理工学研究科Graduate School of Science and Engineering
ELC500X2(電気電子工学 / Electrical and electronic engineering 500)エネルギー工学コアスタディCore Study for Energy Engineering
岡本 吉史Yoshifumi OKAMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学研究科Graduate School of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | YA923 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 電気電子工学専攻 |
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Outline (in English)
The objective of the lecture is to learn the advancement of numerical electromagnetic field analysis and the design method of high-performance electrical machines.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
電磁界数値解析の高度化・電気機器の高性能設計に関する講義を行う.
到達目標Goal
電磁界解析を駆使し,電気機器の高性能化を行う.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
電気機器の設計最適化手法について,講義を進める.初学者でも理解できるように,複雑な定式化についても細部まで分かりやすい式変形に努める.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:磁気特性の測定 I
初期磁化曲線の測定とモデリング
2[対面/face to face]:磁気特性の測定 II
磁気ヒステリシスの測定とモデリング
3[対面/face to face]:永久磁石の磁化分布同定 I
ガウスメータによる永久磁石周囲の磁界測定
4[対面/face to face]:永久磁石の磁化分布同定 II
逆問題求解手法
5[対面/face to face]:有限要素法 I
三次元解析の基礎と応用
6[対面/face to face]:有限要素法 II
電気機器解析への応用
7[対面/face to face]:非線形磁界解析 I
磁気非線形性を考慮した磁界解析手法
8[対面/face to face]:非線形磁界解析 II
ニュートン・ラフソン法を用いた非線形磁界解析
9[対面/face to face]:誘電加熱解析
マイクロ波共振器の数値解析
10[対面/face to face]:誘導加熱解析
誘導加熱現象の数値解析と自然対流の考慮
11[対面/face to face]:電気機器の設計最適化 I
最適化手法の特質
12[対面/face to face]:電気機器の設計最適化 II
随伴変数法による感度解析
13[対面/face to face]:電気機器の設計最適化 III
制約条件付き最適化手法
14[対面/face to face]:電気機器の設計最適化 IV
同期電動機の設計最適化
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とします。】
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない.
参考書References
中田高義,髙橋則雄:「電気工学の有限要素法」,森北出版株式会社
原武久:「非構造分野における有限要素法の基礎」,昭晃堂
Peter P. Silvester, Ronald L. Ferrari, "Finite elements for electrical engineers," CANBRIDGE
五十嵐一,亀有昭久,加川幸雄,西口磯春,A.ボサビ:「新しい計算電磁気学」,培風館
本間利久,五十嵐一,川口秀樹:「数値電磁力学 -基礎と応用-」,培風館
竹内則雄,樫山和男,寺田賢二郎:「計算力学 有限要素法の基礎」,森北出版株式会社
北村充:「数理計画法による最適化 実際の問題に活かすための考え方と手法」,森北出版株式会社
田村明久,村松正和:「工系数学口座17 最適化法」,共立出版株式会社
寒野善博,土谷隆:「東京大学工学教程 基礎系 数学 最適化法と変分法」,丸善出版株式会社
矢部博,八巻直一:「応用数値計算ライブラリ 非線形計画法」,朝倉書店
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート等を総合化した点数が,60点以上の学生を合格と判定する.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
なし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
なし
その他の重要事項Others
講義の進捗如何では,講義計画が変更となる場合もある.プロジェクターを使用して講義を行う場合もある.