
現代の災害のリスク管理について解説する
第13回:学芸員の役割
博物館で働く専門職としての学芸員の仕事について解説する。
第14回:総括
授業内容を総括する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各回の授業で取り上げた事例について、自主的に文献や現地調査をするなどして裏づけ作業をする。
東京国立博物館、国立科学博物館、国立美術館(国立西洋美術館、国立近代美術館等)はキャンパスメンバーであるために常設展を無料で見学できるので活用すること。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
金山 喜昭『博物館学入門』(慶友社、2003)
参考書References
金山 喜昭『日本の博物館史』(慶友社、2001)
金山 喜昭『公立博物館をNPOに任せたら-市民・自治体・地域の連』(同成社、2012)
金山 喜昭『博物館と地方再生-市民・自治体・企業・地域との連携-』(同成社、2017)
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(宿題提出)(40 %)
課題レポート(60%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業で不明な点は積極的に質問してください。