理工学研究科Graduate School of Science and Engineering
PSY500X4(心理学 / Psychology 500)産業人間科学特論1Industrial and Human Science1
伊藤 隆一Itoh RYUICHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学研究科Graduate School of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | YC028 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | システム理工学専攻 |
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Outline (in English)
Recently corporate managers and directors have played more important roles in management such as smoothly carrying out daily operations and projects and properly coaching their colleagues. In order to assess their management abilities and personality accurately, proper assessment tools should be developed. This course introduces personality and management ability, and Sentence Completion Test (SCT) to students taking this course. The goal of this course is to be able to assess personality and management ability using SCT.
The grade depends on the performances of reports(50%)and possitive attitude and will in class hours(50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
産業現場(採用や管理職登用など)、心理臨床現場(クリニックや相談所など)で広く使用されているSCT(精研式文章完成法テスト)について、講義と実習を行う。第1回目の授業に参加した者のみ履修ができる。
到達目標Goal
産業心理学、特に人事や教育研修についての幅広い知識を獲得し、パーソナリティの幅広さと奥深さを実体験するすることが重要である。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
パーソナリティを幅広く把握できるSCT(精研式文章完成法テスト)について、講義と実習を行う。SCTは、産業界の人事・教育現場や心理臨床領域で幅広く活用されている心理把握技法である。授業に参加し、多くのケースにふれ、パーソナリティの幅広さと奥深さを実体験することが重要である。テキストと20ケース程度の事例集は授業内貸与・配布とする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
ガイダンス
テキストと参考書、課題を説明する
第2回[対面/face to face]:パーソナリティの枠組み
パーソナリティの枠組みと内容
第3回[対面/face to face]:パーソナリティの把握(1)
パーソナリティ把握の諸技法
第4回[対面/face to face]:〃(2)
SCTによるパーソナリティの把握の実際(1)
第5回[対面/face to face]:〃(3)
〃(2)
第6回[対面/face to face]:ケースAの実習
ケース検討と評価結果のフィードバック(1)
第7回[対面/face to face]:ケースB・Cの実習
〃(2)
第8回[対面/face to face]:ケース1・2の実習
〃(3)
第9回[対面/face to face]:ケース3・4の実習
〃(4)
第10回[対面/face to face]:ケース5・6の実習
〃(5)
第11回[対面/face to face]:ケース7・8の実習
〃(6)
第12回[対面/face to face]:ケース9~11の実習
〃(7)
第13回[対面/face to face]:特殊ケースの実習(1)
〃(8)
第14回[対面/face to face]:特殊ケースの実習(2)
〃(9)
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とします。】
事前課題(ケースのパーソナリティ・スケッチ)を必ず行ってから、授業に参加すること。
参考書を読ませて、レポートを書かせることがある。
テキスト(教科書)Textbooks
テキスト、ケースは、授業中に貸与・配布・紹介する。
使用するテキスト:伊藤隆一(編著),SCT活用ガイド, 金子書房, 2012.
参考書References
参考図書:①槇田仁(編著),伊藤隆一ら,パーソナリティの診断 総説 手引, 金子書房, 2001.(共著)。②佐野勝男・槇田仁,SCT用紙(成人用),金子書房,1960。
成績評価の方法と基準Grading criteria
課題レポート(50%)、授業参加意欲(50%)等を総合して評価する。
The grade depends on the performances of reports(50%)and possitive attitude and will in class hours(50%).
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
今後とも、わかりやすく、具体的で、実践的な授業を行っていきたい。
その他の重要事項Others
★第1回目の授業に参加した者のみ履修ができる★
★授業開始前に、学習支援システムに登録しておくこと★
授業に出席し、積極的に討論に参加することが重要である。
長年、SCTやインバスケット・ゲームを活用して、セミナーや、企業人事、特に採用や登用に関する意見書を作成するアウトソーシングを行っている。それらの知識や技能を授業の中で紹介したい。