イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management
MAN500F2(経営学 / Management 500)経営情報戦略Business Innovation and IT Strategy
大塚 有希子
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | W0024 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土3/Sat.3,土4/Sat.4 |
科目種別Class Type | 専門講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1・2 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | 基礎科目、MBA特別必修 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
カテゴリーCategory | 基礎科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The objective of the management information strategy is to provide practical power through team exercises and presentations, mutual evaluation, knowledge, skills, and awareness that CIOs or IT department personnel in charge of management reform of business companies should acquire. Understand the necessity of management reform and promote project strategy planning, IT strategy, IT resource procurement, IT service introduction, IT service utilization while optimizing overall, knowledge and skills of PM, personal skills, Understand through team exercises. The contents of the lesson are targeted at SMEs.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
経営情報戦略の目的は、主として一般企業(事業会社)の経営改革を担当するCIO,IT部門の要員が身につけるべき知識とスキル、気づきをチーム演習・発表、相互評価を通じて、実践的な力を身につけることである。経営改革の必要性を理解し、経営戦略立案、IT戦略、IT資源調達、ITサービス導入、ITサービス活用について全体最適を図りながら推進するプロジェクトおよびPMの知識とスキル、パーソナルスキルを、座学とチーム演習を通して理解する。授業内容は、中堅中小企業を対象としている。
到達目標Goal
①知識・思考:経営情報戦略に関する考え方や知識、求められるスキルを理解できる。
②技能・表現:具体的に課題を通じて経営情報戦略の知識やスキルを使って課題を解決できる。
③意欲・関心・態度等:チーム演習を通じて、経営情報戦略に関心を持ち、経営情報戦略マネジメントに関する各種技法を活用することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
イノベーション・マネジメント研究科のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
座学で、経営情報戦略に関する考え方や知識を説明する。チーム演習では、講師から経営情報戦略に関係する演習課題を提示するので、チームまたは個人で、経営情報戦略に関する知識や考え方、さらには幅広い観点から演習課題を検討し、発表またはレポートを作成して相互評価、相互学習を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第01回[未定/undecided]:イントロダクション
講義全体概要、授業の進め方、経営情報化戦略の背景とトレンド、チーム・マネジメント
第02回[未定/undecided]:チームビルディング
チーム・ビルディング、チーム・アセスメント
第03回[未定/undecided]:チーム・ビルディング、チーム・アセスメント
ビジョン・ミッション、ポートフォリオ・マネジメント、プロダクト・ライフサイクル、DXのトレンド
第04回[未定/undecided]:経営ビジョン(演習)
ミッション・ステートメント、エイベルの事業ドメイン(AsIs)
第05回[未定/undecided]:ビジネス・アナリシス
ビジネス・アナリシスとは、ステークホルダー分析、経営戦略と潜在要求の発見、要求の妥当性確認
第06回[未定/undecided]:要求分析(演習)
ステークホルダー分析と要求引き出し、要求のトレーサビリティ、要求の優先順位づけ(仮)
第07回[未定/undecided]:環境分析と重要成功要因
内部環境分析、外部環境分析、重要成功要因
第08回[未定/undecided]:環境分析と重要成功要因(演習)
SWOT分析、クロス分析、重要成功要因(仮)抽出
第09回[未定/undecided]:ボトムアップのソリューションデザイン
特性要因図、妥当性確認(重要成功要因、要求トレーサビリティなど)
第10回[未定/undecided]:ソリューション検討(演習)
特性要因図、妥当性確認(重要成功要因、要求トレーサビリティなど)
第11回[未定/undecided]:イノベーション・ソリューションデザイン
システム×デザイン思考、リフレーミング、新市場の発見、プロトタイプ、イノベーションのジレンマ
第12回[未定/undecided]:イノベーション・ソリューションデザイン(演習)
リフレーミング、二軸図、プロトタイプまたはアンケートと調査
第13回[未定/undecided]:顧客視点によるソリューションデザイン
プロダクトアウトとマーケットイン、事業ドメイン、顧客視点によるビジネスモデル
第14回[対面/face to face]:顧客視点によるソリューションデザイン(演習)
エイベルの事業ドメイン(ToBe)、ビジネスモデル・キャンバス作成、妥当性確認(これまでの成果)
第15回[未定/undecided]:ソリューションの具体化
機能要求と非機能要求、要求引き出しに関するガイドライン、業務フロー、日本版EA、SOA
第16回[未定/undecided]:ソリューションの具体化(演習)
業務フロー図、ペルソナ・シナリオ・デザインによる機能要求引き出し、妥当性確認
第17回[未定/undecided]:リスクマネジメントとソリューション選定
リスクマネジメントのプロセス、リスク分析、リスク対応、課題管理、リスクコントロール、ソリューション選定手法
第18回[未定/undecided]:リスクマネジメント(演習)
RBSとリスク登録簿、ソリューション比較
第19回[未定/undecided]:経営情報戦略の可視化とスコープ定義
プログラム・マネジメント、フィージビリティ・スタディ、経営情報戦略の可視化
第20回[未定/undecided]:経営情報戦略の可視化(演習)
妥当性確認のうえ→重要成功要因確定、戦略の可視化、経営情報戦略企画書作成
第21回[未定/undecided]:ITシステムの調達マネジメント
調達マネジメントの概要、提案依頼書、入札説明会、契約形態とリスク、キックオフミーティング、ベンダーマネジメント
第22回[未定/undecided]:RFPと提案評価基準作成(演習)
提案依頼書(PFP)作成、提案評価項目作成
第23回[未定/undecided]:プロジェクト・マネジメント
プロジェクト・マネジメントの基礎、発注側と受注側のトレンド、成功するプロジェクト・マネジメント
第24回[未定/undecided]:プロジェクト計画(演習)
プロジェクト憲章(プロジェクト・マネジメント計画書)作成
第25回[未定/undecided]:ITシステムの導入と運用、評価
サービス・レベル・マネジメント、ソリューションの評価のタイミング、ソリューションの妥当性確認、Vモデル
第26回[未定/undecided]:ITサービス導入(演習)
運用RFP・SLA策定、ソリューションの評価項目策定
第27回[未定/undecided]:発表会・テスト
発表会・講評・外部講師による事例
第28回[未定/undecided]:テーラーリングと全体振り返り
外部講師による事例とテーラーリング
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習
授業スケジュール(各回の授業テーマと内容)に関する講義資料は、事前に掲載するので、当該授業に関するテーマについて、文献調査等を通じて準備学習をしておく。
また、演習の課題が提示されている場合には、事前に、読んでおき、関連情報を収集するなどの準備をしてチーム演習に臨むこと。
復習・宿題等
授業スケジュール(各回の授業テーマと内容)に基づいて、チーム演習を行うので整理すべき点や不明な点を復習する。それでも不明な点については、文献調査を行うまたは講師に質問する。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは、講師がPowerpoint等を使った資料を提示する。
参考書References
講師が授業中に指定する
成績評価の方法と基準Grading criteria
・講義への参加姿勢(30%)、チーム演習への参加姿勢(30%)、相互評価(40%)
・座学で学んだ知識および自分で調べた情報を使ってチーム演習やレポート作成を行う。
・チーム演習、評価は、毎回、実施する。
・チーム演習の場合、検討内容や熱意、発表や質疑応答への態度を受講生による相互評価を行うことにより、行う。
・参加度合いが60%に満たない場合には、評価の対象としない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
ITCケース研修科目、プロジェクトマネジメント科目との関連や必要なツールと技法を紹介する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学生は、パソコンを授業に持参してください。講義資料の閲覧、チーム演習、発表に際に必要となります。
その他の重要事項Others
・担当教員は、これまでに経営情報戦略に関連した大手企業および中小企業のコンサルティンング、教育、制度設計の実務経験を有する。また、金融機関における融資審査、経営革新支援法元審査委員等の経営戦略評価の実務経験を有する。中小企業庁の優秀アドバイザー賞受賞。
・質問・相談がある場合には、
1.メールで講師に、質問・相談内容(日時、質問事項など)、希望日時などを伝えてください。
2.講師からの連絡をお待ちください。