理工学研究科Graduate School of Science and Engineering
GNM500Y2(ゲノム科学 / Genome science 500)ゲノム工学特論Genomic Engineering
山中 幸Yuki YAMANAKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学研究科Graduate School of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | YD004 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 生命機能学専攻 |
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Outline (in English)
We can easily access the genomic information from many species of organisms. Innovative developments of sequencing analyses and bioinformatics enable to solve industrial problems using the genomic information. In this course, we will discuss global research and innovative technologies of genomics by the opened debate between students. The goal of this course is to understand recent genomics, contemplating a vision for the future of genomics research. Your overall grade in the class will be decided based on the following Short reports :50% and in class contribution:50%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
1995 年にインフルエンザ菌ゲノムの全遺伝構造が解明されて以来、ヒトを含めた多数のゲノム全遺伝配列が読解されてきた。革新的な解析技術や情報処理技術の開発により、膨大なゲノム情報を、研究領域だけでなく個人医療や産業活用する時代に突入した。授業では、ゲノム科学の視点から5つのテーマにおける課題を設定する。その討論を通じて、ゲノム解析の現状を理解し、今後を展望する。
到達目標Goal
ゲノムの構造と機能を正しく理解し、各テーマで展開される情報やその問題点について考察する能力を養う。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は、講義と学生主体の討論をセットにした形式で進める。各テーマの講義後に、テーマに沿った課題を設定し、個人で調査を行う。その内容に対して、学生グループ間で論点整理後、討論を行う。授業内で、各テーマの課題・討論に対するフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ゲノムの構造(1)
DNA配列決定からゲノム配列決定
第2回[対面/face to face]:ゲノムの構造(2)
ゲノム構造に関する調査
第3回[対面/face to face]:ゲノム配列の生物学的意義(1)
ゲノムアノテーション
第4回[対面/face to face]:ゲノム配列の生物学的意義(2)
ゲノム配列の生物学的意義に関する調査
第5回[対面/face to face]:ゲノム配列の生物学的意義(3)
ゲノム配列の生物学的意義に関する討論
第6回[対面/face to face]:ゲノム全情報の利用(1)
ゲノミクス・トランスクリプトーム・プロテオーム
第7回[対面/face to face]:ゲノム全情報の利用(2)
ゲノム全情報の利用に関する調査
第8回[対面/face to face]:ゲノム全情報の利用(3)
ゲノム全情報の利用に関する討論
第9回[対面/face to face]:ゲノム科学の展開(1)
ゲノム情報とシステム生物学
第10回[対面/face to face]:ゲノム科学の展開(2)
ゲノム科学の応用に関する調査
第11回[対面/face to face]:ゲノム科学の展開(3)
ゲノム科学の応用に関する討論
第12回[対面/face to face]:ゲノム科学の展開(4)
これからのゲノム科学
第13回[対面/face to face]:ゲノム科学の展開(5)
これからのゲノム科学に関する調査
第14回[対面/face to face]:まとめ
全体の総括
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本科目の受講に際して、ゲノムに関わる生物化学、分子生物学、細胞生物学の基本的知識の修得が必要である。本授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし。
参考書References
授業内で適時紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
それぞれの課題に対する調査および討論への取り組み(50%)と提出されるレポート(50%)で総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業ではノートPC(貸与パソコンなど)を持参すること。