市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
ARSe300LA(地域研究(東アジア) / Area studies(East Asia) 300)教養ゼミⅠLiberal Arts Seminar I
中国の食文化
岩田 和子Kazuko IWATA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | Q6823 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 法文営国環キ2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※定員制 |
他学部公開科目Open Courses | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 教養ゼミ |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The aim of this seminar is to develop students’understanding of Chinese society and culture.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Term paper: 40%、in class contribution: 60%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
中国において地理的な条件、気候風土、生活習慣などが人々の「食」にどのような影響を与えてきたのか。中国中央電視台(CCTV)で放送された「食」に関するドキュメンタリー番組『舌尖上的中国』および、「吃貨(くいしんぼう)」のための食エッセイ『吃貨辞典』(崔岱遠著、2014年、商務印書館/邦訳書『中国くいしんぼう辞典』2019年、みすず書房)などを教材として用いながら、中国の食文化の伝承について理解を深めます。
到達目標Goal
・中国の映像資料の鑑賞・文献の翻訳を通して、中国語の世界に慣れ親しむ。
・中国の地理、地域の特色、食材、調理方法、年中行事、生活習慣などへの調査を通して中国の食文化への理解を深める。
・各自で中華料理店を訪れ、地域の特色のあるメニューを実食し、授業で得た知見を経験として身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP1、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
1,崔岱遠『吃貨辞典』2014年、商務印書館(邦訳書『中国くいしんぼう辞典』2019年、みすず書房)の中から、料理をいくつかピックアップして一緒に読んでいきます。内容について事前に複数人にあてますので、簡単に調べて発表してもらう予定です。
2,適宜、「舌尖上的中国」の内容に関するスクリプト(簡体字・ピンイン付)を事前に配布しますので、各自で予習をしてきてください。映像を鑑賞しながらスクリプトの翻訳を行い、内容への理解を深めます。
3,毎回授業の終わりに授業内容に関するリアクションペーパーを提出してもらいます。
翌週の授業内で前回のリアクションペーパー等に対するフィードバックを行います。
中国語文献をあつかう際は読解に重点を置いてゆっくり進めます。初修中国語(1年間)の学習歴が必要です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:ガイダンス
授業の進め方についての説明
2[対面/face to face]:北京の「炸醤麺」(1)
『吃貨辞典』(『中国くいしんぼう辞典』)の「炸醤麺」にかんする調査・発表
3[対面/face to face]:北京の「炸醤麺」(2)
前回のつづき。
(「炸醤麺」にかんする映像資料『中国麺ロードを行く』等)
4[対面/face to face]:清明節の行事食「青団」
『吃貨辞典』(『中国くいしんぼう辞典』)の「青団」にかんする調査・発表
5[対面/face to face]:端午節の行事食「粽子」(1)
『吃貨辞典』(『中国くいしんぼう辞典』)の「粽子」にかんする調査・発表
6[対面/face to face]:端午節の行事食「粽子」(2)
前回のつづき。
(「粽子」にかんする映像資料『舌尖上的中国』)
7[対面/face to face]:天津の「煎餅果子(1)
紅さんの露店の「煎餅果子」にまつわる物語(映像資料『舌尖上的中国』)
8[対面/face to face]:天津の「煎餅果子(2)
紅さんの露店の「煎餅果子」の秘訣(映像資料『舌尖上的中国』)
9[対面/face to face]:天津の「煎餅果子(3)
地域に愛される紅さんの露店の「煎餅果子」(映像資料『舌尖上的中国』)
10[対面/face to face]:「煎餅果子」(4)
『吃貨辞典』(『中国くいしんぼう辞典』)の「煎餅」にかんする調査・発表
11[対面/face to face]:広州の早茶と「叉焼包」(1)
陳勛がつくる「叉焼包」(映像資料『舌尖上的中国』)
12[対面/face to face]:広州の早茶と「叉焼包」(2)
陳勛がつくる「叉焼包」と点心四天王(映像資料『舌尖上的中国』)
13[対面/face to face]:ふりかえり
春学期のふりかえりと復習
14[対面/face to face]:まとめ
期末レポートの(中間)発表
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教場で指示します。
参考書References
崔岱遠著『吃貨辞典』、2014年、商務印書館(邦訳書『中国くいしんぼう辞典』2019年、みすず書房)
CCTV「舌尖上的中国」
成績評価の方法と基準Grading criteria
①授業参加度:60%(担当箇所の発表・翻訳や感想の提出状況)
②期末レポート:40%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
引きつづき映像資料などを使い、分かりやすい授業を心がけます。