理工学研究科Graduate School of Science and Engineering
PCE500Y1(プロセス・化学工学 / Process/Chemical engineering 500)無機合成化学特論Advanced Processing for Inorganic Materials
石垣 隆正Takamasa ISHIGAKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学研究科Graduate School of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | YB505 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 応用化学専攻 |
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Outline (in English)
Production processes of inorganic ceramic materials, including solid-state, liquid phase and vapor phase methods, are overviewed. Functions and fabrication processes of ceramic materials utilized in opto-electric, magnetic and new energy-related devices are learned.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
無機材料の代表的な製造プロセス(固相法、液相法、気相法)について概説する。また、最近の科学技術の進歩により生まれたナノ組織材料、光・磁気デバイス、新エネルギーデバイスなどで使用される無機材料を紹介し、機能性の利用、作製プロセスを解説する。
到達目標Goal
無機材料作製プロセスの理解。当該領域の英語論文の内容理解。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
無機材料の製造プロセスについて順次概説する。各回課題論文を配布するので、論文の抄録をレポートとして提出する。また、各回、数人で分担して、当該論文の目的、実験方法、結果について報告する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:無機材料合成プロセスの概要
ものつくりの意義とセラミックス材料とその基盤となる科学技術を概説する。
2[対面/face to face]:固相プロセス(Ⅰ)
常圧焼結法による透明焼結体の作製
3[対面/face to face]:固相プロセス(Ⅱ)
固相反応法による複合セラミックスの作製
4[対面/face to face]:固相プロセス(Ⅲ)
ホットプレス法によるセラミックス焼結体の作成
5[対面/face to face]:ガス圧焼結法による窒化物セラミックスの焼結
高圧窒素中での窒化物セラミックスの焼結
6[対面/face to face]:SPS法によるセラミックスの焼結
放電プラズマ焼結法によるセラミックス材料の作製
7[対面/face to face]:溶液プロセス(Ⅰ)
沈殿析出プロセスによるセラミックス粉末の作製
8[対面/face to face]:溶液プロセス(Ⅱ)
ゾルゲル法によるセラミックス粉末の合成
9[対面/face to face]:溶液プロセス(Ⅲ)
水熱法によるセラミックス材料の合成
10[対面/face to face]:溶液プロセス(Ⅳ)
超臨界流体を利用したセラミックス材料合成
11[対面/face to face]:溶液プロセス(Ⅴ)
溶液プロセスによる金属粉末の合成
12[対面/face to face]:気相プロセス(Ⅰ)
CVD法によるセラミックス粉末の合成
13[対面/face to face]:気相プロセス(Ⅱ)
スパッタリング法によるセラミックス薄膜の合成。
14[対面/face to face]:気相プロセス(Ⅲ)
レーザーアブレーション法によるセラミックス薄膜の合成
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とします。】課題資料のまとめ。
テキスト(教科書)Textbooks
講義資料を配付する。
参考書References
「セラミックスの基礎科学」守吉、笹本、植松、伊熊著、内田老鶴圃.
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義内容に関連する課題を調査したレポートの提出とその達成度。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義で取り上げたトピックを学生間で討論する時間を設ける。