教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
図書館情報学概論ⅡLibrary and Information Science II
原田 隆史
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6706 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期 |
曜日・時限Day/Period | 月・2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
1. Basic knowledge of computers, networks and information technology
2. Information technology in libraries.
3. Database management system, digital archive
4. Network Security
5. Information Technology and Society
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
1. コンピュータやネットワークに関する基礎的な知識
2. 図書館業務に関する技術(図書館システム,Webページを用いた情報発信など)
3. データの管理を中心とした技術(データベース管理システム,デジタルアーカイブなど)
4. ネットワークセキュリティと図書館
5. 情報技術と社会
到達目標Goal
1. 図書館をとりまく多様な情報環境について考えるための基礎となる知識を身につける
2. 各種の図書館業務に関わる技術手法について理解し,取り扱うことができる
3. 図書館活動を行う際に,どのような情報技術が利用可能であるのかを判断する能力を身につける
4. 図書館情報学を学ぶ際に必要な基本的な情報技術を身につける
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
図書館をとりまく多様な情報環境,各種の図書館業務に関わる技術手法について説明します。まず,コンピュータやネットワークの基礎知識について学んだ後,図書館システムやデータベース管理システム,WebAPIなどについて理解を深めていきます。講義のほか演習も行う場合があります。
授業に対するフィードバックとしては,授業後に受講者からのコメント・質問などを集め,次の授業時に提出されたリコメント・質問などからいくつかを取り上げて全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:情報技術と図書館
ガイダンスと授業の概要について説明します
2:アナログとデジタル
デジタルとはどういうものなのか説明していきます
3:コンピュータの基礎知識
コンピュータの動作原理などについて解説します
4:ソフトウェアとアルゴリズム
OSやアプリケーションソフトウェアなどについて説明します
5:ネットワークの基礎知識
インターネットやLANなどの仕組みについて解説します
6:ネットワークサービスと電子資料の要素技術
HTML,CSS, XMLなどといった電子資料を作成する際の要素技術について演習します
7:データベース管理システム
データベース管理システムの仕組みと検索技法について学びます
8:図書館業務システム
図書館業務システムやOPACの仕組みについて解説します
9:図書館システムをめぐる最新の動き
ディスカバリーインタフェースや次世代システムと呼ばれる仕組みについて解説します
10:図書館における外部サービスの利用
図書館が他のWebサービスを利用してサービス内容を高度化する手法などについて学びます
11:デジタルアーカイブ
デジタルアーカイブの理論と実例などについて説明します
12:電子文書と電子出版,電子書籍
電子書籍について学ぶとともに,さまざまな電子書籍フォーマットについて理解します
13:図書館の管理・運営とセキュリティ管理
ネットワークサービスにおける管理・運用について説明するとともに,セキュリティ対策などについても述べます
14:ネットワーク社会の中での図書館サービス
図書館情報技術に関するまとめを行います
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
図書館をとりまくコンピュータやネットワークなどの情報技術に関するレポートをいくつか作成していただきます。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
杉本重雄編著. 図書館情報技術論(現代図書館情報学シリーズ 3). 2014, 224p. ISBN: 978-4883672035
参考書References
特定の参考書は指定しません。必要に応じて資料プリントをWeb上で公開して用いることもあります。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点 20%
授業に出ているだけの場合成績評価には算入しませんが,授業に積極的に参加した場合には加点することがあります。逆に教室にいても寝ていたり別の授業のことをしているなどの場合は大幅に減点します。Zoomでの授業の場合は原則としてビデオとマイクをオンにしていただきます。
レポート 40%
4~5回のレポートを課す予定ですが,レポートを行わない可能性もあります。その場合には期末試験 80% とします。
期末試験 40%
COVIS-19などの影響により期末試験を行わない場合は,全てレポートとします。その場合にはレポート80%とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
シラバスとの対応の充実
その他の重要事項Others
授業は現時点ではzoomで行う予定ですが,COVID-19の状況などによっては対面での授業も併用するなどの手段で行う可能性があります。開講時期が近くなった時点であらためて確認してください。
なお,zoomで授業する場合,原則としてビデオはONとしていただきます。