人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
SOW600J1(社会福祉学 / Social Welfare 600)実践研究演習ⅠField Study Practicum I
佐藤 繭美Mayumi SATO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | S0206 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
カテゴリーCategory |
福祉社会専攻 演習科目 |
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Outline (in English)
This course focuses specifically on the necessary skills and methods according to the students' research topics.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
修士論文作成に必要なデータの収集にむけたフィールドワークや調査を実施することを目指す。
到達目標Goal
データ収集に必要な研究手法を検討・習得し、フィールド調査の応用することを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP3」と「DP4」と「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
はじめに、一般的なデータ収集の方法について学習し、受講者の関心領域や研究方法に適したデータ収集の技法、フィールドの選定、研究仮説の検討を行い、研究内容を明確化していく。フィードバックの方法として、オフィス・アワーで、課題に対して講評する。授業計画の変更がある場合には、学習支援システムでその都度提示する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション
講義内容の説明
第2回:データ収集の方法①
研究対象の選定について
第3回:データ収集の方法②
フィールドの選定方法についての説明
第4回:データ収集の方法③
各自の研究対象とフィールドの方向性についての発表
第5回:データ収集の実際
データ収集の実際についてDVDで学習する
第6回:データ収集方法のまとめ
データ収集に関するフリーディスカッション
第7回:研究テーマと手法の検討➀
研究手法についての説明
第8回:研究テーマと手法の検討②
研究テーマと手法の関連性についての説明
第9回:研究テーマと手法の検討③
各自の研究テーマと研究手法の方向性医ついて報告
第10回:関連研究方法のレビュー①
講義
第11回:関連研究方法のレビュー②
前週の講義を受けての確認とディスカッション
第12回:関連研究方法のレビュー③
関連研究方法への関心の確認
第13回:関連研究方法のレビュー④
フリーディスカッション
第14回:中間総括
研究内容の検討とまとめ
第15回:オリエンテーション
講義内容の説明
第16回:研究仮設の検討➀
研究仮設に関する説明
第17回:研究仮設の検討②
研究仮説の立て方
第18回:研究仮設の検討③
受講生の研究内容の検討
第19回:研究仮設の検討④
受講生の研究内容の検討
第20回:研究仮設の報告
各自の研究仮設についての報告
第21回:研究テーマの発表➀
各自の研究テーマの報告
第22回:研究テーマの発表②
全体での質疑応答とフリーディスカッション
第23回:研究フィールドについての報告➀
各自の研究フィールドの報告
第24回:研究フィールドについての報告②
研究の方向性について確認
第25回:研究方法の明確化①
研究方法の妥当性の説明
第26回:研究方法の明確化②
研究方法についての報告
第27回:研究方法の明確化③
研究方法の検証
第28回:総括
研究の方向性についての確認と発表
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
受講生自らが研究の対象とするフィールドに関連する資料および情報を収集し、授業進度にあわせて適宜説明できるよう準備しておくこと。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
とくに使用しない。
参考書References
必要に応じて適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加-60%
課題への取組み・提出課題-40%
特に、研究対象とするフィールドに関連する専門的知識や情報については、授業進度に合わせて説明できることが評価の基準となる。具体的な方法と基準は、授業開始日に学習支援システムで提示する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎年、双方向の授業で議論することに評価を得ているので、心がけていきたい。
その他の重要事項Others
社会福祉士として社会福祉協議会に勤務した経験をもとに、実践と理論の融合について教示していく。
担当教員の専門分野等
<専門領域>ソーシャルワーク論、死別ケア
<研究テーマ>
・ソーシャルワークにおける死別ケアとACP
・セルフヘルプ・グループ論(特に自閉症者と家族)
<主要研究業績>
①自閉症の人の死別経験とソーシャルワーク.明石書店 2011年
②医療ソーシャルワーカーと精神保健福祉士のグリーフとその対応 : 共通性と相違性.ホスピスケアと在宅ケア 25(1)2017.
③アドバンス・ケア・プランニング先進国の状況とわが国における課題.医療ソーシャルワーク67号.2019