理工学研究科Graduate School of Science and Engineering
PPE500Y3(生産環境農学 / Plant production and environmental agriculture 500)植物病先端研究特論Frontier Research on Clinical Plant Science
濱本 宏、鍵和田 聡Hiroshi HAMAMOTO, Satoshi KAGIWADA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学研究科Graduate School of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | YD502 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 生命機能学専攻 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
【Course outline】
Cutting-edge research works will be picked up to learn, not only the new findings and the idea of the research works, but also the detailed techniques used in each works. Works on molecular biology and Information and Communication Technology are the examples of the regular topics.
【Learning Objectives】
The goal of this course is to know the recent topics in clinical plant science and to obtain the skills on how to make out the strategies of research.
【Learning activities outside of classroom】
To examine the meanings and the ideas of the scientific terms that you didn't know.
【Grading Criteria /Policy】
The final evaluation will be decided by the daily contribution to the class (50%) and the short reports (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
植物医科学に関係する先端研究を、学術雑誌に掲載されている具体的な研究・開発の例をもとに学ぶ。特に、分子生物学的手法や情報科学的手法を用いた研究を積極的に取り上げる。
到達目標Goal
植物医科学の最新知識を身につけるとともに、先端研究に用いられる手法を理解し、自身の研究に展開するための考える力を養うことを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
<<授業実施方法の詳細等は学習支援システムを通じてお知らせします>>植物医科学の先端研究に関するテーマを設定し、それぞれのテーマごと2回を基本として具体的な研究報告(論文)を紹介する。テーマ1回目には研究報告に用いられている特殊用語・専門用語を中心に説明を行い、研究内容の読み込を行う。第2回目には研究内容についての討論等を行い、与えられる課題について小レポートを作成する。提出された小レポートに対するコメントなどフィードバックは、それぞれの担当教員が次のテーマを取り上げる回の冒頭に行うことを基本とする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:はじめに
植物病研究の先端研究について概説し、授業の進め方を説明する
第2回[対面/face to face]:ゲノム解析研究(1)
植物ゲノム、植物病原微生物ゲノム解析の先端研究の論文紹介、用語解説
第3回[対面/face to face]:ゲノム解析研究(2)
紹介した論文の解説、小レポートの作成
第4回[対面/face to face]:遺伝子発現・プロテオーム研究(1)
植物病に関する、遺伝子発現・プロテオームの先端研究の論文紹介、用語解説
第5回[対面/face to face]:遺伝子発現・プロテオーム研究(2)
紹介した論文の解説、小レポートの作成
第6回[対面/face to face]:遺伝子診断・解析研究(1)
遺伝子診断・解析に関する先端研究の論文紹介、用語解説
第7回[対面/face to face]:遺伝子診断・解析研究(2)
紹介した論文の解説、小レポートの作成
第8回[対面/face to face]:防除薬剤・診断試薬研究(1)
殺菌剤や殺虫剤、植物成長調整剤、阻害剤・染色剤など薬剤・試薬に関する先端研究の論文紹介、用語解説
第9回[対面/face to face]:防除薬剤・診断試薬研究(2)
紹介した論文の解説、小レポートの作成
第10回[対面/face to face]:遺伝子導入・組換え技術研究(1)
最新の遺伝子導入・組換え手法解説に関する先端研究の論文紹介、用語解説
第11回[対面/face to face]:遺伝子導入・組換え技術研究(2)
紹介した論文の解説、小レポートの作成
第12回[対面/face to face]:画像解析・画像診断等情報科学研究(1)
植物病の診断等に係る人工知能を含む情報科学に関する先端研究の論文紹介、用語解説
第13回[対面/face to face]:画像解析・画像診断等情報科学研究(2)
紹介した論文の解説、小レポートの作成
第14回[対面/face to face]:総合討論
とりあげたすべてのテーマに関する総合討論
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
復習として、学んだテーマに関する手法や最新知見に関する文献調査を行い、研究動向を自分の目で確かめる。
本授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。担当教員が教材をテーマごとに配布する。
参考書References
必要に応じてテーマごとに紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への積極性などの平常点:50%、テーマごとの小レポート:50%。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
最新の研究報告の中から、できるだけ受講学生の研究内容に役立つ可能性があり、興味を持てる内容のものを選びたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
単語・用語などを授業内に積極的に調べるので、電子辞書やインターネットに接続できる端末(スマートフォンでもよい)を準備する。
その他の重要事項Others
香粧品業界に勤務経験のある教員が、関連技術の応用可能性や、想定される困難なども含め解説し、討論・議論する。