市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
ARSa200LA(地域研究(ヨーロッパ) / Area studies(Europe) 200)フランス生活文化論LBMode and Art of living in France LB
フランスの食文化史
梶谷 彩子Ayako KAJITANI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | R5296 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 法文営国環キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※定員制(40名) |
他学部公開科目Open Courses | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | 法・文・営・国・環・キ生は4群200番台選択外国語科目として履修すること |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 4群(諸外国語分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to learn the historical background of the gastronomic culture of France. The goals of this course are to understand this culture and have own view through studying and discussion.
Students will be expected to read the references as below. Your study time will be more than 2 hours for a class.
Final grade will be calculated according to the following process:
in-class contribution(50%) and term-end report(50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、フランスの食文化史を学びます。「美食の国」として名高いフランスはどのようにその食生活を営んできたのでしょうか。古代からの料理術の変遷を中心に、歴史の動きと連動させながら学びます。後半には、日本がフランスの食に与えた影響についても触れてゆきます。
到達目標Goal
フランスの食文化について理解を深めること。また、意見の記述やディスカッションを通して資料を自分なりに考察し、知見をまとめることができるようになること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP1、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式。イメージを描きやすいようできるだけ図像を用意して進めていきます。
毎回最後にコメントカードを提出していただき、そこで出た質問には次回の授業でできる限りフィードバックします。授業中に皆さんの意見を聞くこともありますので、小さなことだと思っても、気づきはぜひ言葉にして表現してみましょう。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:イントロダクション
授業の進め方、参考資料の紹介/現在のフランス食文化の最前線についての解説
第2回[対面/face to face]:古代から中世まで
何をどのように食べてきたのか/香辛料について
第3回[対面/face to face]:ルネサンス
マナーの確立/イタリアとの関わり
第4回[対面/face to face]:17世紀
グランド・キュイジーヌの誕生/「過剰」からの脱却と洗練
第5回[対面/face to face]:18世紀
宮廷料理の最盛期/「豪勢な料理」とは?
第6回[対面/face to face]:フランス革命~19世紀初頭
「レストラン」とは何か/「ガストロノミー」の誕生/「スターシェフ」の出現
第7回[対面/face to face]:19世紀後半~19世紀末
19世紀後半~世紀末のレストラン/現代フランス料理の基礎の時代
第8回[対面/face to face]:20世紀初頭
第一次世界大戦とフランスの食文化/新しい「ガストロノミー」
第9回[対面/face to face]:20世紀半ば
全国の美食を求めて―ガストロノミーとツーリズム/「美食ガイドブック」の誕生
第10回[対面/face to face]:20世紀半ば~20世紀末
ヌーヴェル・キュイジーヌ―健康と美食
第11回[対面/face to face]:日本食文化のフランス食文化への影響
美しさを求めるということ/日本的味覚の広がり
第12回[対面/face to face]:フランス食文化の日本食文化への影響
「洋食」誕生物語
第13回[対面/face to face]:まとめ・ミニディスカッション
「美食の国 フランス」のイメージはいかにして形成されたか/これまでの授業を受けての感想や意見の交換
第14回[対面/face to face]:レポート作成の手引き
レポート作成の手引きを行ないます。残った時間で、フランスの食文化に関わる映像資料を視聴します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。参考書のうち②を授業期間中に読み切ること。授業中にも、おすすめの図書を紹介します。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しませんが、適宜、資料を主にHoppiiを通じて配信します。授業開始までに、各自手元に用意してきてください。
参考書References
①池上俊一『お菓子でたどるフランス史』、岩波書店、岩波ジュニア新書、2013年。
②ジャン・ピエール=プーラン、エドモン・ネランク『フランス料理の歴史』、山内秀文訳・解説、角川ソフィア文庫、2017年。
③北山晴一『世界の食文化⑯ フランス』、農村漁村文化協会、2008年。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点50%、期末レポート50%による総合評価
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義形式であるため、どうしても教員から伝えることが多くなってしまいますが、可能な限り皆さんからのご質問にお答えすることを心掛けてきました。今年度も継続していきますので、ぜひ、コメントカードを存分に活用してください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料は配信による事前配布が主となりますので、授業開始までに各自対応してください。印刷した資料か、資料をダウンロードしたPC、タブレット等を持参すること。
接触機会を減らすため、教室での紙媒体配布はいたしません。
その他の重要事項Others
履修申請者が31名を超えてしまった場合、定員が30人の授業であるため、履修者を抽選とします。