教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
生涯学習支援論ⅡEmpowerment Methods of Lifelong EducatorsⅡ
朝岡 幸彦
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6731 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期 |
曜日・時限Day/Period | 月・5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
To make concrete and profound understanding of learning support, we will place “wetland” as a field to learn the method and problems of learning support. The course’s aim is to understand the expertness and extension of learning support.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
社会教育・生涯学習における学習支援とは何かを具体的に理解するために、「厄災の教育学ーコロナと自治体を中心に」というテーマを設定し、そこにおける「厄災」への向き合い方から学習支援の方法や課題を学ぶ。学習支援が持つ広がりと専門性を理解することをねらいとする。
到達目標Goal
社会教育・生涯学習における学習支援の具体像を、課題の特性や地域・市民との関わりの中で理解できる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
社会教育・生涯学習における学習支援とは何かを具体的に考えるために、それぞれの課題に即して調査し、実際の学習支援のあり方について理解を深める。
毎時間の提出課題はフィードバックとして原則的に次の時間に共有し、優れたものを授業内で紹介して公表や解説を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:「厄災の教育学」と社会教育・生涯学習
社会教育・生涯学習における「厄災」を語り継ぐことの意味を考える。
2:「コロナと自治体」という課題の意味
「コロナと自治体」という課題が社会教育・生涯学習においてどのような意味をもつのかを考える。
3:コロナ禍の下での教育・学習権について
教育・学習権という概念について、憲法との関係から考える。
4:パンデミック下における医療資源の「配分と論理」問題
医療資源の配分問題から学習の意味を考える。
5:学校一斉休校と学校における防疫指針
学校における防疫指針を通して、学習の意味と支援について考える。
6:「学ぶ」権利を制限することは許されるのか
パンデミック下において「学び」をとめない学習支援の方法について考える。
7:コロナ禍における公民館の模索
東京都の公民館を事例に、コロナ禍における模索について考える。
8:コロナ禍における図書館の模索
saveMLAKの活動を通して、コロナ禍における図書館の学習支援について考える。
9:コロナ禍における自然学校の模索
長野県泰阜村におけるグリーン・ウッドの活動を通して、コロナ禍における自然学校の学習支援について考える。
10:アメリカにおけるコロナ禍の学校再開
アメリカにおける学校再開のあり方から学習支援について考える。
11:「厄災」に向き合う教育への学習支援①
「厄災」としての戦争体験から学習支援について考える。
12:「厄災」に向き合う教育への学習支援②
「厄災」としての震災体験から学習支援について考える。
13:「厄災」に向き合う教育への学習支援③
「厄災」としてのパンデミック体験から学習支援について考える。
14:ふりかえり
この授業で学んだことを振り返る。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
テキストの講読。
授業時ごとに簡単な課題レポート(ワークシート)を作成する。
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
朝岡幸彦・山本由美編著『「学び」をとめない自治体の教育行政』自治体研究社 2021年
参考書References
随時紹介。
成績評価の方法と基準Grading criteria
テキスト等からの課題レポート(ワークシート) 80%
平常点 20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
前年度授業のアンケートをもとに改善する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを使用するため、(できれば)携帯以外でのインターネット接続環境を各自で確保していることが望ましい。
その他
授業中に出題される課題を提出すること。