スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
SOM500I1(社会医学 / Society medicine 500)公衆衛生学特論Advanced Lectures in Public Health
鬼頭 英明Hideaki KITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | S6010 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 健604 |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
修士課程授業科目/Master's Course 展開科目(ヘルスプロモーション科目群)/Advanced courses(health promotion program) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
(Course outline)The purpose of this course is for students to deepen the understanding of public health,and find solutions to a challenge.
(learning Objectives)To understand the diseases of populations and measures to maintain and promote their health, and to be able to help them develop healthy lifestyles throughout their lives.
(Learning activities outside of classroom)Students should be interested in and read through newspaper articles, trends in government agencies, and transmitted information related to public health on a daily basis. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
(Grading Criteria/Policy)Your overall grade in the class will be decided based on the following
Short reports : 50%、Final report : 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義は、ヒトが抱える健康課題について科学的根拠に基づく背景要因の理解を通して、課題解決の方策を探る力を身に付けられるようにすることである。
到達目標Goal
集団の疾病及び健康の保持増進の方策について理解し、生涯を通じての健康的なライフスタイルの形成に役立てることができるようにする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」「DP6」「DP7」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
「健康」、「保健統計」、「疾病とその予防」、「疫学」、「感染症」、「母子保健」「産業保健」「環境保健」について、歴史的経緯、マスメディアによってとりあげられる関連事項、実例や研究例を題材に取り上げ、興味・関心がもてるようにするとともに、講義だけでなく考え方や対処法等についてディスカッションにより掘り下げる。また、映像教材を積極的に活用する。なお、授業は対面授業を原則とし、課題に対する双方向の意見交換により進める。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回[対面/face to face]:概論と歴史
公衆衛生学の歴史と学問領域の特性について概説
2回[対面/face to face]:保健統計-人口統計-
保健統計のうち、人口ピラミッド、人口静態統計、人口動態統計及びデータの国際比較、国内の地域の実情、背景について概説
3回[対面/face to face]:保健統計-死因統計-
死因統計とは何か、どのような意味をもつのか解説するとともに、日本と諸外国との実態を比較し課題を探る。
4回[対面/face to face]:保健統計-生命表-
生命表、平均余命及び平均寿命について概説
5回[対面/face to face]:健康と疾病の概念
健康及び疾病の概念について概説
6回[対面/face to face]:生活習慣病とその予防
悪性新生物、心疾患など生活習慣がもととなる疾患について、予防方法も含めて解説
7回[対面/face to face]:感染症
感染症とは何か、問題点及び法律上の対応について概説
8回[対面/face to face]:感染症の予防
感染症の予防方法及び予防接種について解説
9回[対面/face to face]:疫学 考え方
疫学の考え方について過去の事例をもとに解説
10回[対面/face to face]:疫学-コホート研究-
疫学研究の代表的な方法であるコホート研究について事例を紹介しながら、利点、欠点も交えて解説
11回[対面/face to face]:疫学-症例対照研究-
疫学研究のうち症例-対照研究について事例をもとに利点、欠点も交えて解説
12回[対面/face to face]:母子保健
母子の健康状態の尺度となる健康指標及び法律上の対応、行政の取組について解説
13回[対面/face to face]:産業保健
労働衛生の実態及び産業保健活動について解説
14回[対面/face to face]:環境保健
公害、環境衛生及び環境保健活動について解説
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
日常的に公衆衛生に関する新聞記事や行政機関の動向、発信された情報に関心をもち、目を通しておくこと。本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テーマ毎に資料を配付する。
参考書References
国民衛生の動向
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業毎のレポート(50%)及び最終レポート(50%)により評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
少人数での実施であることから、事例について詳細な意見交換が可能であることから、学生の要望も踏まえ、大学院にふさわしい一歩踏み込んだ意見交換が継続する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業時において理解が困難な点や改善点は学生との双方向の意見交換を実施することにより理解の徹底を図る
その他の重要事項Others
特になし