スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
HSS500I1(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 500)発育発達学特論Advanced Lectures in Growth and Development
高見 京太Kyota TAKAMI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | S8050 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金1/Fri.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 健604 |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
修士課程授業科目/Master's Course 展開科目(スポーツコーチング科目群)/Advanced courses(sport coaching program) |
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Outline (in English)
Course outline
The aim of this course is to help students acquire to be able to understand the physical and mental changes that occur throughout a person's life and clarify the health problems that arise at different times and search for solutions.
Learning Objectives
By the end of the course, students should be able to do the followings:
To understand growth, development, and physical changes associated with aging.
To be able to consider health education and measures based on scientific evidence.
Learning activities outside of classroom
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.
Grading Criteria /Policy
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Short reports: 20%、in class contribution: 80%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
乳幼児期から高齢期までのヒトの一生涯にわたる心身の変化について理解し、各時期における健康課題を明らかにすることで、その解決方法を探る。特に学童期から中・高生期においては、学校教育の中での保健体育科目を通した運動実践や健康づくりについて追求する。また、中年期以降は加齢・老化と身体活動との関係をもとに、生活習慣病予防について議論する。
到達目標Goal
・発育・発達、加齢に伴う身体変化について理解する。
・科学的根拠に基づいた健康教育や対策について検討できる能力を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP6」「DP7」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
人の誕生から成長,成熟,老化といったライフステージに沿って、その過程を概観し、生涯における心や身体、健康や体力の変化の現象を明らかにする。授業は、講義による基本的知識の共有した上で、受講者が準備した各回のテーマに沿った話題について受講者全体で討論する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:イントロダクション
用語の定義をして、発育期発達の区分を確認し、その評価方法を理解する。
2[対面/face to face]:発育発達の見方・とらえ方
身長や体重など、様々な発育曲線の読み方を学習し、早熟と晩熟、生活環境、運動能力などとの関係性を考察する。
3[対面/face to face]:発育曲線
発育発達や関連分野の論文等でしばしば引用されるスキャモンの発育発達曲線が、どのように作られたかを理解し、その解釈を議論する。
4[対面/face to face]:発育期の肥満と痩せ
種々の身体組成測定法の原理を学んで、年代ごとの肥満と痩せの判定や骨格筋量の変化について理解する。
5[対面/face to face]:発育期の体力・運動能力
体力を定義し、発育期に身につけるべき体力と運動能力について理解する。
6[対面/face to face]:新体力テスト
世代ごとに定められた測定種目について、背景やねらい、特徴を理解し、
7[対面/face to face]:幼児の体力テスト
新体力テストの範疇外となる幼児期の体力テストについて、歴史的変遷を理解し、現在の状況を知る。
8[対面/face to face]:子供の体力の提言
現在の子供の体力の現状を知るとともに、文部科学省や厚生労働省、また日本学術会議などが発表している指針や提言を理解する。
9[対面/face to face]:発育期の体力の変遷
発育期の体力の変遷について、論文や国・自治体が発表しているデータをもとに考察する。
10[対面/face to face]:発育期の生活習慣の変遷
発育期の生活習慣の変遷について、論文や国・自治体が発表しているデータをもとに考察する。
11[対面/face to face]:発育期の健康状態の変遷
発育期の健康状態の変遷について、論文や国・自治体が発表しているデータをもとに考察する。
12[対面/face to face]:発育期の健康関連指標との関係
発育期の健康関連指標を理解し、体力や身体活動量との関係を考察する。
13[対面/face to face]:発育期の身体活動量のガイドライン
国内外の発育期の身体活動のガイドラインについて理解する。
14[対面/face to face]:発育発達の関連話題
各自の研究テーマと関連付けた発育発達の話題を紹介し、互いに議論して、幅広い視野で発育発達を考察する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業の復習と次回の授業の学びのキーワードについて下調べを行う。また、話題提供の担当となった回には、討論のテーマと必要時応じて資料を用意する。
本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストの指定はしない。講義内容との関連で、参考となる資料を配布していく。
参考書References
必要に応じて紹介する
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参画状況 80%
課題レポート 20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
各受講者の研究テーマと関連を持たせるように、授業内容を工夫する。