教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
読書と豊かな人間性Reading for Human Development
有吉 末充
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6724 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期 |
曜日・時限Day/Period | 水・4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
読書の効果と指導の重要性を学び、学校図書館が行うさまざまな読書への働きかけ、方法を知る。本を紹介するスキルを身につけ、同時に具体的な本についての知識を身につける。学校図書館が行うべき活動とその方法を学ぶ。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
学校図書館における読書教育についての今日的課題と教育行政の動きを知る。読書教育について、そのねらい、発達段階に応じた方法について学び、学校図書館ができることを考える。学びの基礎であり、読書の世界の入り口である本そのものを知る。
到達目標Goal
読書の効果と指導の重要性を学び、学校図書館が行うさまざまな読書への働きかけ、方法を知る。本を紹介するスキルを身につけ、同時に具体的な本についての知識を身につける。学校図書館が行うべき活動とその方法を学ぶ。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
子どもの読書の効果、発達段階をどう考えるか、読書指導のねらいと方法の既存のものを比較検討し、そのあり方を考える。同時に学校図書館における多様な読書材、さまざまな本を知る。毎時間、本紹介の発表の時間を設ける。さらに本の魅力を伝えるための工夫、心構え、方法を学ぶ。読み聞かせ、ブックトーク、ストーリーテリングなどを学ぶ。1回はゲスト講師による実演を味わう。授業内課題に対しては受講生同士の討論や講師からのコメントによって授業内容の理解を深めていく。
大学行動方針レベルが2となった場合、この授業は原則としてオンラインで行う。詳細は学習支援システムで伝達する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:読書と豊かな人間性とは
読書教育をどうとらえるか
第2回:読書とは何か
メディアの発達と物語需要の変化
推薦本のプレゼン「この本オススメ!」(2回以降毎回行う)
第3回:読書の効果
なぜ読書は必要か、読書が及ぼす効果
第4回:子どもの読書をめぐる状況(1)
文部科学省の施策、子どもの読書に関する法律など
第5回:子どもの読書をめぐる状況(2)
OECD 学習到達度調査
第6回:読書と発達段階
読書の発達段階と指導
第7回:読書教育を考える(1)
朝の読書 読書感想文コンクール
第8回:読書教育を考える(2)
日米比較 フィンランド・メソッド
第9回:本の面白さを伝えるために(1)
読み聞かせ ブックトーク
第10回:読書指導の実際
ゲスト講師による読み聞かせ、ストーリーテリング、ブックトーク
第11回:本の面白さを伝えるために(2)
展示、パスファインダー
第12回:図書館見学
図書館でのサービス方法の調査
第13回:本の面白さを伝えるために(3)
読書ののアニマシオンと表現教育
第14回:発展的指導の方法
読書指導プランの中間発表 まとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
この本オススメ!」の発表や課題のために児童やYA向けの本(絵本や児童文学を含める)に対する調査が必要になる。学校図書館、公共図書館の児童コーナーやYAコーナー、書店に行く機会を作る。準備・復習時間は、各2時間を標準をする。
テキスト(教科書)Textbooks
とくに使用しない。随時資料を配布する。
参考書References
『鍛えよう! 読むチカラ 学校図書館で育てる25 の方法』 桑田てるみ監修
「読むチカラ」プロジェクト 明治書院 2012
『読み聞かせ この素晴らしい世界』 ジム・トレリース 亀井よし子訳 高
文研1987
『読書と豊かな人間性 新版』 朝比奈代作 米谷茂則 放送大学教育振興会
2015
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への積極的な貢献度、本紹介の発表「この本オススメ!」、レポート課題など。
平常点(授業時の発言など授業への積極的な貢献度、授業時の小課題): 40 %
課題(「この本オススメ!」の発表、見学レポート): 30 %
読書指導の最終課題: 30 %
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
実践的な内容を取り上げるよう心がける
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
課題提出や連絡に授業支援システムHULiCを使用する。必ず登録を行うこと。
その他の重要事項Others
本科目は司書教諭資格取得のための科目であるが、司書教諭資格を必要としない読書や読み聞かせに関心のある学生も受講できる。