理工学研究科Graduate School of Science and Engineering
ECN500X4(経済学 / Economics 500)応用金融分析特論Applied Financial Analysis
宮越 龍義Tatsuyoshi MIYAKOSHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学研究科Graduate School of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | YC518 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | システム理工学専攻 |
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Outline (in English)
This course introduces the advanced monetary economics to students taking this course.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
金融分析の対象となる銀行・企業・政府の資金調達や運用に関する伝統的および最新の分析手法と、近年の資金調達や運用の急速なグローバル化に関する研究を行う。
到達目標Goal
工学的手法を応用して、金融システムのグローバル化と脆弱性、世界的金融危機、金融システムの成熟と経済発展の関係など、現代の直面する金融問題を分析する知識と能力の修得を目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
最近話題となっている研究テーマとそれを分析する手法を、論文を例に取り挙げながら解説する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:金融機関の合併と異業種展開1
範囲・規模の経済性とトランスログ関数
2[対面/face to face]:金融機関の合併と異業種展開2
範囲・規模の経済性とトランスログ関数
3[対面/face to face]:年金の資金調達1
世代重複モデル
4[対面/face to face]:年金の資金調達2
世代重複モデル
5[対面/face to face]:地域経済の発展と金融1
確率フロンティア関数
6[対面/face to face]:地域経済の発展と金融2
確率フロンティア関数
7[対面/face to face]:まとめ
中間試験
8[対面/face to face]:為替レート決定式の推定と為替レート予想1
時系列の共和分過程と単位根過程
9[対面/face to face]:為替レート決定式の推定と為替レート予想2
時系列の共和分過程と単位根過程
10[対面/face to face]:株価収益率とボラティリティー予想1
多変量GARCH,EGARCH
11[対面/face to face]:株価収益率とボラティリティー予想2
多変量GARCH,EGARCH
12[対面/face to face]:自国通貨建・アジア国債市場
ネットワーク分析
13[対面/face to face]:自国通貨建・アジア国債市場
ネットワーク分析
14[対面/face to face]:まとめ
期末試験
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とします。】
経済のTVニュースを良く見ていると講義に興味が湧くと同時に、理解が深まります。
テキスト(教科書)Textbooks
講義に使用する論文を事前に毎回配布する。
参考書References
毎回講義の時に紹介する。さらには、Reading Listsを配布する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
出席(50%)、中間・期末試験(50%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
「計量経済学特論」を履修していると、この講義の理解が深まります
その他の重要事項Others
事前に履修すべき科目・関連科目は、計量経済学特論、公共経済学特論、応用経済分析特論であり、また、学部の科目としては、微積・線形代数・統計学は必須である。