生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
BLS100YC(生物科学 / Biological science 100)教職生物学Teaching Biology
齋藤 理佳Rika SAITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H8585 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes |
成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学 生:教員の受講許可が必要(オンライン授業の場合は、学習支援システムで許可を得るようにする) |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<生命科学部>Category |
環境応用化学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Biology is the study of all living things — from bacteria to plants to animals — and their relationship to their environments. This class study the structure and function of cells, organ systems, and tissues in animals and plants. You learn about physiology, behavior, genetics and heredity, pharmacology. This class provides a foundation of understanding in the basic biological sciences.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義の概要としては、「授業者・受講者・受講内容」が密接につながった授業を展開することにより「生きた授業」を実践する。
目的としては、この授業によって生物学の基本的な概念や原理をもとに育成された科学的自然観を、新たなる自分の知識として広げていくこと。
到達目標Goal
講義の前半は、細胞、DNA、遺伝子を中心とした「ミクロな生物学」を学び、後半については、神経系や感覚系を中心とした「マクロな生物学」を学び、それら全般を理解できることを目的とする。なお、専門的な理解の他にも、再生医療やNIPT(出生前診断)などの最新の情報、および歴史的な背景までも幅広く理解できる。加えて身近な話も盛り込むことにより、「生物学」が身近で面白い学問であることを学ぶ。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式で授業は進める。特に「生物学」が身近で面白い学問であることを講義形式の授業で理解してもらうために、パワーポイントやDVDなどの動画を使用し、必要であれば講義内容のさらなる理解度アップのための授業形式も取り入れる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス、ヒトの誕生から死まで
全ての生物は細胞からできていることを理解する
2:細胞の種類と構造
再生できる細胞とできない細胞、
3:細胞のはたらき
ES細胞、iPS細胞およびがん細胞
4:遺伝学の基礎
なぜ正確に遺伝情報は伝わるのか
5:DNAの構造、複製と変異および修復について
二重らせん構造は正確に遺伝情報が分配されるしくみをもっているが、その複製のメカニズムと情報修正のための機能を学ぶ
6:遺伝子とそのはたらき
遺伝の正体である遺伝子について学ぶ
7:遺伝に関わる疾患
遺伝子疾患は、遺伝子の異常が原因になっ て起きる疾患であるが実際にどのような疾患がありその原因遺伝子はそこにあるかを学ぶ。
8:染色体の構造と機能
真核生物では遺伝子情報はDNAに保存され、DNAは染色体に含まれている。その染色体の構造と機能を学ぶ。
9:生殖と発生
生物の生殖について学ぶと共に、出生前診断(NIPT)、およびiPS細胞を用いた再生医療についても学ぶ。
10:刺激の受容と反応 I
神経系と感覚系の一般的な性質
11:刺激の受容と反応 II
時に五感(体性感覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚)に関して学ぶ。
12:個体の制御 I
脳の構造と機能を学ぶとともに、脳を形成している神経細胞とグリア細胞と特徴についても学ぶ。
13:薬理学
薬の作用/副作用、及び薬と受容体の関係、競合阻害など薬理学の基礎を学ぶ。
14:恒常性(ホメオスタシス)について
自律神経とホルモンについて学ぶ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】各時間の講義の予習として、毎時間ごとの講義テーマに関する項目を予め参考書類などで調べておくこと。
また復習としては、毎時間ごとに授業中に配布したプリント、power pointとともに重要ポイントをまとめるので、それらについて理解を深めておくこと。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない。
必要に応じて資料を配布する。
参考書References
1) ケイン生物学
M.Cain/H.Damman/R.Lue/C.Yoon原著 石川統監訳 東京化学同人
2)Essential細胞分子生物学原著第3版
B.Alberts et al.(著)、中村桂子/松原謙一(翻訳)南江堂
3) Essential Cell Biology 4th edition原著第4版
B.Alberts et al.(著)、Garland Science
4)The cell 細胞の分子生物学原著第5版
B.Alberts et al.(著)、中村桂子/松原謙一(翻訳)ニュ
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業評価アンケートの指摘に応じ講義内容や講義レベル、講義形式および配布資料などを適宜修正する
成績評価については、「ミクロ」「マクロ」の両側面及び最新の生物学において講義中に話した内容を十分に理解できたかどうか、さらに自分自身の知識としてどれだけ身に着いたかを評価基準とする。具体的には授業にどれだけ熱意を持って取り組んているかを含む平常点及び授業内課題併せて30%、期末試験70%とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
全体的に授業の進行スピードが速めなので、その度ごとにみなさんの様子をみながらひとつひとつ理解できているか否かを確認しつつ、きめ細かい授業を展開したいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
特になし