生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
MAC400YC(材料化学 / Materials chemistry 400)卒業研究Graduation Research
山下 明泰Akihiro YAMASHITA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H8560 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<生命科学部>Category |
環境応用化学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Basic principles may be fully understood when a person observes something new to him/her. Therefore, it is important for a student to perform a year-long basic and/or applied research by himself/herself alone on his/her research topic. Students are evaluated based on their positiveness to the project as well as outcomes of their experiments.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
自らの発見から、改めて机上の議論を理解できることもある。すなわち、一人ずつ個別の研究テーマを持ち、1年間を通して基礎および応用研究を行うことは重要である。大学の学部4年間の集大成として卒業研究を遂行することは、単に理工学の知識や技術の習得に留まらず、社会人としての人間性を磨く最大の機会となる。研究に対する取り組み、および成果を中間発表、卒論発表で評価する。
到達目標Goal
与えられた研究テーマに関して、漫然と実験するのではなく、関連した文献を調査し、最新の知識を補填しながら、自ら進んで研究を進めることができるようになること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP4
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
下に示す28回に拘らず、学生と実験室で触れ合う中で指導する。与えられたテーマについて実験を遂行し、その経過をゼミで報告する。2月の卒論発表会を前に、研究発表のプレゼンテーション法についても詳細に指導する。
卒業研究の主たる作業は、実験室における実験の遂行となる。キャンパス内への入構が制限されている期間は、研究テーマに関する文献調査を主体に研究を進める。古典的な文献を精読し、ゼミにおいてその内容について発表する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:テーマの説明と展望
本研究室で行っている研究テーマの説明とその狙いを説明する。
第2回:実験要領の説明
個別の実験要領を説明する。器具、装置の使い方の説明。
第3回:基礎事項の学習
研究テーマについて、文献、参考書により学習する。
第4回:研究テーマに関する個別指導
各自に割り当てた研究テーマに関して個別指導を行う。
第5回:研究テーマに関する個別指導
膜分離法について概観する。
第6回:研究テーマに関する個別指導
生理学と生体系における物質移動について解説する。
第7回:研究テーマに関する個別指導
各種人工臓器について解説するー人工心臓。
第8回:研究テーマに関する個別指導
各種人工臓器について解説するー人工肝臓。
第9回:研究テーマに関する個別指導
各種人工臓器について解説するー人工膵臓。
第10回:研究テーマに関する個別指導
各種人工臓器について解説するー人工肺。
第11回:研究テーマに関する個別指導
各種人工臓器について解説するー人工腎臓(1)。
第12回:研究テーマに関する個別指導
各種人工臓器について解説するー人工腎臓(2)。
第13回:研究テーマに関する個別指導
各種人工臓器について解説するー人工腎臓(3)。
第14回:研究テーマに関する個別指導
各種人工臓器について解説するー携帯型血液浄化装置。
通年
第15回:研究テーマに関する個別指導
制御放出膜について概説する。
第16回:研究テーマに関する個別指導
薬物送達システム(DDS)について概説する。
第17回:研究テーマに関する個別指導
各種薬物送達システム(DDS)について解説するー眼科治療システム。
第18回:研究テーマに関する個別指導
各種薬物送達システム(DDS)について解説するー経皮治療システム。
第19回:研究テーマに関する個別指導
各種薬物送達システム(DDS)について解説するー経皮治療システムとフォノフォレーシス。
第20回:研究テーマに関する個別指導
各種薬物送達システム(DDS)について解説するー経皮治療システムとイオントフォレーシス。
第21回:研究テーマに関する個別指導
各種薬物送達システム(DDS)について解説するー経皮治療システムとエレクトリックポレーション。
第22回:研究テーマに関する個別指導
各種薬物送達システム(DDS)について解説するー経皮治療システムのデバイス構造。
第23回:研究テーマに関する個別指導
各種薬物送達システム(DDS)について解説するー経皮治療システムのデバイス製作。
第24回:研究テーマに関する個別指導
各種薬物送達システム(DDS)について解説するー経皮治療システムの特許。
第25回:研究テーマに関する個別指導
各種薬物送達システム(DDS)について解説するー飲み薬製剤。
第26回:研究テーマに関する個別指導
各種薬物送達システム(DDS)について解説するー腹腔内投与。
第27回:研究テーマに関する個別指導
腹膜透析法(1)。
第28回:研究テーマに関する個別指導
腹膜透析法(2)。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】 最新の文献、専門書を調べ、そこから得られた情報をもとに研究を遂行する。中間報告は毎週のゼミ(報告会)で行うが、一人が少なくとも2ヶ月に1回程度、発表の機会が得られるように配慮する。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし。
参考書References
文献を配布する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
卒業研究の実施状況(50%)、提出された卒業論文(30%)、及び卒業論文発表会での発表・質疑応答の内容(20%)から評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
この科目は一人1テーマの個別指導であるため、学生に対してできるだけ直接的な指導を行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ノート型パソコン。
その他の重要事項Others
Microsoft Officeのうち、MS-WORD, Excel, PowerPointに習熟していることは必須である。また、Excelを用いたコンピュータシミュレーションの基本を理解していることが望ましい。
本講義は日米の民間研究所で実務経験を持つ講師が、豊富な実例を交えて講義することで、基礎理論の応用例を身近に実感できるように配慮している。
主な評価対象は1年間の研究に対する取り組みと成果、および結果のプレゼンテーションであるが、本科目の性格上最も大切な研究に傾ける物理的な時間や情熱の因子を勘案したうえで、総合的に判断する。