市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
LANr300LA(ロシア語 / Russian language education 300)第三外国語としてのロシア語BRussian as a Third Foreign Language B
木部 敬Takashi KIBE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | Q6702 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 法文営国環キ2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※定員制(30名) |
他学部公開科目Open Courses | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | ロシア語履修者は履修不可。 |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 総合科目 |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
Elementary Russian. The aim of this course is to learn the Russian Cyrillic alphabet and pronunciation, and also the most introductory grammar only for three months.
At the end of this course, students should be able to do the followings: 1) to read and write simple Russian, 2) to hold simple Russian conversations.
Befor/after each class meeting, students will be expected to spend 2 hours to understand and master the course content.
Final grade will be decided based on the following: short tests 20%, term-end examination 80%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
ロシア語初級文法。ロシア文字とその発音、最も基礎的な文法を3か月で学ぶ。ロシア語の学習は、文法の後、会話や文章に向かうのが効率的な言語であるため、まずはロシア語文法の大きな枠組みを素早くつかむことを目指す。
到達目標Goal
簡単なロシア語の文章を読んだり書いたりすることができる。簡単なロシア語の会話ができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP1、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
初めてロシア語を学ぶ人を対象とします。
ポイントは以下の4点です。1)文字と発音、2)名詞の性・数・格、3)動詞の現在形・過去形・未来形、4)動詞の不完了体と完了体。これらのポイントを、全部で12課のみのコンパクトな教科書を用いて順次学んでいきます。
文法の学習が中心ですので、文法事項の解説の後、練習問題で理解を定着させる実習型の授業になります。
例年3・4年生の履修者が多いことに配慮し、学習支援システムを活用することで、授業時間外での学習を行いやすいように工夫します。
学習支援システムで課題を提示し、授業時間内に小テストを行います。また、これらの答案を採点の上返却したり、解説を加えながら正解を示したりすることによって、各自で自身の理解の程度を確認できるようにします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:文字と発音1
アルファベットとその発音
第2回[対面/face to face]:文字と発音2
単語の発音
第3回[対面/face to face]:名詞、形容詞
名詞の性、名詞の複数形、形容詞の性・数変化
第4回[対面/face to face]:動詞の現在形
人称代名詞、動詞の現在形(人称変化)
第5回[対面/face to face]:「これは(誰々)の(何々)です」
所有代名詞、基本的な文、イントネーション
第6回[対面/face to face]:「(何々)を」、動詞の過去形
名詞の対格、動詞の過去形(性・数変化)
第7回[対面/face to face]:動詞の未来形、「(どこどこ)で」
動詞の未来形(人称変化)、名詞の前置格
第8回[対面/face to face]:「(どこどこ)へ行く」
移動の動詞(定動詞/不定動詞)
第9回[対面/face to face]:「(何々)の」、「(何々)を持っている/持っていない」
名詞の生格
第10回[対面/face to face]:「(何々)に・へ」、「今日は寒い」
名詞の与格、形容詞の短語尾形、無人称文
第11回[対面/face to face]:「(何々)で・によって」、「~(何々)に取り組む」
名詞の造格、ся動詞、人称代名詞・疑問詞の格変化
第12回[対面/face to face]:「している/しおえる」
動詞の体(不完了体/完了体)
第13回[対面/face to face]:形容詞、関係代名詞
形容詞の格変化、関係代名詞の性・数・格変化
第14回[対面/face to face]:期末試験、まとめと解説
文法問題
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習・復習・宿題は1回につき2時間を標準とします。単語や例文の暗記に努めましょう。
テキスト(教科書)Textbooks
朝妻恵里子、クセーニヤ・ゴロウィナ『ミニマムロシア語』朝日出版社、2021年、2000円+税。
辞書は必要ありません。
参考書References
黒田龍之助『ロシア語のしくみ』白水社、2009年。
東一夫・東多喜子『標準ロシア語入門(改訂版)』白水社、1994年。
成績評価の方法と基準Grading criteria
宿題20%、期末試験80%。
ロシア語は、学習の積み上げが特に大事な言語です(例えば、名詞の性が分からないと、名詞の複数形が分からない。名詞の性と数が分からないと、名詞と形容詞の結合が分からない、また動詞の過去形も分からない、さらには名詞の格も分からない、等々)。一歩一歩確実にマスターしながら前進することが高い評価につながります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
難しいと言われるロシア語初級文法を、より一層整理した上で提示し、良い意味で「気軽に」学習できるものにするようにする。