教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
教育心理学Educational Psychology
輕部 雄輝Yuki KARUBE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6013 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期 |
曜日・時限Day/Period | 木・1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The aim of this course is to help students acquire an understanding of the mental and physical development of children,learning theory and educational evaluation.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業では,子どもの健全な成長と発達,および人格形成を援助する教育場面に関わる心理学的理論と方法について学ぶ。具体的には,下記に関するトピックについて扱う。
・幼児、児童及び生徒の心身の発達の過程、外的及び内的要因の相互作用
・乳幼児期から青年期の各時期における運動発達・言語発達・認知発達・社会性の発達
・様々な学習の形態や概念及びその過程を説明する代表的理論
・主体的学習を支える動機づけ・集団づくり・学習評価の在り方
・主体的な学習活動を支える指導の基礎
到達目標Goal
・幼児、児童及び生徒の心身の発達の過程並びに特徴を理解する。
・幼児、児童及び生徒の学習に関する基礎的知識を身に付け、発達を踏まえた学習を支える指導について基礎的な考え方を理解する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式で以下の4つのトピックを扱う。
1.【発達】:幼児、児童及び生徒の心身の発達の過程についての知識(第2回~第5回)
2.【学習】幼児、児童及び生徒の学習の過程や発達を踏まえた学習を支える指導(第6回~第10回)
3.【パーソナリティ】:幼児、児童及び生徒の特徴を理解するときの視点(第11回~第12回)
4.【臨床】特別な教育的ニーズをもつ子どもへの援助(第13回~14回)
なお、各回の授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。
大学行動方針レベルが2となった場合、この授業は原則としてオンラインで行う。詳細は学習支援システムで伝達する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
授業内容、到達目標、授業形式などを紹介する。
第2回:教育における発達理解の意義
教育場面における発達を理解することの意義を取り上げ、理解する。
第3回:対人関係の発達
乳幼児期から青年期における対人関係の発達と課題について理解する。
第4回:認知の発達
ピアジェの理論を中心として、乳幼児期から青年期における認知発達を理解する。
第5回:アイデンティティ
乳幼児期から青年期の各時期における発達課題と,アイデンティティとの関連について紹介する。
第6回:学習の理論
幼児、児童及び生徒の学習の過程を扱う。様々な学習の形態や概念及びその過程を説明する代表的理論の基礎を理解する。
第7回:学習の指導
学習指導・生徒指導のあり方を理解する。
第8回:動機づけ
主体的学習を支える動機づけを紹介し、やる気のメカニズムについて理解する。
第9回:学習の評価
学習評価・教育評価のあり方を理解する。
第10回:記憶の種類
記憶の構造や種類を説明し、認知の特徴と関連づけて理解する。
第11回:性格の理解
パーソナリティ研究の観点から、幼児、児童及び生徒の特徴を理解する。
第12回:性格の様々な測定方法
性格テストを体験する。心理学的な測定として、質問紙法、作業検査法、投影法を紹介する。
第13回:発達障害の理解
発達障害のある幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程についてその特徴を紹介する。
第14回:発達障害の支援・指導
発達を踏まえた学習支援や生活指導についての基礎的な考え方を理解する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で学んだ内容に関するレポート及び演習問題等の課題が課されることがある。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教員が適宜指定する。
参考書References
櫻井茂男(監修)黒田祐二(編著) 2012 『実践につながる教育心理学』 北樹出版
櫻井茂男(編) 2017 『改訂版たのしく学べる最新教育学―教職に関わるすべての人に―心理学』 図書文化
吉川成司・関田和彦・鈎治雄(編著) 2010 『はじめて学ぶ教育心理学』 ミネルヴァ書房
子安増生ら 2015『教育心理学 第3版 (ベーシック現代心理学6)』有斐閣
文部科学省『中学校学習指導要領』『高等学校学習指導要領』(最新版)
成績評価の方法と基準Grading criteria
定期試験(70%)、授業への積極的参加(30%)で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業内でのグループディスカッションや体験学習等を取り入れ,受講生間の意見交換や実践的な疑似演習の機会を設ける予定です。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
プロジェクターを利用する。
講義では、教員はパワーポイントを用いて説明する。
その他の重要事項Others
担当者は,適応指導教室でのスクールカウンセラーの実務経歴を有する。関連して,本授業では理論のみならず,可能な限り具体的な実践場面への応用についても受講生とともに検討する。