デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design
ADE600N2(建築学 / Architecture and building engineering 600)デザインスタジオ11Architectural Design Studio 11
下吹越 武人、赤松 佳珠子、小堀 哲夫、山道 拓人、西沢 大良、南後 由和Taketo SHIMOHIGOSHI, Kazuko AKAMATSU, Tetsuo KOBORI, Takuto SANDO, ,
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | U1303 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 6 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory |
修士課程 建築学専攻 スタジオ科目 |
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Outline (in English)
In this course, students will learn to make comprehensive architectural design proposals based on social perspectives, creative spaces etc.
In addition, as part of an on-campus internship students will aim to acquire fundamental knowledge and skills from practical experience.
[Learning Objectives]
The goal is to produce comprehensive architectural design proposals based on social perspectives and original spatial concepts.
[Learning activities outside of classroom]
In principle, the design studio of the graduate school is held three times a week, but receiving instruction in the studio is only a part of the design act. In the case of a graduate school studio, students are particularly required to learn how to express themselves, so work outside of class is even more essential than during class hours.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend 12 hours to understand the course content.
[Grading Criteria /Policy]
Grading will be decided based on final presentation (100%) with reference to esquisse and midterm presentation.
Absence from each review and 2 or more unexcused absences will not be evaluated.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
客員教員の指導を中心に、一級建築士資格を有する教員を含む複数教員からアドバイスを受けながらスタディを進めるものとし、現実の都市への適合性や建築構造、建築構法、環境デザインなどとも連動した、高度な設計内容の構築を目標とする。
到達目標Goal
社会的な視点や独創的な空間の構想に基づく総合的な建築設計の提案を製作する。
また学内インターンシップ科目として、実務設計の基礎知識と基本技法の修得が求められる。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力 :◎
- 歴史と文化:◎
- 持続可能性と設計論理:◎
- 専門性:○
- 技術と芸術:◎
- 情報技術:◎
- 表現能力・コミュニケーション能力:◎
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP5」、「DP7」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
敷地のサーベイや事例調査などによる問題点の整理、それらにもとづく基本構想の策定、計画具体化へ向けての図面と模型によるスタディを煮詰め、途中何回かの発表と再検討、最終的なプレゼンテーションの方法など、各段階でのチェックと講評を受けながら進めてゆく。
スタジオとしての評価は途中段階における種々のスタディ経過も含んで行われる。最終提出形式は、分析レポート(A3版横とじ、敷地分析や立案根拠についての記述)と、図面(A1サイズ)および模型からなり、分析レポートの巻末にはA1図面の縮小版も掲載する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
テーマのとらえ方,進め方について
第2回[対面/face to face]:スタディ・レベル1(与件把握)
前提条件の把握と整理
第3回[対面/face to face]:スタディ・レベル1(与件把握)
前提条件、敷地等の分析とコンセプトの策定
第4回[対面/face to face]:スタディ・レベル1(与件把握)
コンセプトの展開と構想案の立案
第5回[対面/face to face]:スタディ・レベル1(与件把握)
イメージスケッチ、ダイヤグラム、構想図によるコンセプトの展開
第6回[対面/face to face]:スタディ・レベル2(デザイン)
前提条件の再検討と配置および平面計画
第7回[対面/face to face]:スタディ・レベル2(デザイン)
配置および平面計画の展開、立断面の模索
第8回[対面/face to face]:スタディ・レベル2(デザイン)
平面計画と立断面計画の調整
第9回[対面/face to face]:スタディ・レベル2(デザイン)
配置図、平面図、スタディモデルによる発表
第10回[対面/face to face]:スタディ・レベル3(DD)
立断面図の煮詰めと詳細の検討。DDとはデザイン・デベロップメントのこと。詳細設計、細部意匠の検討を含んだ設計行為。
第11回[対面/face to face]:スタディ・レベル3(DD)
詳細検討と全体計画への反映
第12回[対面/face to face]:スタディ・レベル3(DD)
全体計画の整理と最終表現の模索
第13回[対面/face to face]:スタディ・レベル3(DD)
プレゼンテーション最終チェック
第14回[対面/face to face]:最終審査
最終講評会における発表と講評
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
大学院のデザインスタジオは週3回が原則だが、スタジオで指導を受けるのは設計行為の一部でしかない。大学院スタジオの場合はとくに自己の表現をいかにして身に着けるかが問われるので、授業外での作業は授業時間内以上に不可決なものとなる。本授業の準備学習・復習時間は、各4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
なし
参考書References
個々のテーマに応じて授業内で紹介
成績評価の方法と基準Grading criteria
エスキース・中間発表を踏まえた最終発表の成果作品を総合的に評価する(配分:100%)。各発表の欠席およびエスキスの2回以上の無断欠席は成績評価対象外となる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
デザインスタジオ11に合格し、その他の修了要件を満たすことでようやく修士設計の審査へと進むことができる。しかし、DS11は修士設計の中間地点ではない。修士設計というゴールを目指すためには、DS11のファイナルレビューで相応の完成度と成果が求められることに留意すべきである。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
プレゼンテーションに応じてパワーポイントなどを使用。
その他の重要事項Others
【実時間(ガイダンス・報告会等を除く)】252時間
【単位数】6単位
【指導者】1級建築士の資格をもつ教員が指導にあたる
【内容】実施を前提とした実務的プロジェクト