教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
図書館情報学概論ⅡLibrary and Information Science II
丹 一信
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6709 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期 |
曜日・時限Day/Period | 金・5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
In this subject, we will learn the information technology necessary for library work.
In the lesson, you will learn about the fundamentals of computers, library operation systems, databases, search engines, electronic materials, the Internet, information sociology theory and so on.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
図書館業務に必要な基礎的な情報技術を習得するための科目です。
コンピュータの基礎、図書館業務システム、データベース、検索エンジン、電子資料、インターネット、情報社会論等について学習します。単に講義を聴講するだけでは、この科目を学習することにはなりません。常に演習を行いながら、実践的に学びます。
到達目標Goal
図書館にかかわる情報技術の基礎的知識を理解するとともに、コンピュータを使った演習を通して、図書館情報に関する基本的な技術を習得する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本科目は図書館情報技術論の内容を多く含む関係で、コンピュータ教室にて授業を行う予定です(COVID-19の感染状況によっては変更もあり得ます)
コンピューター、インターネットを使用しながら、講義と演習、実習を組み合わせて行います。その為、単に出席するだけでは意味がなく、演習に取り組むことに意義があります。
授業の冒頭では、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。
また授業ごとに課題を提示します。課題については、〆切後の授業において、解答例を示します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
コンピュータとネットワークの基礎
授業について概説し、使用する機器やサイトについて説明する。
・身の回りにあるコンピュータ
・コンピュータシステムの構造について学びます
2:コンピュータとネットワークの基礎②
・ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークの基礎について
・コンピュータシステムが扱う「デジタルデータ」の基礎
・コンピュータシステムの応用分野について学びます。
3:情報技術と社会
・情報化社会とはなにか
・情報技術の普及と社会の変化
・情報化社会の抱える課題について
4:図書館における情報技術活用の現状
図書館で使われる情報技術について、具体的な事例に基づいて学習します。
5:図書館業務システムの仕組み
・図書館業務システムの構成
・図書館業務システムの機能 ―ソフトウェアの構成
・オンラインサービスについえ(ネットワークによるサービス)を学びます。
6:インターネットの仕組みとその歴史
インターネットの仕組みとその歴史について学ぶ
7:データベースの仕組み
・データベースの概要と構造、利用方法について(リレーショナルDBなどを中心に学びます)
8:検索エンジンの仕組み
検索エンジンの概要や歴史、課題について
9:電子資料の基礎
電子資料の基礎知識や管理技術、課題について学びます。
10:検索エンジンの種類
検索エンジンの種類と仕組みについて学び、演習を行う
11:コンピュータシステムの管理
システム管理の基本的な考え方やアプリケーション管理、データ管理、セキュリティについて学びます。
12:デジタルアーカイブ
デジタルアーカイブの構築や図書館における具体例をあげながら、実際に演習も行います。
13:電子書籍・出版
電子書籍・出版の仕組みについて学び、演習を行う
14:最新の情報技術と図書館
図書館業務の効率化や、新しい図書館サービスにつながる最新技術について学びます。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業は演習を伴う場合も多いため、必ず次週分のテキストを閲読して、備える必要があります。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
日高昇治 著. 図書館情報技術論 第二版. 学文社, 2017. ; ISBN:978-4-7620-2720-8
参考書References
田中均著. 図書館情報技術論 青土社, 2019. ISBN 9784787200709
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点15% 小課題 35% 期末試験 50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
新型コロナウイルスの影響により、特記事項はありません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
司書課程の学習支援システムHulicにて授業は進めます。
その他の重要事項Others
「実務経験のある教員による授業」に該当します。
図書館においてシステム管理官としての業務経験をもとに、図書館の実務で使われている技術、またその運用手法について具体的に解説します。
情報実習室で授業を行う関係上、人数超過の場合は抽選となります。必ず初回の授業には出席してください。初回授業に出席しない場合は、履修を認めません。
授業はただ出席すればよいのではなく、演習等への積極的な参加も求めます。
但し上記はあくまでも対面授業が実施できる場合の前提条件です。感染状況により変更が生じた場合は、別途周知します。