教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
現代生活・文化と社会教育ⅠSocial Education for Life and Cultural Development I
鈴木 悌遍
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6732 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期 |
曜日・時限Day/Period | 水・3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
In this lecture, students will learn about the relationship between local communities, companies and “learning in the workplace”.
The case study is Raraya, which produces Japanese traditional school bag (called “Randoseru”) company in Aizuwakamatsu.
Afterwards, other local companies case studies will be introduced.
In the second half of the semester, students will conduct case studies and make presentations.
Fieldwork will be conducted for those who are interested.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
地域と企業と「職場における学び」の関係性について学ぶ。
授業ではまず、地域と地域の資源、企業の活動との関係について解説する。その上で企業の持続的活動のために、「職場における学び」が果たす役割について学ぶ。
つぎに会津若松市とランドセル業界の変遷を解説する。2つの変遷を踏まえた上で、具体的な事例としてランドセル会社羅羅屋による「職場における学び」について学ぶ。
その後ランドセル業界以外の地域企業の事例を示す。
学期後半では学生各位が興味を持った地域企業について調べ、発表、学生同士で議論を行い、理解を深める。
希望者にはランドセル工場見学の実習を行う。
到達目標Goal
・社会教育士・社会教育主事、また広く地域における学習コーディネーターを志す学生が、地域企業と社会教育との関わりについて理解を深める機会を提供する。
・そのために、ほとんどの学生が使った経験を持つランドセル業界に焦点を当てて、設計・製造・販売・経営と雇用創出をふくめた地域貢献に実際について理解を深める。
・また特に、そこで働いている人々の人生や職業、自己研鑽、人材育成について、詳述し、希望者について別の日程で現場見学の機会を設け、生涯学習・社会教育との関係を考える。
・学期後半ではそれぞれの学生が興味のある「地域企業と社会教育」の事例を調べ、発表をし、議論を行い、社会教育士・社会教育主事として実践的に活躍できる能力を身につけることを目指す。
・実際に地域企業の経営に携わる者としての経験を活かした授業を行うことを心掛ける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義と演習(事例研究と発表、議論)を中心に授業を進める。実習は別途、希望者のみ参加でおこなう。
毎週提出してもらうリアクションペーパーに対してはできる限り次回の授業までにフィードバックし、また授業内でも取り上げる。
学期末の発表に対しては個々へのフィードバックし、授業内でも講評する。
大学行動方針レベルが2となった場合、この授業は原則としてオンラインで行う。詳細は学習支援システムで伝達する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:地域企業と社会教育
地域と企業の持続的関係性のためには「職場における学び」が重要であることを学期の講義内容の説明とともに学ぶ。
第2回:地域の資源と企業と社会教育1
企業と企業活動に必要な資源(資本、労働力、原材料等資源、資金・信用、指導・規制・社会資本、理解・支持)と地域の関係について学ぶ。
第3回:地域の資源と企業と社会教育2
地域と企業が行う実践について、具体的事例を学ぶ。
第4回:地域の資源と企業と社会教育3
社会教育の視点から、地域と企業が行う実践について、具体的事例を学ぶ。
第5回:地域と企業と社会教育1
ランドセル会社羅羅屋を素材に、地域の産業の移り変わりと地域の社会教育の変化について学び、議論する。
第6回:地域と企業と社会教育2
地域企業の事例研究1(地域企業の事例について学び、議論する)
第7回:地域と企業と社会教育3
地域企業の事例研究2(地域企業の事例について学び、議論する)
第8回:地域と企業と社会教育4
地域企業の事例研究3(地域企業の事例について学び、議論する)
第9回:地域と企業と社会教育5
地域企業の事例研究4(地域企業の事例について学び、議論する)
第10回:地域と企業と社会教育5
地域企業の事例研究5(地域企業の事例について学び、議論する)
第11回:地域企業と社会教育1
学生の調べた地域企業の事例について発表してもらい、議論する(その1)
第12回:地域企業と社会教育2
学生の調べた地域企業の事例について発表してもらい、議論する(その2)
第13回:地域企業と社会教育3
学生の調べた地域企業の事例について発表してもらい、議論する(その3)
第14回:まとめ
それまでの授業内容を踏まえて、「地域企業と社会教育」の関係、社会教育士・社会教育主事・地域学習コーディネーターの役割を考える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。
準備とは、学期末の発表に向けた時間。復習とは授業内容についての個々の振り返りとリアクションペーパーを書き、提出することである。
テキスト(教科書)Textbooks
なし
参考書References
なし
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内の発表やコメントペーパー等(80%)、発表用レポート(20%)によって評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
座学のあとにグループワークをおこない、講師の一方的な授業進行は行わない。
その他の重要事項Others
外資系コンサルティング会社勤務を経て、WEBコンサルティング会社、WEB開発会社、EC会社、ランドセル会社を経営。
実務者の目線、生活者の目線から、企業と地域と社会教育について講義を進める。
講義を通して、受講者の調査、発表、議論能力の向上に努る。
授業で使用したスライドに関しては授業後共有する。メール等にて質問、相談等を常時受け付ける。
提出してもらったリアクションペーパーには可能な限り返信する。