デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design
MEC500N4(機械工学 / Mechanical engineering 500)システム工学論Systems Engineering
日比野 浩典Hironori HIBINO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | U3113 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期前半/Spring(1st half) |
曜日・時限Day/Period | 水1/Wed.1,水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory |
修士課程 システムデザイン専攻 専門科目 |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to learn manufacturing system design in relation to material and information flow.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
従来の工学が要素の解析や設計に重点を置き個々の技術分野を取り扱っているのに対し、システム工学は様々な要素技術を組み合わせた統合化システムを取り扱う。
様々なシステムを設計・構築するに当たってはシステムの与条件の抽出設定から始まり、設計・構築・実施・検証運営等のステップを踏んでゆくが、質の良い最適なシステムを構築するためには、その構築手順を明確にし、手順の各ステップで様々な科学的手法が活用される。またシステムは様々なサブシステムの集合体であり様々な工学分野の集合体でもある。本講義では、まず、システム工学の考え方と技術を解説する。次に、工業製品を,短いリードタイムで諸条件を満たしながら生産する生産システムを対象として、その設計・運用技術に関して、明らかにする。
The purpose of this course is to learn manufacturing system design in relation to material and information flow.
到達目標Goal
1.システムを設計、構築、検証するための手順や手法を理解する。
2.生産システムの基本的な考え方を理解する。
3.テーマ設定し、システムを調査し、システムの理解を深め設計手法を会得する。
The goals of this course are to learn system design methods, modeling methods, and simulation methods.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義は、講義方式、テーマを設定しての演習形式、設定テーマの調査発表をミックスして行う。主体は講師の実社会でのシステム設計、プロジェクトマネジメントの経験に基づき、実践的な講義内容とする。後半は実態的テーマを設定し学生の発表を元に講師とディスカッションにより進める。
講義は、オンラインでZOOMを使用する同期講義で実施する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]: システムとは
システム工学の重要性と位置づけについて説明
2[オンライン/online]:システム構築の手順、プロジェクトの進め方の説明
構築の手順、プロセスとプロジェクトマネジメントの紹介
3[オンライン/online]:システムのモデル化
モデル化の意味、モデル化手法の紹介
4[オンライン/online]:ものづくり企業活動と生産システム
ものづくり企業活動と生産システムについて,製品の企画,設計から工場の設計までの活動であるエンジニアリングチェーンと,製品の製造から販売店への供給までの製造供給活動であるサプライチェーンの視点から学習する.
5[オンライン/online]:デジタルエンジニアリングおよびコンカレントエンジニアリング
生産システム構築プロセスを情報モデルを利用して実施するデジタルエンジニアリングを説明する.また,設計から製造にいたるさまざまな業務を同時並行的に処理することで,生産システム構築プロセスを短期化する開発手法であるコンカレントエンジニアリングについて説明する
6[オンライン/online]:バーチャルファクトリーの概要
工場設計時にコンピュータ上に構築されるシミュレーションモデルによりものの流れや情報の流れを評価する,仮想工場(バーチャルファクトリー)のエンジニアリングチェーンでの位置づけと技術概要を解説する.
7[オンライン/online]:前期予備
レポート作成
8[オンライン/online]:学生による調査発表とディスカッション(1)
課題の調査発表とそのディスカッションを実施する
9[オンライン/online]:学生による調査発表とディスカッション(2)
課題の調査発表とそのディスカッションを実施する
10[オンライン/online]:学生による調査発表とディスカッション(3)
課題の調査発表とそのディスカッションを実施する
11[オンライン/online]:学生による調査発表とディスカッション(4)
課題の調査発表とそのディスカッションを実施する
12[オンライン/online]:学生による調査発表とディスカッション(5)
課題の調査発表とそのディスカッションを実施する
13[オンライン/online]:学生による調査発表とディスカッション(6)
課題の調査発表とそのディスカッションを実施する
14[オンライン/online]:後半演習
後半の演習時間とする。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
シラバス内容の事前確認
システム工学を利用する事例の調査
レポートの作成
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than two hours for a class.
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使わない
授業に必要な資料は配布
参考書References
機械工学便覧「生産システム工学」日本機械学会(2005年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
調査発表(30%)、レポート(30%)、平常点(40%)をもとに総合的に評価する。
Your overall grade in the class will be decided based on the following
The survey results and their presentation: 30%, short report:30%, in class contribution: 40%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
丁寧に且つ、できるだけ学生にとってわかりやすいように講義を進めていく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
特になし