スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
HSS500I1(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 500)スポーツ栄養学特論Advanced Lectures in Sports Nutrition
小清水 孝子Takako KOSHIMIZU
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | S6040 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水1/Wed.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 健604 |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
修士課程授業科目/Master's Course 展開科目(ヘルスプロモーション科目群)/Advanced courses(health promotion program) |
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Outline (in English)
【Course outline】
This course introduces the key principle of sports nutrition for elite athletes and recreational exercisers. It will cover sports nutrition for pre, during and post exercise considering various sports and body composition.
【Learning Objectives】
The goals of this course are to obtains basic knowledge about clinical sports nutrition and applies an evidence-based approach to formulate nutrition support plan for athletes and recreational exercisers.
【Learning activities outside of classroom】
Before each class meeting, students will be expected to have read the handouts . Your required study time is at least one hour for each class meeting.
【Grading criteria/policy】
Your overalls grade in the class will be decided based on the following attitude in class 50%, term-end report 50%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
スポーツ選手を主な対象として、コンディション維持・調整と体づくりのために必要な栄養学の知識と科学的理論を学ぶ。
到達目標Goal
スポーツ栄養に関する基礎的知識と科学的理論を習得し、それらをスポーツ現場での栄養サポートに活用・実践できる能力を備えることを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」「DP6」「DP7」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
スポーツ栄養学に関する最新の文献や事例に基づき講義と議論を深めていく。
また、スポーツ現場で栄養指導を実践していくうえでの課題点についても議論していく。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回[対面/face to face]:エネルギー消費量の評価
スポーツ選手のエネルギー消費量の考え方の特徴と測定方法について理解を深める。
2回[対面/face to face]:運動時のエネルギー補給
トレーニング状況に応じた栄養補給方法。
糖質補給の必要性と摂取タイミングについて理解を深める。
3回[対面/face to face]:スポーツ選手の体つくりとたんぱく質
スポーツ選手のからだづくりに必要なたんぱく質の摂取量、摂取方法について理解を深める。
4回[対面/face to face]:ビタミンとミネラル
各種ビタミン・ミネラルの働きとコンディション維持との関連、摂取量について理解を深める。
5回[対面/face to face]:スポーツ選手の身体組成
スポーツ選手の身体組成の測定方法・データの解釈、およびパフォーマンスとの関係について理解を深める。
6回[対面/face to face]:スポーツ選手とウエイトコントロール(1)
増量時の食事管理と課題について考える。
7回[対面/face to face]:スポーツ選手とウエイトコントロール(2)
減量時の食事管理と課題について考える。
8回[対面/face to face]:スポーツ選手に多い栄養障害(1)
スポーツにおける相対的なエネルギー不足、女性・男性アスリートの三主徴について理解を深める。
9回[対面/face to face]:スポーツ選手に多い栄養障害(2)
スポーツ貧血について理解を深める。
10回[対面/face to face]:水分補給
運動時の水分補給の意義と方法について理解を深める。
11回[対面/face to face]:サプリメントとアンチドーピング
サプリメント摂取に関するスポーツ選手への教育、ドーピングとの関連について考える。
12回[対面/face to face]:試合前後の食事、遠征時の食事
試合スケジュールに応じた食事調整。
遠征時の食環境の整え方について理解し、試合時の実践方法を考える。
13回[対面/face to face]:スポーツ選手の栄養管理計画立案
これまでの授業内容を基にスポーツ選手の栄養サポート計画を立案する。
14回[対面/face to face]:スポーツ選手の栄養管理計画に関して議論する。
第13回の授業で立案した栄養サポート計画を発表し、議論する。
試験・まとめと解説。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で講義する内容に関して、あらかじめ配布資料等を読んで、自分の考えをまとめておくこと。
テキスト(教科書)Textbooks
適宜資料、プリントを配布する。
参考書References
Louise Burke & Vicki Deakin:Clinical Sports Nutrition 6th edition(McGraw Hill)
日本スポーツ栄養学会監修:エッセンシャルスポーツ栄養学(市村出版)
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業での発表・議論への参加状況50%、期末に提出するレポート50%で総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
引き続き、スポーツ現場での栄養サポートの問題点などの事例を取りいれ、実践で活用できる内容の授業としていく。