教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
社会・地歴科教育法(1)Teaching Method of History,Geography and Social Studies(1)
石出 法太
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6060 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期 |
曜日・時限Day/Period | 火6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
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Outline (in English)
This class aims to understand the goals and contents of geography and history in the National Courses of Study by learning the historical evolution of social studies. Also, based on this knowledge and skills, the class further practices simulated lessons by developing lesson plans and reviews them for the better.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
社会科の歴史を学び、学習指導要領の目標や内容を理解しながら、地歴分野の教材や学習方法、評価の仕方の基本を学ぶ。その上で、学習指導案を作成して模擬授業(教育実践研究)を実施し、その振り返りを通して授業改善の視点を身に着ける。
到達目標Goal
中学校と高等学校における地理・歴史分野の学習指導要領の目標や内容を考え理解するとともに、教科指導と授業設計をするに当たって必要な知識や資質・能力を身に着ける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
社会・地歴科教育の課題について歴史と現状をおさえながら学び、さらに教科書と学習方法などを具体的に学ぶ。授業は講義、課題と発表、質疑からなり、毎回提出物がある。提出物・レポート・試験などは適宜授業で講評・解説を行う。状況により授業形態・計画の変更もありうる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション(授業の狙いや進め方)
授業計画と学生へのアンケート、教育の課題について。
第2回:社会科教育の現在(地歴分野の学習指導要領)
現在の中学校社会科と高等学校の地歴科について。
第3回:社会科の前史(戦前の社会科系科目)
明治以降の日本の教育について―教育勅語と修身教育などについて学ぶ。
第4回:社会科の戦後史と教科書
戦後の社会科の成立と指導要領の変遷について学ぶ。
第5回:社会科における資質・能力
具体的な授業をあげて社会科の課題を考える。
第6回:社会・地歴科の教材(視聴覚・ICT教材の活用を含む)
具体的な授業をとりあげて教材・教材論を学ぶ。
第7回:社会・地歴科の学習方法(調査、発表、討論)
授業実践の中から具体的な授業方法を考える。
第8回:社会・地歴科の評価
授業実践の中で具体的に学ぶ。
第9回:教育実践研究(中学地理)
具体的な中学校の実践をとりあげて学ぶ。
第10回:教育実践研究(高校地理)
具体的な高等学校の実践をとりあげて学ぶ。
第11回:教育実践研究(中学歴史)
中学校社会科の中でテーマをあげて教材・授業研究。
第12回:教育実践研究(高校歴史)
高等学校地歴科の中でテーマをあげて教材・授業研究。
第13回:社会・地歴科の課題(主体的・対話的で深い学び)
中学校と高等学校の現実的な課題をとりあげる
第14回:まとめ(授業内確認テストも含む)
授業のふりかえりとレポート作成。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・予習や復習の方法は授業時に適宜指示する。特に授業に関わる配布されたプリント、教科書、中学校・高等学校『学習指導要領』については、該当部分を必ず予習してくること。
・各自が選んだ授業テーマに即して、夏季休業中を活用して学習指導案を作成し、秋学期最初の授業時に提出すること。
・本授業の準備・復習時間は各2時間、計4時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
中学歴史教科書『社会科中学の歴史 日本の歩みと世界の動き』帝国書院
参考書References
教員が適宜紹介する。
文部科学省 中学校、高等学校学習指導要領・社会科(最新版)
文部科学省 中学校、高等学校学習指導要領解説・社会科(最新版)
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎時間の授業への取り組み(40%)、レポートと確認テスト(60%)。授業形態により変更もありうる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
現代的な課題につながる実際に役立つ授業を工夫する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
授業計画は受講者の人数や問題意識などを勘案して適宜変更することがある。