教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
図書館演習Seminar on Library Science
坂本 旬
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6720 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間 |
曜日・時限Day/Period | 水・5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
Exploration of the new image of libraries in modern society and an understanding of media information literacy.
(1) To understand the basic concept of media information literacy of UNESCO.
(2) To be able to practice based on the media and information literacy curriculum.
(3) To be able to conceptualize the image of public libraries and school libraries based on UNESCO's media and information literacy principles and movements.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
現代社会における新しい図書館像の探究とメディア情報リテラシーの理解
到達目標Goal
(1)ユネスコのメディア情報リテラシー教育の基本的な考え方を理解する。
(2)メディア情報リテラシー・カリキュラムに基づいた実践を行うことができる。
(3)ユネスコのメディア情報リテラシーの理念・運動にもとづいた公共図書館・学校図書館像を構想することができる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
ユネスコの日本語版と英語版カリキュラムをテキストとして用いてディスカッションを行う。また秋期では、一人ひとりがカリキュラムにもとづいたワークショップを企画・実施し、図書館司書としてのワークショップ実践力を身につける。新型コロナ感染症流行が続く場合、Zoomを用いたオンライン授業とする。
・授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーバーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。
・良いリアクションペーバーは授業内で紹介し、さらなる議論に活かす。
・課題等の提出・フィードバックはHULiCを通じて行う予定。
・オフィス・アワーで、課題(試験やレポート等)に対して講評する。
・最終授業で、13 回までの講義内容のまとめや復習だけでなく、授業内で行った試験や小レポート等、課題に対する講評や解説も行う。
この授業は、基本はオンラインとし、受講者数や各授業回の内容に応じて、対面で実施する場合がある。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
授業の内容と方法の解説
2:授業支援システムの使い方
司書課程専用授業支援システムHULiCの使い方を解説する
3:メディア情報リテラシーの概念
メディア情報リテラシーの概念の枠組みについて学ぶ
4:メディア情報リテラシーの恩恵と必要性
メディア情報リテラシーがもたらす恩恵と必要とされる背景について学ぶ
5:カリキュラムの枠組み
メディア情報リテラシー・カリキュラムの構成を学ぶ
6:メディアと情報の政策
メディア情報リテラシーにかかわる政策の見通しについて学ぶ
7:メディアと情報に関する基礎理解
民主主義社会におけるメディアと情報に関する基礎知識を学ぶ
8:メディアと情報の評価
メディアと情報の評価方法について学ぶ
9:メディアと情報の創造と活用
メディアと情報の創造や活用方法の基礎を学ぶ
10:司書・教師の能力
実践の核になる司書や教師の能力について学ぶ
11:メディア情報リテラシーと学習
メディア情報リテラシー教育のための学習理論を学ぶ
12:メディア情報リテラシーの教材
メディア情報リテラシーについてユネスコが推奨する教材について学ぶ
13:メディア情報リテラシーと学校図書館
ユネスコのメディア情報リテラシーと学校図書館の役割について学ぶ
14:メディア情報リテラシーと公共図書館
ユネスコのメディア情報リテラシーと公共図書館の役割について学ぶ
15:秋学期ガイダンス
春学期の振り返りと秋学期授業のガイダンス
16:シチズンシップ、表現・情報の自由と生涯学習
シチズンシップ、表現・情報の自由と生涯学習について学ぶ
17:ニュース、メディア倫理と情報倫理
ニュース、メディア倫理と情報倫理について学ぶ
18:メディアと情報のリプレゼンテーション
メディアと情報のリプレゼンテーションについて学ぶ
19:メディアと情報の言語
メディアと情報の言語について学ぶ
20:情報メディアと広告
広告について学ぶ
21:新旧のメディア
新旧のメディアについて学ぶ
22:インターネットの機会と挑戦
インターネットの機会と挑戦について学ぶ
23:コア・モジュール7情報リテラシーと図書館スキル
情報リテラシーと図書館スキルについて学ぶ
24:コミュニケーション、メディア情報リテラシーと学習
コミュニケーション、メディア情報リテラシーと学習について学ぶ
25:メディアの技術
メディアの技術について学ぶ
26:デジタル・ブックトーク制作の方法
デジタル・ブックトークの方法を学び、プランを作る
27:デジタル・ブックトークの制作
デジタル・ブックトークを制作する
28:デジタル・ブックトークの発表
制作したデジタル・ブックトークを発表する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
司書課程専用授業支援システム(HULiC)を用いた事前学習および宿題をする。
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
ユネスコ『教師のためのメディア情報リテラシーカリキュラム』(日本語版・英語版)
右のサイトからダウンロードできる。http://amilec.org/
参考書References
坂本旬『メディア情報教育学』法政出版局(2014年)
寺崎里水・坂本旬『地域と世界をつなぐSDGsの教育学』(2021年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
小テスト30%、提出課題30%、平常点40%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
オンライン授業でも十分なディスカッションを心がけたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業用コンピュータを使用する。新型コロナ感染症流行のため、オンライン授業となる場合は、オンライン授業に用いる端末が必要である。
その他の重要事項Others
実習として映像制作(デジタル・ブックトーク)を行う。
授業中に求められる学習活動について
A,B,C,D,E,F,G,H