市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course
SOS100LA（その他の社会科学 / Social science 100）社会思想ⅠSocial Thought I
洪 貴義Kiwi HONG
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | Q2219 |
| 旧授業コードPrevious Class code | P2209 |
| 旧科目名Previous Class title | 社会思想Ⅰ |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y506 |
| 配当年次Grade | 法文営国環キ1～4年 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | |
| カテゴリー（2017年度以降）Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 2群（社会分野） |
| カテゴリー（2016年度以前）Category (2017) |
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Outline (in English)
This course introduces the ideas and style of essay of Hiromasa Ichimura who is a researcher of the history of ideas to students taking this course.His ideas include various themes.For example there are an intellectual history of a naming, the experience of the Edo city, Walter Benjamin and the 1920'mind, the experience of exiles and refugees, Franz Kafka, Hannah Arendt , Carl Schmitt and Paul Celan. The aim of this course is to help students acquire an understanding of an intellectual background of these themes and meanings of the historical experience of 20's century.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では1945年生まれの思想史研究者である市村弘正の思想を学びます。ここでは市村のエッセイを読解することを通して、論じられた主題群とともにその論じられ方について学ぶことが試みられます。その主題には例えば名づけの精神史、江戸という都市の経験、現代日本論、ベンヤミンとヨーロッパ1920年代論、映像作家や音楽家の経験、亡命や難民ということ、フランツ・カフカ、ハンナ・アーレント、カール・シュミット、パウル・ツェラン研究などを含みます。この授業ではこれらのエッセイの読解を通して、各主題の歴史的、思想的背景とともに、そこから読みとりうる20世紀という歴史的経験の意味を学びます。
到達目標Goal
テキスト読解や講義を通して歴史的、思想的主題を理解することができる
テキスト読解や講義を通して人間の歴史的経験の意味を考えることができる
テキスト読解や講義を通して考えたことをコメントやレポートに表現することができる
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科：DP3・DP4、法学部・政治学科：DP1、法学部・国際政治学科：DP1、文学部：DP1、経営学部：DP3、国際文化学部：DP3、人間環境学部：DP2、キャリアデザイン学部：DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は講義形式で行います。各回ともリアクションメールを提出してもらい、授業のなかで紹介しながら理解を深めていきます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンス
講義の内容、授業の進め方、受講の仕方、成績評価の方法などについての説明
2[対面/face to face]：導入
読むことと経験することⅠ
3[対面/face to face]：物への弔辞
物と人間の交渉
4[対面/face to face]：都市の周縁
江戸から東京へ
5[対面/face to face]：都市の崩壊
東海道四谷怪談
6[対面/face to face]：断片の運動
ヨーロッパ1920年代
7[対面/face to face]：精神の現在形
統合失調という経験
8[対面/face to face]：失敗の意味
映画「水俣の甘夏」について
9[対面/face to face]：そぎ落とす精神
映画「抵抗」について
10[対面/face to face]：思想史家
貧民とガストアルバイター
11[対面/face to face]：死の影のゆくえ
ノーマ・フィールドの仕事
12[対面/face to face]：名づけの精神史
名づけという経験
13[対面/face to face]：20世紀の思考
逆向きに読まれる時代
14[対面/face to face]：結論
読むことと経験することⅡ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各回ともテキストの指定されたページを事前に読んでおくと理解が進みます。
テキスト（教科書）Textbooks
ガイダンス時に説明します。
参考書References
授業中に紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
各授業後に提出するリアクションペーパー10回で平常点50パーセント、
加えて１回の期末レポートで残り50パーセント、合計100パーセントとする。
リアクションペーパーと期末レポート、両者を提出する必要があります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講者のコメントを授業中に紹介することで刺激をうけ、授業の理解が進むようです。
また、映像資料の視聴は授業の理解を深めるのに有用なので、映画や動画を使用する場合もあります。