理工学研究科Graduate School of Science and Engineering
ECN500X4(経済学 / Economics 500)公共経済学特論Public Economics
宮越 龍義Tatsuyoshi MIYAKOSHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学研究科Graduate School of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | YC517 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | システム理工学専攻 |
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Outline (in English)
This course introduces the principles and the application of Public Economics to students taking this course.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
公共経済学の基本的知識を習得するとともに、基本問題である安定化政策・公共財・外部性・課税・分配の公平性などに関する研究と、成長問題である公共投資・社会資本整備・政府の効率化・世代間の公平性などに関する研究を行う。
到達目標Goal
工学的手法を応用して、公共部門の直面する現代的課題である、赤字財政、環境政策、少子高齢化における年金問題などを解明する知識と能力の修得を目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
最近話題となっている研究テーマとそれを分析する手法を、論文を例に取り挙げながら解説する。その後、学生から、最新の論文を読みその内容を解説し報告してもらう。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:地方分権化と地域経済の発展1
ポントリアギンの最大値原理
2[オンライン/online]:地方分権化と地域経済の発展2
ポントリアギンの最大値原理
3[オンライン/online]:年金資金の調達1
世代重複モデル
4[未定/undecided]:年金資金の調達2
世代重複モデル
5[オンライン/online]:経済危機のコスト1
多期間効用関数の最大化問題と、相対的リスク回避度
6[オンライン/online]:経済危機のコスト2
多期間効用関数の最大化問題と、相対的リスク回避度
7[オンライン/online]:中間試験
1-6回の復習
8[オンライン/online]:国債市場の多国間連動1
Granger因果と多変量GARCH
9[オンライン/online]:国債市場の多国間連動2
Granger因果と多変量EGARCH
RATSプログラミング
10[オンライン/online]:年金ファンドの世界展開1
市場の効率性と非対称性、
RATSプログラミング
11[オンライン/online]:年金ファンドの世界展開2
市場の効率性と非対称性、
RATSプログラミング
12[オンライン/online]:国際公共財モデル1
不動点定理
13[オンライン/online]:国際公共財モデル2
不動点定理
14[オンライン/online]:期末試験
8-13回の復習
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とします。】経済のTVニュースを良く見ていると講義に興味が湧くと同時に、理解が深まります。
テキスト(教科書)Textbooks
講義に使用する論文を事前に毎回配布する。
参考書References
講義の時に紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間試験(40%)、期末試験(40%)、出席(20%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
「計量経済学特論」、「応用経済分析特論」、「応用金融分析特論」を履修していると、「公共経済学特論」の理解が深まります。また、微積・線形代数・統計学は十分理解しておくことが必須です。
その他の重要事項Others
事前に履修すべき科目・関連科目は、「計量経済学特論」、「応用金融分析特論」、「応用経済分析特論」であり、また、学部の科目としては、微積・線形代数・統計学は必須である。