経済学研究科Graduate School of Economics
ECN501C1-1(経済学 / Economics 500)経済学基礎ABasic Economics A
宇都宮 仁Hitoshi UTSUNOMIYA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学研究科Graduate School of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | X3001 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木6/Thu.6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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Outline (in English)
This course introduces the principles of microeconomics and the microeconomic way of thinking. The behavior of individuals and firms will be studied and then market outcomes will be discussed in different market structures. The aim of this class is to learn the fundamental microeconomics theory and to acquire skill of its application for real economic issues and policies through case studies.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Your overall grade in the class will be decided based on the following Term-end examination: 60%, Quiz in class: 40%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
ミクロ経済学では,経済主体である消費者や企業がどのようなことを目的として,どのように行動するかを学ぶ。そしてその結果として市場でどのように価格や取引量が決定するかを学習する。本講義ではミクロ経済学の基本的な考え方を習得することを目標とする。さらに基本的な考え方を使い,現実への適用や政策問題について考えることができるようになることを目指す。
到達目標Goal
1. 消費者の行動から需要曲線を説明することができる。
2. 生産者の行動から供給曲線を説明することができる。
3. 市場において価格や取引量が決定されるメカニズムを理解することができる
4. 現実の政策問題について経済学的な考察ができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的には対面授業を実施することもある。社会情勢によってはZoomを利用した講義形式のオンライン授業への切り替えを行う可能性もある。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンスとイントロ
経済学・ミクロ経済学とは
第2回[対面/face to face]:需要と供給
需要曲線・供給曲線
第3回[対面/face to face]:需要曲線,供給曲線の特徴
弾力性とその応用
第4回[対面/face to face]:政府の政策
価格規制,税金
第5回[対面/face to face]:市場の効率性
余剰分析と市場の効率性
第6回[対面/face to face]:市場の効率性の応用(1)
課税の費用
第7回[対面/face to face]:市場の効率性の応用(2)
国際貿易
第8回[対面/face to face]:市場の非効率性
外部性
第9回[対面/face to face]:公共財
フリーライダー問題
第10回[対面/face to face]:企業行動
生産の費用
第11回[対面/face to face]:競争市場における企業
利潤最大化
第12回[対面/face to face]:独占市場
独占市場における企業の行動
第13回[対面/face to face]:寡占市場
寡占市場における企業の行動
第14回[対面/face to face]:消費者選択の理論
消費者の最適選択
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前学習: 各講義の内容を参考書や経済学の書籍,インターネットなどで調べ,わからないところを事前に把握しておくこと。
事後学習: 講義全体の復習を行うこと。講義でわからなかったところがあれば次回講義までに自分で調べるか,メールで質問してわかるようにしておくこと。
また,講義でクイズを出した場合は次回までに解いておくこと。
必要な学習時間:目安として、4時間/回。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし
参考書References
N.グレゴリー・マンキュー(足立他訳)『マンキュー経済学 I ミクロ編(第3版)』,東洋経済新報社
柳川隆・町野和夫・吉野一郎 (2015) 『ミクロ経済学・入門 (新版)』,有斐閣アルマ
八田達夫(2008)『ミクロ経済学I』,東洋経済新報社
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験 60%
授業内クイズ 40%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
対面での希望が多かったため、2022年度は社会情勢の許す限り対面授業を行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
特になし。
担当教員の専門分野等
<専門領域>理論経済学・応用経済学
<研究テーマ>地域通貨
<主要研究業績>`` The community currency game “Online Shopping.com”: the prisoner’s dilemma and consumer behavior in a local economy’’ Evolutionary and Institutional Economics Review, 17(2), 345-360, 2020, (with Masaaki Abe, Miyoshi Hirano)
『地域通貨運営委員の学習ツールとしての地域通貨ゲーム-地域通貨ゲームの実施-』新潟産業大学経済学部紀要,第50号,29-40頁,(with 阿部雅明,平野実良)
`` On the uniqueness and stability conditions for two types of monetary models with recursive utility’’ Journal of International Economic Studies, No.27, pp.23-46, 2013, (with Kenji Miyazaki)