デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design
ADE600N2(建築学 / Architecture and building engineering 600)デザインスタジオ10 YArchitectural Design Studio 10
松本 文夫、下吹越 武人Fumio MATSUMOTO, Taketo SHIMOHIGOSHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | U1334 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 6 |
備考(履修条件等)Notes | 建築院:建築士 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択必修 |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory |
修士課程 建築学専攻 スタジオ科目 |
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Outline (in English)
This course operates around a studio format run by several instructors. Students will perform a series of studies starting from grasping/analyzing site and planning conditions, working through the possibilities presented before narrowing down proposals and finally making presentations using diagrams, models and images.
In addition, as part of an on-campus internship students will aim to acquire fundamental knowledge and skills from practical experience.
[Learning Objectives]
We aim to develop the ability to find each unique sub-theme within the framework of the preconditions given in common and put it together as a concrete plan proposal.
[Learning activities outside of classroom]
In principle, the design studio of the graduate school is held three times a week, but receiving instruction in the studio is only a part of the design act. In the case of a graduate school studio, students are particularly required to learn how to express themselves, so work outside of class is even more essential than during class hours.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend 8 hours to understand the course content.
[Grading Criteria /Policy]
Grading will be decided based on final presentation (100%) with reference to esquisse and midterm presentation.
Absence from each review and 2 or more unexcused absences will not be evaluated.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
建築デザインの新しい構成手法を探求し、具体的な敷地でその実現可能性について試行する。まず、課題テーマに即して地域のリサーチを行い、都市空間の読み取りとその展開可能性について批評的視点に立って考察する。次にリサーチを具体的な空間へと変換するコンセプトモデルを制作し、最終的には都市と建築を同時に扱う建築提案としてまとめる。
到達目標Goal
共通に与えられた前提条件の枠内で、それぞれ固有のサブテーマを見いだし、それを具体的な計画提案としてまとめあげる能力を目指す。
また学内インターンシップ科目として、実務設計の基礎知識と基本技法の修得が求められる。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力 :◎
- 歴史と文化:◎
- 持続可能性と設計論理:◎
- 専門性:○
- 技術と芸術:◎
- 情報技術:◎
- 表現能力・コミュニケーション能力:◎
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP5」、「DP7」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
複数教員によるスタジオ形式の授業。敷地や設計与条件の把握・分析から始まり、いくつかの可能案の模索・検討を経て、次第に具体的な提案へと絞り込み、最終的に図面、模型、映像等によるプレゼンテーションにいたる一連のスタディからなる。毎週のエスキスから得られるフィードバックを積み重ねながら提案を発展させる。
DS8,10合同のガイダンスを行い授業の進め方、予定などの説明とスタジオの選択(抽選の場合あり)を行う。学習支援システムにてガイダンスの案内を確認すること。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:課題説明 テーマのとらえ方,進め方について
ガイダンスに基づきスタジオ選択を行なう。
第2回[対面/face to face]:スタディ 前提条件の把握と分析
敷地の調査、予条件の分析、事例研究などを行なう。
第3回[対面/face to face]:スタディ 計画敷地等の調査分析と展開
敷地の調査、予条件の分析、事例研究などのクラス内発表を行なう。
第4回[対面/face to face]:スタディ コンセプト、イメージスケッチによる模索
エスキースを提示し講評を受ける。
第5回[対面/face to face]:発表1 コンセプト、スケッチ等による発表/講評
イニシャルコンセプトをクラス内で発表する。
第6回[対面/face to face]:スタディ 平面計画、スタディモデルによる検討
基本設計レベルの作業を開始する。
第7回[対面/face to face]:スタディ 断面を反映させた平面計画
基本設計レベルの作業の展開。
第8回[対面/face to face]:スタディ 立面を反映させた平面計画
基本設計レベルの作業の展開。
第9回[対面/face to face]:発表2 平・立・断面、部分モデル等による発表/講評
基本設計レベルの作業のクラス発表。
第10回[対面/face to face]:スタディ 部分計画に関わる検討
DD(デザイン・デベロップメント)レベルの作業を開始する。構造と意匠の整合を図る。
第11回[対面/face to face]:スタディ 詳細表現に関わる検討
DD(デザイン・デベロップメント)レベルの作業を展開。
第12回[対面/face to face]:スタディ 部分と全体の調整
DD(デザイン・デベロップメント)レベルの作業を展開。
第13回[対面/face to face]:発表3 図面、模型、画像等によるクラス内発表/講評
DD(デザイン・デベロップメント)レベルの作業のクラス内発表。
第14回[対面/face to face]:最終講評 他のスタジオと合同の発表/講評会
他のクラスの発表者と成果を競う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
大学院のデザインスタジオは週3回が原則だが、スタジオで指導を受けるのは設計行為の一部でしかない。大学院スタジオの場合はとくに自己の表現をいかにして身に着けるかが問われるので、授業外での作業は授業時間内以上に不可決なものとなる。本授業の準備学習・復習時間は、各4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは特にないが、課題内容により必読文献があればクラス内で指示される。
参考書References
必要に応じて授業内で紹介
成績評価の方法と基準Grading criteria
エスキース・中間発表を踏まえた最終発表の成果作品を総合的に評価する(配分:100%)。各発表の欠席および2回以上の無断欠席は成績評価対象外とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
デザインスタジオは少人数教育が前提であるが、スタジオ間の交流も大きな刺激となる。特に中間・最終発表において、他スタジオの聴講は必須とする。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
CADやCGだけではなく、IAEサーバーにクラスの共有情報を蓄積する方法など情報機器の新たな利用を常に心がける必要がある。
その他の重要事項Others
【実時間(ガイダンス・報告会等を除く)】252時間
【単位数】6単位
【指導者】1級建築士の資格を持つ教員が指導にあたる。
【内容】実施を前提とした実務的プロジェクト
デサインスタジオ8/10は合同ガイダンスを開催する。ガイダンスでは各スタジオの課題説明の後、履修するスタジオを選択(抽選)し、スタジオ毎に分かれて個別説明を行う。履修希望者は必ず合同ガイダンスに出席しなければならない。病欠など、やむなく欠席する場合はガイダンス前に担当教員へ連絡すること。