市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
CHM300LA(その他の化学 / Chemistry 300)イオンの科学AScience of Ions A
向井 知大Tomohiro MUKAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | Q6323 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 法文営国環キ2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※定員制(30名) |
他学部公開科目Open Courses | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 総合科目 |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course introduces the fundamental principles of ions.
The goal of the course is to improve your science literacy.
Your required study time is at least two hours for each class meeting.
Your overall grade in the class will be decided based on the usual performance score (80%) and term-end examination (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
我々の身の回りには、「マイナスイオン」や「アルカリイオン」など「イオン」という言葉が溢れています。このイオンとは本来どのようなものなのか、現代社会にイオンが貢献している点について学習します。
到達目標Goal
イオンは、物質から電気エネルギーを取り出したり、美しい光沢を持った金属の製造だけでなく、有機物の状態や見た目を変化させたり、化学反応を進める上でも重要な役割を果たしています。これらの現象とイオンの性質の関係を理解することで、身の回りの物質や製品についてより深い興味を引き出すことを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業では、講義だけでなく毎回実験を行います。授業ごとに実験結果をまとめ、感想や考察(小レポート)を書いてもらいます。化学実験の経験がなくても大丈夫なように、簡便な操作の実験を用意しています。また、高校等における自然科学系科目の履修の有無に関わらず理解できるように進めるように意識しています。
小レポートについて、次回授業のはじめに解説します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス
講義計画と実験の概要について説明
第2回[対面/face to face]:原子の構造
原子の構造と性質
第3回[対面/face to face]:砂糖と塩
イオンと有機化合物の違いについて
第4回[対面/face to face]:塩の溶解
水に溶けやすい塩と溶けにくい塩について
第5回[対面/face to face]:電子の配置
イオンになりやすい原子について
第6回[対面/face to face]:炎色反応
各種元素固有の光について
第7回[対面/face to face]:ホウ砂球反応
色のついた小さなガラス玉の作成
第8回[対面/face to face]:イオンの色
水を含むことで発色するイオンについて
第9回[対面/face to face]:水と酸塩基
水中のイオンの構造について
第10回[対面/face to face]:イオンの沈殿反応
イオンと化学物質の結びつきについて
第11回[対面/face to face]:金属イオンの分離1
様々なイオンが溶けた水溶液からの、特定イオンの分離
第12回[対面/face to face]:金属イオンの分離2
沈殿生成によるイオンの分離
第13回[対面/face to face]:金属イオンの定性分析
未知試料に含まれる金属イオンの検出
第14回[対面/face to face]:まとめ
これまでの内容のまとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義の内容に関連すると考えられる現象や用語について、各自が興味を持って書籍やweb検索などで調査してみてください。本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しません。毎時間プリントを配布します。
参考書References
使用しません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
実験回に課すレポートで平常点(配分80%)を評価し、学期末の実技試験(配分20%)とあわせて評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
その他の重要事項Others
この授業は化学実験室で行われます。
席に限りがあることや、感染症対策、安全への配慮のため受講者数を20名程度に制限しています。受講希望者数が過剰な場合、第1回目のガイダンスで抽選を行う場合があります。過去3年間、抽選は実施していません。