スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
SOC500I1(社会学 / Sociology 500)スポーツジャーナリズム特論Advanced Lectures in Sports Journalism
片上 千恵Chie KATAKAMI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | S7040 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 健604 |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
修士課程授業科目/Master's Course 展開科目(スポーツマネジメント科目群)/Advanced courses(sport management program) |
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Outline (in English)
【Course outline】
In this course, we will study the evolution of sports journalism in Japan and examine how various events in contemporary society are perceived and conveyed.
【Learning Objectives】
The goals of this course are:
A) Developing the ability to perceive sports from various perspectives and critically analyze them.
B) Identifying the challenges facing sports in contemporary Japan.
C) Enhancing judgment and expressive skills based on media literacy.
【Learning activities outside of classroom】
Review what you have learned in each lecture. Checking sports news regularly. Before/after each class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content.
【Grading Criteria /Policy)】
In-class reports (50%), and in-class presentations (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
ジャーナリズムという用語は元来、特に新聞などの印刷物による最新の出来事の報道に用いられたが、20世紀のラジオとテレビの出現に伴って、最新の出来事を扱う活字・電子コミュニケーション全般を含むようになった。スポーツジャーナリズムも科学技術の進歩により、より広範囲にそして個人レベルでも世界に公開できる時代になった。
この講義では、日本のスポーツジャーナリズムの変遷を学ぶとともに現代社会における様々な事象をどのように捉え、伝えているか考察する。
到達目標Goal
・多角的、批判的にスポーツを捉え、客観的に考える力を身につける。
・現代日本が抱えるスポーツの課題を見極め、自分なりの意見を発信できる。
・メディアリテラシーに基づく判断力・表現力を高める。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP6」「DP7」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
パワーポイントを活用した講義形式。毎回、授業冒頭に予め決めた担当者が気になるスポーツニュースを作成資料とともに解説し、全員でディスカッションする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回[対面/face to face]:オリエンテーション
授業の進め方と評価方法の説明。メディアとジャーナリズムの概説。
2回[対面/face to face]:スポーツジャーナリズムの自由と責任
スポーツジャーナリズムの「自由」とは何か。メディアの法制度について理解する。
3回[対面/face to face]:スポーツとナショナリズム
オリンピック・パラリンピック報道から「国民」を考える。
4回[対面/face to face]:スポーツとLGBTQ+
スポーツ界の多様性の理解と対策の現状を学ぶ。
5回[対面/face to face]:スポーツ界における不祥事
野球界、角界の賭博問題やドーピングなどの事例とともにガバナンスを考える。
6回[対面/face to face]:スポーツとジェンダー
女性アスリートの描かれ方とその変遷から学ぶ。
7回[対面/face to face]:ゲスト招聘
フォト・ジャーナリズムが伝えるもの。写真の役割とは何か。
8回[対面/face to face]:中間テスト
これまでのまとめ
9回[対面/face to face]:スポーツ中継
マイナーからメジャーへと変化したサッカー報道の歴史から見えてくるものを考察する。
10回[対面/face to face]:スポーツとハラスメント
体罰、上下関係、性的、あらゆるハラスメントをスポーツインテグリティの視点から考える。
11回[対面/face to face]:外部講師:新聞記者
新聞報道の取材と独自性とは何か。
12回[対面/face to face]:スポーツと経済
スポーツがもたらす経済波及効果をビッグイベントの事例から考える。
13回[対面/face to face]:スポーツと教育
部活動の地域移行について学ぶ。
14回[対面/face to face]:総括
授業内レポート作成
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で取り上げたテーマに関連したレポートをまとめる。日頃のスポーツニュースをチェックする。本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
授業内で資料を配布する。
参考書References
授業内で適宜、紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内発表(50%)、授業内レポート(50%)で総合的に判断する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
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