デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design
ADE500N1(建築学 / Architecture and building engineering 500)地域・都市再生概論Introduction to Regional and Urban Renewal
高見 公雄Kimio TAKAMI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | U0104 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期後半/Spring(2nd half) |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2,木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory |
修士課程 システムデザイン専攻 共通基盤科目 |
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Outline (in English)
In this course students research problems related to the city they live in, compiling relevant data and presenting it.
Grades will be based on course attendance, reports (50%), and presentations in the lecture (50%).
Students who are absent more than four times will not be allowed to receive credit (D grade).
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
当授業は、地域・都市再生概論、即ち人口減少社会下における地域・都市整備の課題を捉え、どのように再生していくかに関する視点を学ぶものである。しかしながら、これは大きなテーマであり、かつ漠然としている。当授業では当面、4つの柱を建て、それに関する課題を受講者が見つけ、自らが絞り込んだテーマに対して調査研究を行うといったスタイルをとっていく。
当面の4つの柱とは、
①人口減少局面を迎えた、わが国の国土のあり方
②地方都市の空洞化、衰退への対処
③東日本大震災による復興まちづくり、今後の大規模震災への備え
④景観形成のあり方
である。
到達目標Goal
当授業では、受講者が『自ら絞り込んだテーマについて調査し、一定のまとめを行う』といった出口を得る。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学研究科建築学専攻ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP5」に関連
デザイン工学研究科都市環境デザイン工学専攻ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
デザイン工学研究科システムデザイン専攻ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
初回から前半において地域・都市が置かれる状況、これを再生していくための諸制度の概要説明を行う。これらを踏まえ、受講者は自らのテーマ、研究対象地域を選定し、発表して教員との質疑応答を行う。さらにこれらについて深く研究し、全員がこれをPPT等により発表する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:ガイダンス、問題提起
地方都市の状況
広範な地域・都市再生の課題について概観するとともに、当授業で重点的に取り扱う範囲を明らかにする。
2[対面/face to face]:被災地の状況
制度、予算概要
地方都市の状況、被災地の状況などを紹介し、合わせて地域再生の重要なツールとなる国の制度、予算などを論ずる。
3[オンライン/online]:研究テーマに関する質疑(1)
受講生は自らのテーマを絞り込むための質疑書を作成し、教員とディスカションする。
4[オンライン/online]:研究テーマに関する質疑(2)
受講生は自らのテーマを絞り込むための質疑書を作成し、教員とディスカションする。
5[対面/face to face]:地域・都市再生の視点
課題意識が深まった段階を捉え、地域・都市再生の視点を論ずる。課題意識から現実の動きへの橋渡しの考え方である。
6[対面/face to face]:ディスカッション
以上を踏まえてフリー・ディスカッションを行う。
7[オンライン/online]:研究テーマと対象都市の発表
受講生全員から研究テーマと対象都市、研究の狙いの発表を受け、必要な質疑を行う。
8[オンライン/online]:調査・研究、質疑(1)
調査・研究を進める。暫時質疑に対応する。
9[対面/face to face]:調査・研究、質疑(2)
調査・研究を進める。暫時質疑に対応する。
10[対面/face to face]:調査・研究、質疑(3)
調査・研究を進める。暫時質疑に対応する。
11[オンライン/online]:研究発表(1)
自らの研究成果を発表し、教員からの質疑を受ける。プレゼンテーション能力を併せて問う。
12[オンライン/online]:研究発表(2)
自らの研究成果を発表し、教員からの質疑を受ける。プレゼンテーション能力を併せて問う。
13[対面/face to face]:研究発表(3)
自らの研究成果を発表し、教員からの質疑を受ける。プレゼンテーション能力を併せて問う。
14[対面/face to face]:研究発表(4)
自らの研究成果を発表し、教員からの質疑を受ける。プレゼンテーション能力を併せて問う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
社会の動きに関心を持つ。新聞など社会性ある情報に接する。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特段なし(その都度、紹介する。)
参考書References
適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
テーマの選定、研究成果(50%)、プレゼンテーション能(50%)力により評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
情報収集、発表用ツールの制作などにPCを用いる。
その他の重要事項Others
都市計画コンサルタントとして都市デザインや都市政策立案の実務に就いていた教員が、都市デザインの現場状況を含めて講義し、指導を行う。