市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
HUG300LA(人文地理学 / Human geography 300)人文地理学セミナーBSeminar on Humanistic Geography B
米家 志乃布Shinobu KOMEIE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | Q6210 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 法文営国環キ2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※定員制(30名) |
他学部公開科目Open Courses | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 総合科目 |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
【Course outline】 We will learn about the historical geography of each area of Edo-Tokyo based on the descriptions of each ward section in "Shin-Sen-Tokyo Meisho Zue" from the separate volume of "Fuzoku Gaho", Japan's first graphic magazine published in the 30s and 40s of Meiji era.
【Learning Objectives】 The aim of this course is to gain a deeper understanding of the historical geography of Edo-Tokyo, based on materials from the Meiji period, and to consider the historical landscape that lives on today, what has been lost, and the geography from the past to the present.
【Learning activities outside of classroom】 Your study times will be more than four hours for a class.
【Grading Criteria】 Presentation by Power Point 50%, in class contribution 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
江戸東京の各地域の歴史地理について、明治30年~40年代に出版された日本初のグラフィック雑誌『風俗画報』別冊のなかから『新撰東京名所図会』の各区部の記述をもとに学びます。
到達目標Goal
江戸東京の歴史地理について、明治期の資料をもとに深く理解し、現在に生きる歴史景観、失われてしまった景観とはなにか、過去から現在の地理を考えることを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
ゼミ形式ですすめます。履修者が多い場合はグループワークとします。資料を丹念に読みながら地図上で確認し、江戸東京を構成する地域の歴史地理(主に法政大学周辺から旧東京15区の中心部)を理解するため、議論しながらすすめます。大学の方針に従って、対面授業(オンライン授業は最大7回まで)とします。資料の配布やパワーポイントは、学習支援システムおよびGoogleクラスルームを利用し、紙での配布はしません。授業の進め方は、ガイダンスで説明いたします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス
授業内容の説明、グループ分け、担当の分担
第2回[オンライン/online]:名所図会とは?
江戸名所図会から東京名所図会へ 概要を講義
第3回[対面/face to face]:新撰東京名所図会を読む
麹町区・神田区
第4回[対面/face to face]:新撰東京名所図会を読む
牛込区・四谷区
第5回[対面/face to face]:新撰東京名所図会を読む
赤坂区・芝区
第6回[対面/face to face]:新撰東京名所図会を読む
小石川区・本郷区
第7回[対面/face to face]:新撰東京名所図会を読む
京橋区・日本橋区
第8回[対面/face to face]:新撰東京名所図会を読む
浅草区・下谷区
第9回[対面/face to face]:新撰東京名所図会を読む
上野公園・後楽園など
第10回[対面/face to face]:新撰東京名所図会を読む
隅田川・吉原など
第11回[対面/face to face]:現地調査
名所図会で読んだ地域に実際に行って確認する
第12回[対面/face to face]:現地調査
名所図会で読んだ地域に実際に行って確認する
第13回[対面/face to face]:現地調査
名所図会で読んだ地域に実際に行って確認する
第14回[対面/face to face]:まとめ
授業内容の復習・まとめ・今後の課題など
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
発表の担当箇所を熟読し、レジュメとパワーポイントにまとめてください。現地調査後のレポートも作成してください。1回の授業につき、準備・復習時間は合計2時間です。
テキスト(教科書)Textbooks
『風俗画報別冊 新撰東京名所図会』
12階の地理学科事務室に備えておきますので、必要な部分を適宜、コピーしてください。なお、デジタル版は法政大学図書館のデータベースからダウンロードもしくは印刷できます。
参考書References
参考論文:
米家志乃布「近代の名所図会にみる江戸イメージ」『法政地理』第52号、2020年
同「名所図会の挿絵・写真にみる「旧観」江戸と「新景」東京」『法政地理』第54号、2022年
授業のなかで、他の名所図会などの史資料も適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
ゼミ形式の授業なので、平常点50%、発表やレポートの内容50%で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
ハイフレックス(教室での対面授業とZoomでのオンライン)授業は、受講者の発表内容の理解がすすまないため、各回ごとにどちらかに統一して行う予定です。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料の配布は学習支援システムおよびGoogleクラスルームを利用します。PCなど閲覧用の機器を持参してください。
その他の重要事項Others
ゼミ形式のため、履修希望者多数の場合、授業初回に選抜を実施いたします。初回には必ず出席してください。