市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
BIO100LA(その他の総合生物・生物学 / Biology 100)入門生物学AIntroduction to Biology A
植木 紀子Noriko UEKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | Q3093 |
旧授業コードPrevious Class code | P3063 |
旧科目名Previous Class title | 生命科学Ⅰ |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y803 |
配当年次Grade | 法文営国環キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 3群(自然分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course introduces students to a broad overview of biology and technologies which influences our society. Major topics for the semester: evolution, genetics, molecular biology and cell biology.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Final grade will be calculated according to the following process; small tests each time (25%), 200-character summary report (75%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
生物学を初めて学ぶか、基礎から学び直したい学生を対象とします。春学期は、主としてミクロレベルの生命現象を扱います。前半では、生物が遺伝情報をもとに作り上げられるしくみや進化するしくみを、その発見の歴史とともに学びます。後半では、ウイルスや遺伝子組み換え作物、再生医療など、私たちの生活や社会に関わることがらについて、前半で学んだ知識を基盤として理解していきます。
到達目標Goal
本授業の到達目標は第一に、ミクロレベルの生物学の基礎となる重要事項を理解することで、生物学に関わるものごとを正しくとらえ、考えることができるようになることです。第二に、自然科学の問題に対峙する過程で、論理的思考と文章力を身につけてもらいます。課題をこなすうちに自然とそれらの力が身につくように授業計画は組み立てられています。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・授業は、対面方式で行います。第1回目のみハイフレックス形式で行い、オンラインでの参加も可とします。
・授業では、要点を必ずノートにとるようにしてください。
・講義の中で、毎回10~15分程度の映像教材を呈示します。
・授業に関する情報は学習支援システムHoppiiの「お知らせ」より通知しますので、必ず確認してください。
・質問等へのフィードバックは、授業内または学習支援システムHoppiiを通じて行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:生命観の変遷
生命とは何か・複雑な生命現象をどう説明するかという考え方の歴史的変化を概説します。
第2回[対面/face to face]:ダーウィン進化論
生物学のみならず社会にも大きな影響を与えたダーウィンの提唱した進化論について学びます。
第3回[対面/face to face]:メンデル遺伝学
メンデルが提唱した遺伝子の概念によって生物学がどのように進歩したのかを学びます。
第4回[対面/face to face]:化学反応と酵素
酵素発見の歴史や、体の中で起きる化学反応の役割について学びます。
第5回[対面/face to face]:微生物工場
我々に身近な発酵食品や医薬品に微生物がどのように利用されているかを学びます。
第6回[対面/face to face]:DNA
メンデルが提唱した遺伝子の正体はDNAという物質でした。その発見の歴史を学びます。
第7回[対面/face to face]:生命情報
DNAが遺伝情報を担うシステムとしてはたらくしくみを理解します。
第8回[対面/face to face]:ウイルスと生命
単なる物質とも生命体ともとらえられるウイルスはどのような存在なのかを学びます。
第9回[対面/face to face]:遺伝子組み換えとゲノム編集
DNAを改変し新たな性質をもつ生物を生み出す技術について学びます。
第10回[対面/face to face]:食糧問題とバイオテクノロジー
遺伝子改変技術を中心に、食糧問題と科学技術の関わりについて学びます。
第11回[対面/face to face]:ゲノムと医療
個人のDNA配列から病気や体質まで予測できる現在、ゲノムデータとの付き合い方を考えます。
第12回[対面/face to face]:遺伝子治療
人間の遺伝子を操作して病気を治療したり、能力を強化したりすることの是非を考えます。
第13回[対面/face to face]:クローン技術とiPS細胞
細胞の運命を人工的に初期化する技術とその利用について学びます。
第14回[対面/face to face]:移植医療・再生医療
臓器不足問題を克服するために開発されつつある技術を紹介します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
受講生の皆さんは、予習として、生物学に関係するニュース番組や記事を見るよう心がけてください。復習としては、授業での指示に従って各授業の要約を作成し、学習支援システムを通じて提出してもらいます。以上の予習・復習を合計して週4時間の自習をしてください。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし。
参考書References
参考書は必要に応じて学習支援システムを通じて提示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
以下の割合を目安として総合的に評価します。
・小テスト 25% (毎回の授業後、授業内容に関する設問に解答して提出していただきます。その提出状況・理解度等を評価します。)
・200字要約レポート 75% (第1回目の授業で短い講義をし、それを要約した例を示します。皆さんには第2回目以降、毎回の授業内容の要約レポートを作成し、学習支援システムを通じて期限内に提出していただきます。詳細は授業内でお知らせします。)
【成績に関わるルール】
200字要約レポートは、必ずご自分で作成して下さい。
- 同一の要約文が複数の学生から提出された場合(過去の年度の提出物も含む)、全員不正行為に荷担したと見なし、処分の対象とします。
- 本授業の課題に対しての生成AIツール(ChatGPTなど)の利用は禁止します。利用した場合、不正行為として処分の対象となります。
- インターネット等からの剽窃も厳しくチェックします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
映像が理解の助けになったという声が多いので、今後も効果的に取り入れていきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
単位取得には、学習支援システムへアクセスできる環境が必須です。
その他の重要事項Others
第1回授業で授業の進め方・課題提出方法・成績評価の基準などを詳しく説明しますので、履修する方は必ず出席してください。