デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design
OTR500N3(その他 / Others 500)都市環境デザイン工学基礎1Basics of Civil and Environmental Engineering 1
溝渕 利明、鈴木 善晴、今井 龍一MIZOBUCHI TOSHIAKI, Yoshiharu SUZUKI, Ryuichi IMAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | U2000 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期前半/Spring(1st half) |
曜日・時限Day/Period | 木1/Thu,1,木2/Thu,2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
選択・必修Optional/Compulsory | 必修 |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory |
修士課程 都市環境デザイン工学専攻 基盤科目 |
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Outline (in English)
The theme of this lecture is to review contents learned by the undergraduate among the major subjects related to the urban planning, environmental system and facility design and to learn further advanced contents.
Learning Objectives
The Learning Objectives is to acquire perspectives and knowledge that will lead to a highly specialized level of understanding in addition to reconfirming and reviewing the specialized content related to the core subjects in each of the urban planning, environmental systems, and facility design departments.
Learning activities outside of classroom
After the lectures in each course, exercises are assigned, so students should thoroughly review the content of each lecture and deepen their understanding while writing a homework report and submitting it by the deadline. The standard time for preparation and review for this class is 2 hours each.
Grading Criteria /Policy
Based on active participation in class (30%) and evaluation of assignment reports (70%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
都市プランニング系、環境システム系、施設デザイン系の各系に係わる専門的な内容のうち学部で学習したレベルのエッセンスを再確認し、さらに発展的な内容に触れる。
到達目標Goal
都市プランニング系、環境システム系、施設デザイン系の各系の学部における基幹科目に係わる専門的な内容を再確認しながら復習するとともに、高度な専門レベルの理解につながる視点や知識を修得することを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
(環境システム系/5 回) 学部で学習した、水理学、水文学、河川工学、水
資源工学、水工学など、水や環境に関する基礎知識を体系的に整理
するとともに、流域水循環システムの構築に関する現状と課題、わ
が国の水環境の評価手法や今後のあり方、さらには地球規模で水問
題について、包括的な講義を通して、理解を深める。
(施設デザイン系/ 5 回) これまで学んできたコンクリート材料及びコン
クリート構造について,習得している内容について確認する。コン
クリート材料は,使用する材料の物理特性・化学特性,フレッシュ
コンクリートの性質,硬化コンクリートの特性(力学特性,変形特
性),コンクリートの耐久性,配合設計について確認を行う。コンク
リート構造は,限界状態設計法に基づいた梁の断面設計について,基
本的な事項を十分把握しているかを確認していく。
(都市プランニング系教員/4 回) 都市計画や交通工学などの計画系
の基礎知識の確認と今後益々必要性が高まってくる公共事業評価に
おける費用便益手法を始めとしたプロジェクト評価手法を習得する.
特に環境価値などの非市場財の便益の計測手法について代表的な手
法を実践で利用できるようにする.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:日本と世界の河川
川と都市・地域の特性(日本と世界の河川の特徴)
川をめぐる経緯とこれからの課題(河川と人との関係)
2[対面/face to face]:河川水文現象とその解析手法
水循環過程、流出解析、洪水流の解析
3[対面/face to face]:治水計画と水資源計画
水害の特性と歴史的変遷、治水計画の立て方、水防、現代都市の水害と治水
水利用とは何か、各種水利用の特性、水資源の開発
4[対面/face to face]:河川環境・河川構造物
河川事業の河川環境への影響、河川再生、河川景観、
河川構造物(治水施設、利水施設、多目的施設)
5[対面/face to face]:水域の環境保全
河川・湖沼・沿岸域での水質汚濁状況の現状、水循環再生の必要性、水循環再生計画の実際、気候変動への適応策
6[対面/face to face]:コンリート材料
コンリートに使用される材料の基本的な特性等である化学的・物理的特性について概説する
7[対面/face to face]:コンクリートの性質
コンクリートの特性であるフレッシュコンクリート・力学特性,変形特性,その他の特性など硬化コンクリートの各性質について概説する
8[対面/face to face]:コンクリートの耐久性
コンクリートの代表的な劣化現象についてそのメカニズム,抑制のための対策などを概説する
9[対面/face to face]:コンクリートの耐久設計
コンクリートの耐久設計の考え方,材料設計への適用方法などを概説する
10[対面/face to face]:コンクリートの配合設計
コンクリートの配合設計の基本的事項,配合条件の設定方法,配合計算について概説する
11[対面/face to face]:公共事業評価の基本的な考え方
公共事業評価の一般的評価手法を把握する
12[対面/face to face]:国土交通省政策評価基本計画
国土交通省の政策評価の考えを把握し,部門別の評価基準を把握する
13[対面/face to face]:公共事業評価の費用便益分析
仮想的市場評価法
(CVM) 適用の指針
費用便益分析手法を把握する
仮想的市場評価法の手法を学び,応用事例について考察する
14[対面/face to face]:地域・都市経済分析の基礎
地域・都市計画を実施するための経済的な分析手法を把握する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各系での講義後に、それぞれ演習課題が課されるので、各回の講義内容を十分に復習し、理解を深めながら、宿題レポートを作成し、期限までに提出する。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に無し。授業ごとに印刷資料を配布する。
参考書References
分野ごとに、適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への積極的な取組み(30%)と課題レポートの評価(70%)による。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
適宜、PPT、DVD教材などを使用する。