理工学研究科Graduate School of Science and Engineering
ELC500X2(電気電子工学 / Electrical and electronic engineering 500)知能ロボット特論Intelligent Robotics
伊藤 一之Kazuyuki ITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学研究科Graduate School of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | YA515 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 電気電子工学専攻 |
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Outline (in English)
The goals of this course are to
(1)Understand fundamental problems in realizing autonomous robots which operate in unknown complex environment.
(2)Survey latest researches in intelligent robotics.
Grading Criteria
Report(homework) 50%, In class contributions 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
未知環境において自律的,適応的に振舞うことが可能なロボットの実現を目標とする.前半では,知能ロボットの実現にあたっての問題点を解説し,後半では,この問題を解決するために現在研行われている研究について,工学以外の分野も含め総合的に解説する.
到達目標Goal
従来研究の問題点を整理し,問題を解決するための方策を提示できるようになる.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
前半は,講義形式で解説を行う.
第9-15回の研究事例においては,興味のある論文を各自もちより,一人につき1回程度その内容を発表してもらい,討論を行う.
課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:概要
本講義の目的,知能ロボットの現状などについて述べる
第2回[対面/face to face]:チューリングテスト
チューリングテストを例に知能の有無を判別することの難しさについて考える
第3回[対面/face to face]:記号接地問題
意味の理解における身体の重要性を解説する
第4回[対面/face to face]:フレーム問題
フレーム問題を中心にロボットの知能を実現する際の問題点について解説する
第5回[対面/face to face]:身体と知能
昆虫などを例に,知能の実現において身体の果たす役割を解説する
第6回[対面/face to face]:相互作用と知能1
環境との相互作用により実現される知的な振る舞いについて解説する
第7回[対面/face to face]:相互作用と知能2
生物の知的な振る舞いについて,環境との相互作用の立場から解説する
第8回[対面/face to face]:生態心理学1
人間の知覚について解説する
第9-14回[対面/face to face]:研究事例
最新の研究事例をもとに討論を行う
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とします。】各自,関連分野の論文を読み,発表および質疑応答の準備をすること
テキスト(教科書)Textbooks
特に使用しない.
参考書References
授業中に紹介する
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート、平常点、講義中の質疑応答等を総合して評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
スライドの文字が小さくなる場合がある.見難い場合には,前方の席に座る,オペラグラスを用意するなど,各自適切に対処をされたい.