教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
教育心理学Educational Psychology
児玉 茉奈美
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6014 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期 |
曜日・時限Day/Period | 水・2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
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Outline (in English)
The aim of this course is to help students acquire an understanding of the mental and physical development of children,learning theory and educational evaluation.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業では教育心理学を学ぶことで,人が学ぶときに心の中で起きていることを学ぶと同時に,その知識をもとに教育に関わる諸問題を考える力を養う。
授業内で扱う主なトピックは以下である。
・乳幼児期から青年期の各時期における認知発達や社会性の発達
・様々な学習の形態や概念及びその過程を説明する代表的理論
・主体的学習を支える動機づけ・集団づくり・学習評価の在り方
・主体的な学習活動を支える指導の基礎
・教育場面で直面し得る現代的課題に関する心理学的検討
到達目標Goal
・乳幼児や児童,および生徒の心身の発達の過程並びに特徴を理解する。
・乳幼児や児童,および生徒の学習に関する基礎的知識を身に付け,発達を踏まえた学習を支える指導について基礎的な考え方を理解する。
・現代社会で生じる問題について理解を深め,自分なりに考える力を身につける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業は学習支援システムを用いたオンラインでの開講となる(資料配布型)。毎回リアクションペーパーの提出を課題とし,次の授業までにフィードバック資料を授業資料のひとつとして掲示する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
授業内容,到達目標,授業形式などを紹介する
第2回:発達理論
ピアジェやフロイト,エリクソンの古典的発達理論について説明する。
第3回:認知能力の発達
言語発達をはじめとした認知能力の発達について説明する。
第4回:社会情緒的能力の発達
アタッチメントを基盤とした共感性など社会性の発達ついて説明する。
第5回:学習理論
学習のメカニズムについて説明する。
第6回:記憶
学習にとって重要な記憶のメカニズムについて説明する。
第7回:動機づけ
動機づけ理論について説明し,意欲を高めるにはどうすれば良いか考える。
第8回:学習の指導・介入
学習者への指導や介入の方法について説明する。
第9回:学習の評価
教育目的や方法に応じて,どのように学習評価の観点や時期,評価者を検討するかを説明する。
第10回:学級集団
教師と子どもや,子ども同士の関係が子どもに与える影響について説明する。
第11回:個人差の理解(知能/パーソナリティ)
知能やパーソナリティについて説明する。
第12回:発達障がいの理解と支援
発達障がいの特徴や支援について説明する。
第13回:現代的課題(いじめ/虐待)
いじめや虐待のメカニズムや介入について説明する。
第14回:現代的課題(不登校/LGBTQ)
不登校やLGBTQの特徴や介入について説明する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
[準備学習]次回の授業内容について,参考書該当箇所を一読し,配布資料の穴埋めをする。
[復習]レジュメを参照しながら,学んだ概念,それに関連する先行研究を調べてみたりして理解を深める。
本授業の準備学習および復習時間は合計4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。
参考書References
鎌原雅彦・竹鋼誠一郎(2019)やさしい教育心理学〔第5版〕 有斐閣 (2090 円)
櫻井茂男(監修)黒田祐二(編)(2018)実践につながる教育心理学 北樹出版 (2200 円)
児玉佳一(編)(2020)やさしく学ぶ教職課程:教育心理学 学文社(2300円)
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末レポート50%,リアクションペーパー50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年度のオンライン授業で,配布資料を掲示したままにしてほしいとの要望があったため,学期末まで掲示したままとする。