教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
図書館サービス概論Library Services
丹 一信
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6710 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期 |
曜日・時限Day/Period | 月・4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
In this lesson, you understand the significance and way of thinking of library services and master basic knowledge. We will also learn about practical examples at the library. Library services are conducted not only in public libraries but in all libraries. Understand the challenges of the current library service and consider ways to solve problems by group discussion.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
図書館サービスの意義や理念を理解し、図書館における実践事例などについて基本的な知識を習得します。図書館サービスは公共図書館だけのものではなく、全ての館種においてなされるものです。現在の図書館サービスの抱える課題について理解し、グループディスカッションを通じて、問題解決への方策を検討します。
到達目標Goal
図書館サービスの種類や内容などについて、理解を深めます。
単に講義だけではなく、図書館サービスおける先駆的な事例をもとに、「自分が担当であったならば、どうする?」というディスカッションを通じて、深い理解への到達を目指します。
将来、図書館のサービス担当者となった時に、司書として主体的な判断ができることが目標です。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
シラバス執筆時点では、教室での対面授業を仮定しています。講義形式の進行予定です。更にグループごとのディスカッションやリアクションペーパーのコメントを取り上げながら授業を進めます。
リアクションペーパーについては、毎回、配布します。
大学行動方針レベルが2となった場合、この授業は原則としてオンラインで行う。詳細は学習支援システムで伝達する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
図書館サービスとは
ガイダンス(授業の概要、進め方)
図書館サービスの概要や位置づけ、理念について学びます。
第2回:図書館サービスの種類
「司書および司書補の職務内容」にみる図書館サービス、図書館サービスの時代による変遷などを学びます。
第3回:図書館サービスとネットワーク
・図書館システム
・全域サービスと図書館システム
・図書館間相互賃借と図書館ネットワーク
・広域利用制度
について学びます。
第4回:閲覧サービス
・閲覧とはなにか
・ 閲覧の利用形態とスペース活用
・閲覧におけるさまざまな問題
を考えます。
第5回:資料提供に関するサービス
資料提供サービスの概要と種類、貸出サービス(利用者登録、貸出、返却、督促、予約、リクエストなど)
第6回:貸出しサービス
貸出サービスの概要と種類、現状と課題について
第7回:情報提供サービス
レファレンスサービスや読書相談サービスとカレントアウェアネスサービスなどについて、事例研究を交えながら学びます。またアウトリーチサービスについても学びます。
第8回:地域支援サービス
地域支援サービスの概要、歴史、子育て支援やコミュティへの支援など
第9回:図書館サービスと著作権
図書館と著作権との関り、権利制限規定などについて、実例をもとに考えます。
第10回:障害者サービス
障害者サービスとはなにか、障害者サービスを積極的に実施している図書館の事例を参考に、学びます。
第11回:高齢者サービス
高齢者への図書館サービスの概要と実践例について
第12回:集会・文化活動
集会文化活動その歴史と意義について学びます。
講演会・フォーラム・講座・ワークショップ
児童文学講座・読書ボランティア講座・フォーラム、読書会・講演会・展示会・コンサート・映画会・その他の活動について
第13回:児童サービス
特色ある児童サービスについて
第14回:事例研究
海外の図書館の事例を通して、図書館サービスについて考察します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習・復習として、テキストの関連するページをよく読む。
身近な大学図書館や公共図書館を直接利用したり、各図書館のホームページのコンテンツを見て、図書館サービスのよい点や課題について理解を深める。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
『図書館サービス概論』 小黒浩司著 ミネルヴァ書房 2018 本体2,800円+税
ISBN:9784623083961
参考書References
授業で適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(30%) 期末課題(70%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
実際の図書館における事例紹介は授業の理解を促しました。今年度も実例をあげながら講義を進めます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコン
司書課程授業支援システム「Hulic」を用いて、資料の配布、レポート提出を行います。
その他の重要事項Others
対面授業の実施が困難となった場合には、授業内容に変更が生じます。各自、学習支援システム等からのお知らせに注意してください。