スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
HSS500I1(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 500)スポーツ運動学特論Advanced Lectures in Kinesiology
木村 新Arata KIMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | S8020 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 健604 |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
修士課程授業科目/Master's Course 展開科目(スポーツコーチング科目群)/Advanced courses(sport coaching program) |
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Outline (in English)
【Course outline】
The purpose of this class is to learn the origins of human movement from anatomy, physiology, and biomechanics.
【Learning objectives】
The following are some of the basic knowledge requirements for the study of kinesiology: anatomy, physiology, and biomechanics.
The course is designed to provide students with an interdisciplinary perspective through the preparation of reports.
【Learning activities outside of classroom】
Read the assigned sections of the book in advance and prepare a presentation.
【Grading Criteria/Policy】
Usual performance score (50%)
Content of presentation (50%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
人間の動きの成り立ちについて、解剖学、生理学、バイオメカニクスなどの複合的な観点から理解することを目指す。
到達目標Goal
・解剖学、生理学、運動の力学的メカニズムといった、運動学の基礎となる知識を習得する。
・レポートの作成を通じて学際的な観点や考え方を身に付ける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP6」「DP7」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
課題図書を要約してプレゼンテーションを行ってもらう。その際、ただ内容をまとめるのではなく、まとめた内容に関する批判的考察や自らの専門分野とのつながりまで検討してもらう。加えて、課題図書を通じて学んだことを踏まえて、簡易的なレポートを作成してもらう。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
運動学の対象、方法、目的、意義を説明する。
本講義で扱う課題図書を紹介し、発表順を決める。
第2回[対面/face to face]:身体の解剖学と運動学
人体の構造・機能と、運動時におけるキネマティクスとキネティクスに関するプレゼンテーションを行う。
第3回[対面/face to face]:身体の神経学と生理学
随意運動の制御メカニズムと筋収縮メカニズムに関するプレゼンテーションを行う。
第4回[対面/face to face]:上肢の運動学
上肢各関節に関する構造と機能に関するプレゼンテーションを行う。
第5回[対面/face to face]:下肢・体幹の運動学
下肢と体幹の各関節に関する構造と機能に関するプレゼンテーションを行う。
第6回[対面/face to face]:発達と姿勢の運動学
発達に伴う反射経路や感覚運動統合、姿勢の変化についてプレゼンテーションを行う。
第7回[対面/face to face]:歩行の運動学
歩行時の筋活動や関節運動、床反力についてプレゼンテーションを行う。
第8回[対面/face to face]:行為のニューラルネットワーク
行為を生み出す神経システムの基礎についてプレゼンテーションを行う。
第9回[対面/face to face]:行為の運動学習と行為システム
運動学習理論および運動学習における感覚フィードバックの機能に関するプレゼンテーションを行う。
第10回[対面/face to face]:運動制御論
ベルンシュタインの運動制御論を中心とした、各種運動制御論に関するプレゼンテーションを行う。
第11回[対面/face to face]:身体性認知科学
意識とは何か、意識の志向性に関するプレゼンテーションを行う。
第12回[対面/face to face]:レポートの作成①
本講義内で作成するレポートの概要について説明する。
第13回[対面/face to face]:レポートの作成②
自らで問いを設定し、その問いを検討するための実験方法、予想される結果と考察をまとめる。
第14回[対面/face to face]:レポートの報告
レポートのプレゼンテーションを行ってもらい、全体でディスカッションを行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
割り当てられた箇所を事前に読んで、内容をプレゼンするためのパワーポイントスライドを作成する。
本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない。
参考書References
宮本 省三・八坂 一彦・平谷 尚大・田渕 充勇・園田 義顕. 人間の運動学. 協同医書、2016
成績評価の方法と基準Grading criteria
① 平常点 (50%) : 発言、質問、議論を自ら進んで行った場合のみ平常点に加算する。
② 発表内容 (50%) : 要約の妥当性、論理的考察の有無の観点から総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
レポート作成・発表を行うためのパソコン(Word, Powerpoint)
その他の重要事項Others
特になし