市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
HSS300LA(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 300)教養ゼミⅠLiberal Arts Seminar I
エビデンスから学ぶ運動・食事と身体の変化
林 容市Yoichi HAYASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | Q6531 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 法文営国環キ2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※定員制(20名) |
他学部公開科目Open Courses | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | スポ健生は履修不可。 |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 教養ゼミ |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
【Course outline】The purpose of this class is to understand the factors that contribute to physiological changes (especially in body fat and body composition), Measurement and assessment of health-related indicators (especially body fat and composition), and Understanding and implement effective physical activity and diet.
【Learning Objectives】By the end of the course, students should be able to:
1. Learn evidence-based knowledge and information about physical activity's physiological and psychological effects.
2. Develop the ability to select necessary for oneself from various health-related information appropriately.
3. Understand and evaluate one's current physical condition and lifestyle, including exercise.
【Learning activities outside of the classroom】Students are expected to gather information about the class content at the library before attending the class and practice each activity and write a reaction paper based on the class content. In addition, students are expected to review each class and summarize their thoughts and opinions before attending the next class. The standard time required for these preparations and reviews is two hours each.
【Grading Criteria/Policy】Grading will be decided based on Class participation and understanding assessed by reaction papers and activities in class (80%) and Content of each presentation(20%). If a student is absent or late for a class, the evaluation of "Class participation" will be significantly reduced because the student will lose study time to obtain credits.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では「生理学的変化(特に体脂肪・体組成を対象)に貢献する諸要因の理解」,「健康関連指標(特に体脂肪・体組成)の測定と評価」,「高い効果が期待できる身体活動や食事の理解と実践」をテーマに学習を進めて行きます。
到達目標Goal
・身体活動による生理的および心理的効果についてエビデンスに基づく知識・情報を学ぶ
・様々な健康関連情報から自らに必要なものを適切に取捨選択できる能力を育成する。
・現在の自らの身体状態や運動を含む生活習慣を適切に把握・評価できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業の目的の達成には,いかにその課題を解決するかを「考え,実践すること」が重要となります。最新のトピックスを踏まえた講義を通じ,身体活動や健康に関連した知識・情報を学ぶことが授業目的の一つとなります。
その知識を自らが生涯にわたって健康な生活を営む上でどのように活かしていくのかを考えることを最も重視し,授業のディスカッションやリアクションペーパーの内容を次回以降の授業に反映させます。また,授業中の演習や測定にも積極的に取り組むことを求めます。なお,身体活動の実践に向けた計画や,個人の考え・意見をまとめたプレゼンテーションを求め,評価の一部とします。
また,前回の授業で実施した内容や提出された課題に対しては,授業内で全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンスおよび講義の目的についての解説
授業の目標と課題の確認,身体活動によって得られる効果のエビデンスを学ぶ
第2回[対面/face to face]:身体活動によって変化する生理的要因1
身体活動によって生じる体脂肪の変化や生理的意義について学ぶ
第3回[対面/face to face]:身体活動によって変化する生理的要因2
身体組成(体脂肪量・骨格筋)について様々な測定方法とその原理を学ぶ
第4回[対面/face to face]:身体活動によって変化する生理的要因の測定と評価1
身体組成のうち,特に体脂肪について実際に複数の方法で測定し結果を比較・検討する(演習)
第5回[対面/face to face]:身体活動によって変化する生理的要因3
身体活動時の運動強度・種目に依存したエネルギー消費について学ぶ
第6回[対面/face to face]:身体活動に影響するエネルギー摂取の影響
身体の変化に影響を及ぼす栄養学的要因(食事)について学ぶ
第7回[対面/face to face]:身体組成の改善に向けた身体活動の提案1
学んだ知識や情報に基づき,グループで脂肪量減少に向けた身体活動や食事案を提案する(プレゼンテーション)
第8回[対面/face to face]:身体組成の改善に向けた身体活動の提案2
前回の内容に基づいて実際に身体活動や食事内容の改善を行った結果を踏まえて,グループで改善・修正案を検討する(演習)
第9回[対面/face to face]:身体組成の改善に向けた身体活動の提案3
身体活動や食事内容の実践結果を踏まえて,仮定対象者に向けた脂肪量減少のための身体活動および食事の改善案を提案する(演習)
第10回[対面/face to face]:身体活動によって変化する生理的要因4
骨格筋の役割とトレーニングによる変化について学ぶ
第11回[対面/face to face]:身体活動によって変化する生理的要因の測定と評価2
骨格筋の増大に向けたトレーニング法の実際について学ぶ(演習)
第12回[対面/face to face]:身体活動によって変化する生理的要因5
有酸素性運動時の生理的状態と効果について学ぶ
第13回[対面/face to face]:身体活動によって変化する生理的要因の測定と評価3
有酸素性運動時の循環器系機能の実際および自覚的運動強度について学ぶ(演習)
第14回[対面/face to face]:身体組成の改善に向けた身体活動の提案
学んだ知識や情報に基づき,グループで脂肪量減少や身体組成(骨格筋の増減など)に向けた身体活動案を提案する(プレゼンテーション)
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
原則として,シラバスに記載されている授業内容に関し,事前に図書館等で情報を収集してから授業に参加してください。これを踏まえた上で,毎回の活動の実践やリアクションペーパーの作成に取り組んでください。また,授業ごとに内容を復習し,個人の考え・意見をまとめてから次回の授業に出席することを求めます。なお,これらの予習・復習のために要する時間は,それぞれ2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しません。必要に応じて授業支援システムを通じて,または授業中に資料を配付します。
参考書References
健康運動の支援と実践(田中喜代次・大蔵倫博 編 / 金芳堂 / 2006)
成績評価の方法と基準Grading criteria
1)授業参画の状況と理解度(授業時のリアクションペーパーや活動状況等で評価):80%,2)各回のプレゼンテーションの内容:20%,の配分で総合評価する。
※欠席・遅刻をした場合は単位取得のための学習時間を減じることになるため,「授業参画の状況」の評価が大きく低下します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
2021年度は,可能な限り対面での授業を実施しましたが,履修者が少なく,測定等は時間をかけて実施できた一方,当初計画していた種々の演習が出来ない状況でした。そのため,履修学生の皆さんには,予定していた受講生間のディスカッションの機会を十分に提供することができませんでした。次年度の授業は,実際に自らの身体を測定・評価したり,食事内容を確認したりしながら,自らの身体や健康に関連する情報を適切に取捨選択できる能力を身につけてもらえるよう授業を展開する予定です。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
種々の測定・評価等を行う場合には身体活動を伴いますので,必要に応じて運動に適した服装およびシューズ等の準備が必要になります。必要となる場合には,事前に周知しますので忘れずに準備をしてください。
その他の重要事項Others
本授業は,授業目的を達成する活動に際して教場等の制限があるため,履修者を最大20名とします。第1回目の授業時において履修希望者が20名を超えた場合には,履修人数の制限を行います。そのため,第1回目の授業には必ず出席してください。体調不良等でどうしても出席できない場合には,事前に市ヶ谷保健体育センターに履修希望を届け出た学生のみ履修の可能性を有することとします。
なお,本授業は単に自身が目的に応じた身体活動を実践できるに留まらず,他者への助言も可能になる知識や情報,さらにはその解釈について学習することを目的にしています。そのため,履修に際しては,運動やトレーニングの実践のみを行う授業ではないことに留意してください。