デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design
ADE600N2(建築学 / Architecture and building engineering 600)デザインスタジオ9 YArchitectural Design Studio 9
山道 拓人、橋村 雄一Takuto SANDO, Yuichi HASHIMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | U1333 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 6 |
備考(履修条件等)Notes | 建築院:建築士 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択必修 |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory |
修士課程 建築学専攻 スタジオ科目 |
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Outline (in English)
[Course outline] This course is designed to uncover the individuality and potentiality of the region through field surveys, explore its problems, and derive answers to revitalization from the historical, urban, and architectural perspectives. [Learning Objectives] Students will discover their own sub-themes within the framework of commonly given prerequisites, and aim to have the ability to summarize them as concrete planning proposals. The course also requires students to acquire basic knowledge and basic techniques of practical design as an on-campus internship course. [Learning activities outside of classroom] The graduate school design studio is held three times a week in principle, but receiving instruction in the studio is only a part of the design process. In the case of the graduate studio, students are especially required to learn how to express themselves, so work outside of class is more important than in-class time. The standard preparation and review time for this class is 4 hours each. [Grading Criteria /Policy] The final presentation will be evaluated comprehensively based on the results of the final presentation, which will be based on the esquisse and the midterm presentation. (100%) Students who are absent without permission more than twice will not be graded.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
情報社会において、都市のイメージの意味が変わり、都市空間そのものに求められる設計も変容している。このスタジオでは建築学におけるイメージと空間を結びつける概念を学びながら、都市における新しい手法の構築を目指す。
到達目標Goal
共通に与えられた前提条件の枠内で、それぞれ固有のサブテーマを見いだし、それを具体的な計画提案としてまとめあげる能力を目指す。
また学内インターンシップ科目として、実務設計の基礎知識と基本技法の修得が求められる。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力 :◎
- 歴史と文化:◎
- 持続可能性と設計論理:◎
- 専門性:○
- 技術と芸術:◎
- 情報技術:◎
- 表現能力・コミュニケーション能力:◎
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP5」、「DP7」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
複数教員によるスタジオ形式の授業。敷地や設計与条件の把握・分析から始まり、いくつかの可能案の模索・検討を経て、次第に具体的な提案へと絞り込み、最終的に図面、模型、映像等によるプレゼンテーションにいたる一連のスタディからなる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:課題説明
ガイダンスに基づきスタジオ選択を行なう。
第2回[対面/face to face]:都市イメージの研究
時代ごとの都市イメージを表現する作品の調査、分析、事例研究
第3回[対面/face to face]:都市イメージを扱う作品のリバースエンジニアリング
時代ごとの都市イメージを分析したものを、図面・模型化
第4回[対面/face to face]:イメージの記録と表現
前の週までに作成した模型を再撮影することで、イメージとして定着する手法を学ぶ
第5回[対面/face to face]:中間発表1
写真家などゲストを招き、イメージの表現についての技術を学ぶ
第6回[対面/face to face]:実際の都市へのインストール
前半で獲得したイメージや空間構成をインストールする敷地のフィールドワーク
第7回[対面/face to face]:実際の都市へのインストール
敷地を決め、周辺まで含めた図面・模型の書き起こしと、設計を行う
第8回[対面/face to face]:実際の都市へのインストール
プログラムの策定を行う
第9回[対面/face to face]:中間発表2
建築家などゲストを招き、フィールドワークと設計の関係を学ぶ
第10回[対面/face to face]:具体的空間のイメージ
デザイン・デベロップメント ハードとソフトの関係について
第11回[対面/face to face]:具体的空間の構造化
デザイン・デベロップメンデベロップメント 周辺への影響について。
第12回[対面/face to face]:具体化への詰め
デザイン・デベロップメント 時間的変化について
第13回[対面/face to face]:クラス内の最終発表/講評
デザイン・デベロップメント 表現としての最終的な定着
第14回[対面/face to face]:最終講評会
他のクラスの発表者と成果を競う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
大学院のデザインスタジオは週3回が原則だが、スタジオで指導を受けるのは設計行為の一部でしかない。大学院スタジオの場合はとくに自己の表現をいかにして身に着けるかが問われるので、授業外での作業は授業時間内以上に不可決なものとなる。本授業の準備学習・復習時間は、各4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは特にないが、課題内容により必読文献があればクラス内で指示される。
参考書References
必要に応じて授業内で紹介
成績評価の方法と基準Grading criteria
エスキース・中間発表を踏まえた最終発表の成果作品を総合的に評価する。(100%)
2回以上の無断欠席は成績評価対象外とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
デザインスタジオは少人数教育が前提であるが、スタジオ間の交流も大きな刺激となる。特に中間・最終発表において、他スタジオの聴講は必須とする。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
CADやCGだけではなく、IAEサーバーにクラスの共有情報を蓄積する方法など情報機器の新たな利用を常に心がける必要がある。
その他の重要事項Others
【実時間(ガイダンス・報告会等を除く)】252時間
【単位数】6単位
【指導者】1級建築士の資格を持つ教員が指導にあたる。
【内容】実施を前提とした実務的プロジェクト
デサインスタジオ9は合同ガイダンスを開催する。ガイダンスでは各スタジオの課題説明の後、履修するスタジオを選択(抽選)し、スタジオ毎に分かれて個別説明を行う。履修希望者は必ず合同ガイダンスに出席しなければならない。病欠など、やむなく欠席する場合はガイダンス前に担当教員へ連絡すること。