デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design
CST500N3(土木工学 / Civil engineering 500)鋼橋の点検・診断・対策技術Inspection, Diagnosis & Countermeasure Techniques for Steel Bridges
杉本 一朗Ichiro SUGIMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | U2110 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期後半/Spring(2nd half) |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu,4,木5/Thu,5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory |
修士課程 都市環境デザイン工学専攻 専門科目 |
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Outline (in English)
This class mainly introduces the maintenance and management of steel bridges, and is intended for graduate students in the division of civil and environmental engineering.
The class introduces maintenance planning, inspection, diagnosis, countermeasures, etc., for steel bridges through case studies of countermeasures and monitoring of steel bridges.
At the end of the class, the goal is to deepen the understanding of various matters related to the maintenance and management of steel bridges, and to acquire specialized knowledge equivalent to that of a steel infrastructure inspection engineer.
Although the class consists of lectures and exercises, it is important to prepare and review in order to understand of the class.
The standard time of preparation and review is 2 hours each.
Final grade will be based on term-end report (70%) and in-class discussion (30%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業は、主として鋼橋を対象とした維持管理に関するもので、大学院デザイン工学研究科を対象としたものである。この授業では、鋼橋の維持管理計画,点検,診断,対策などについて紹介する。学生は対策方法,モニタリングなどのケーススタディを通じて基礎的な概念を学ぶことができる。また、維持管理において必要な溶接継手とボルト継手の基礎知識についても習得できる。鋼橋の維持管理の課題の理解を通じて、「土木鋼構造診断士補」レベルとしての素養を身に付けることが期待される。
到達目標Goal
鋼橋の維持管理に関連する各種事項の理解に務めると共に,土木鋼構造診断士補と同等の専門的知識を習得することを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義と演習を行う。 授業内で行った課題に対する講評や解説も行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1・2回[オンライン/online]:ガイダンス,
点検・診断の概要と演習
ガイダンスを行うと共に,鋼橋の点検・診断の概要について述べると共に演習を行う。
第3・4回[オンライン/online]:主要材料の性質と変遷,接合方法の概要と演習
主要材料の特徴とこれまでの変遷及び接合方法について述べると共に演習を行う。
第5・6回[オンライン/online]:損傷の種類と測定方法の概要と演習
損傷の種類と測定方法について述べると共に演習を行う。
第7・8回[オンライン/online]:損傷の点検と測定方法の概要と演習
損傷の点検と測定方法に関して述べると共に演習を行う。
第9・10回[オンライン/online]:損傷部材の評価の概要と演習
損傷部材の評価方法について述べると共に演習を行う。
第11・12回[オンライン/online]:補修・補強の概要と演習
補修・補強方法について述べると共に演習を行う。
第13・14回[オンライン/online]:鋼道路橋,鋼鉄道橋他,鋼構造物に関する損傷と演習
鋼道路橋,鋼鉄道橋他,鋼構造物の損傷に関して紹介すると共に演習を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
鋼構造に関する知識を習得しておく。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
日本鋼構造協会 土木鋼構造物の点検・診断・対策技術
授業でのプリント配布
参考書References
特に指定しない。(必要に応じて講義で紹介する)
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポートの課題(70%)と授業中の討議(30%)により評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生との対話型の授業を目指します。
その他の重要事項Others
鉄道の土木鋼構造物の設計から維持管理業務に携わってきた教員が、土木鋼構造物の維持管理について解説する。