イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management
MAN500F2(経営学 / Management 500)マーケティングⅠMarketingⅠ:Marketing Strategy
豊田 裕貴Yuki TOYODA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | W0005 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期前半/Spring(1st half) |
曜日・時限Day/Period | 土1/Sat.1,土2/Sat.2 |
科目種別Class Type | 専門講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1・2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 基礎科目 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 基礎科目 |
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Outline (in English)
In this lecture, we aim to acquire the following four abilities.
① goal setting ability, ② marketing thinking ability, ③ understanding of various marketing theory, and ④ story building ability.
In order to learn through group work, it is not a passive attitude, but a positive attitude to participate in lectures is needed.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
マーケティングを考え実行するには、具体的なゴールを設定し、それに向かって戦略・戦術の立案および評価を行わなければならない。したがって、マーケティングが解決しうる問題は何か、そしてその方法は何かを具体的に考えられる力が必要とされる。そのためには、①ゴールセッティング力、②マーケティング思考力、③各種マーケティング理論の理解、そして④ストーリー構築力といった4つの力を身につけなければならない。
本講義では、これらの力を身につけるべく、マーケティング理論を知識として学んだ上で、各自の興味関心にそったテーマでの演習に使ってみるというスタイルで講義を進めていく。したがって、受け身の姿勢ではなく、積極的に講義に参加するという姿勢が必要になる。
到達目標Goal
マーケティングの基本的な考え方を理解し、各自のテーマについてその考え方を応用したマーケティング戦略ならびにマーケティング戦術を考えられるようになることを目標とする。その際、データを活用する方法を学び、データに基づいた戦略立案ならびに評価をする方法を学ぶ。
合わせて、具体的な企画立案のケースに取り組むことで、それら戦略・戦術をストーリーとして展開し、まとめられる力の習得も目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
イノベーション・マネジメント研究科のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義は、マーケティングの基礎概念を学ぶパートと、それらを活用する演習パートの二パートに大別される、ともに、一方向の講義スタイルではなく、質疑や意見の発表を含め、インタラクティブに進めていくスタイルと採用する。とくに、販売促進企画演習ではグループワークを行うため、受け身の参加ではなく、受講生の積極的な参加を期待する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1-2講[対面/face to face]:ケースから学ぶマーケティング基礎とマーケティング戦略/戦術
マーケティング思考の基礎とマーケティングゴールセッティングについて、いくつかのケースを通じて学習する。
3-4講[対面/face to face]:ニーズ視点による顧客理解
「ニーズとは何か」から考え、ニーズの階層性について学ぶ。その上で、手段目的連鎖モデルならびにラダリングについても学習する。
5-6講[対面/face to face]:STPから考えるマーケティング戦略
セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングといったマーケティング戦略を考えるうえで必要となる視点について学習する。
7-8講[対面/face to face]:ブランドマネジメントと訴求ポイント
「ブランドとは何か」からはじめ、ブランドポジショニングステイトメントの作成を通じて、ブランドマネジメントに必要なポイントを学習する。
9-10講[対面/face to face]:販売促進企画から考えるマーケティング戦術立案
マーケティング戦略を具体化する戦術について、販売促進企画立案を通じて学習する(最終プレゼン対象課題に該当)。
11-12講[対面/face to face]:BtoBマーケティングならびにサービスマーケティング
BtoBマーケティングならびにサービスマーケティングの特徴を確認し、さらにマーケティングの全体像の理解を深める。
13-14講[対面/face to face]:販売促進企画プレゼンとディスカッション
グループにて取り組んだ販売促進企画立案をもとに、議論し、理解を深める。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
①グループワークに対する準備とその作成
②個人レポートの準備とその作成などが必要となる。
③各単元の復習
テキスト(教科書)Textbooks
適宜、資料を配付する。
参考書References
随時紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
・講義内課題ならびに普段の取り組み(25点)、グループ課題への取り組み(25点)、個人レポート(50点)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・単なる知識の学習ではなく、使える知識として習得するために、演習を積極的に取り入れる。
・参考資料についても、随時追加・紹介していき、受講者のテーマに合わせた解説を行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
対面講義を基本とするが、ハイフレックス形式で開講するため、遠隔での受講も可能。遠隔受講の場合には、マイクとカメラのある受講環境を準備すること。
その他の重要事項Others
<講義について>
・マーケティングⅠはマーケティングⅡとの連動性が高いため、マーケティングⅡを履修予定の場合には、マーケティングⅠの履修を推奨する。
・講義予定では、9-10講に「販売促進企画立案」の演習を予定しているが、講義の進捗に合わせて実施週を変更する可能性がある。
・学習支援システムを活用するので、操作方法を事前に確認しておくこと。
<教員について>
・「実務経験のある教員」か否かについて:担当する教員は、リサーチに関連した実務経験(シンクタンクなどでのリサーチやデータ分析、コンサルティングなど)があり、単に知識としてのマーケティングではなく、実際に使える知識としてのマーケティングを解説する。